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多摩市行財政再構築プラン(素案)

[2013年12月2日]

ID:371

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はじめに

多摩市行財政再構築プラン
~市民と進める行財政再構築を目指して~

平成16年2月
多摩市

はじめに

市民と進める行財政再構築

平成12年4月に地方分権一括法が施行され、地方分権が進みましたが、国からの税源移譲は遅れています。税収入の豊かさを示す財政力指数が全国でもトップクラスにある多摩市ですが、財政の硬直化が進行してきているのが現状です。急速に高齢化が進む将来にわたっても、住みよいまちであり続けるためには、「自らのまちは自らがつくる」を基本に、タイミングを逃さず、適切かつ抜本的な取り組みを進め、自立した自治体運営を行う必要があります。

世界最速ともいえる多摩市の急速な高齢化と不透明な経済状況、先が見えない地方財政制度や社会保障制度改革の行方を鑑み、責任をもって市政運営を行うためには、改革に向けて一刻の猶予もできません。また、抜本的な行財政改革を進めるには、一人ひとりの市民の方の理解と行動が不可欠です。「スピードをもって改革に取り組む一方、再構築のプロセスを丁寧に」という二律背反する命題への取り組みを総合化していく役割を担って、この「行財政再構築プラン」をとりまとめました。

私は、本プランを「財政再建プラン」でもなく「行革プラン」でもない、「行財政再構築プラン」と名づけました。多摩市がこれから取り組むことが、効率的な行財政運営や経費削減にとどまらず、行政と市民、民間との役割分担や事業の必要性など根本に立ち戻った見直しまで踏み込んだものにならざるをえないからです。そして、この行政サービスの再構築という取り組みには、これまで以上に市民の皆さんの力が必要であるということも含め、再構築であるからです。幸い、「多摩市行財政診断市民委員会」の皆さんが、白書を踏まえ、短期間で今後の改革についての骨太の方針をまとめてくださいました。併せて、市議会や多くの市民の皆さんからも、多くのご意見を頂きました。それらは、本プランの基盤となっています。

平成16年度予算は、本プランの作成作業と同時進行で、厳しい見直しを行いながら、編成することができました。再構築は、ようやく骨格ができたところであり、これからが本番です。小さな市役所にしながら、「新たな支え合いの仕組み」を地域に築いていくことは、一朝一夕にはできません。市民の皆さんと対等な立場で対話を重ねながら、本プランを具体的な形にし、推進することで、「だれもが夢をもって支え合うまち・多摩」を実現することが、これからの私の任務です。

多摩市長 渡辺 幸子

もくじ

1.プラン策定の目的

2.プランの位置づけと期間

  1. プラン策定までの経緯
  2. プランの位置づけ
  3. プランの期間

プランの位置づけと期間

3.行財政再構築の必要性

  1. 今なら間に合う健全財政への転換
    (1)厳しい歳入の展望
    (2)硬直化が進行する歳出
  2. 時代の方向性を見据えた自治体経営の必要性
    (1)少子高齢化
    (2)地方分権
    (3)グローバル化
  3. 「新しい公共」づくりへの模索

行財政再構築の必要性

4.プランが目指すもの・改革で何を実現するか

  1. スリムで変化に強い行財政運営の確立
  2. 「新たな支え合いの仕組み」による市民サービスの向上
  3. 安心して暮らし、住み続けることができるまちづくり

プランが目指すもの・改革で何を実現するか

5.改革の基本原則と視点

  1. 改革の基本原則
    (1)ゼロ・ベースの原則
    (2)市民協働の原則
    (3)根拠本位の原則
  2. 改革の視点
    (1)コストと成果指向のイニシアチブ(方向づけ)
    (2)「新たな支え合い」に基づく協働と役割分担
    (3)新たな未来を切り拓くための選択と責任

革の基本原則と視点

6.今後の収支見通しとプランの重点取り組み

7.具体的な取り組み

  1. 財政の健全化
    (1)経常収支比率と公債費負担比率の目標設定
    (2)基金の活用
    (3)歳入確保
  2. 市の運営体制の再構築
    (1)人件費総額の抑制
    (2)人事制度の改革
    (3)組織改革
    (4)業務の効率的な執行と市民サービスの向上
  3. 外郭団体への支援・関与
  4. 市の将来を展望した公共施設の再編と維持管理
    (1)公共施設の建設等や管理運営手法の見直し
    (2)公共施設等の配置のあり方の検討とストックマネジメント
  5. 市民サービスの再構築
    (1)行政が行うサービス(行政サービス)
    (2)「新たな支え合い」による民間の主体的実施に移行するサービス
    (3)「新たな支え合い」の仕組みづくり
  6. 多摩市の未来へ道すじをつける施策の展開
    (1)子育て・子育ち
    (2)高齢者・障がい者施策(セーフティ・ネット)
    (3)多摩センターの活性化
    (4)安全・安心な都市環境
  7. その他計画的に実施する事業

8.プランの推進に向けて

  1. 情報の共有化、説明責任の徹底と評価システムの構築
  2. 市民との協働による継続的なプランの推進
  3. 国・東京都への働きかけ

プランの推進に向けて

資料編

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