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平成28年度 市長コラム「多摩の風」

[2017年1月31日]

ID:4126

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多摩の風58 多摩市が舞台の映画「一週間フレンズ。」が公開(たま広報平成29年2月5日号掲載)

葉月抹茶さんのコミック「一週間フレンズ。」は若者たちに大人気で、シリーズ累計150万部を超す大ベストセラーとなっています。既にテレビアニメ・舞台化も果たしていて、今月18日、実写版映画として封切られることになりました。アニメ版と映画の物語の舞台は何と多摩市です。
1週間しか記憶が持たない彼女と毎週友達になると決めた彼とのラブストーリー。舞台となる高校の正門は青陵中学校。二人が語らい通学している風景として聖蹟桜ヶ丘駅・多摩センター駅周辺、桜ヶ丘1丁目界隈(かいわい)、貝取さんぽ道などが登場します。教室は多摩大学附属聖ヶ丘中学校・高等学校など、見慣れた光景が随所に登場します。主役は川口春奈さんと山﨑賢人さん。
現地ロケなど映画撮影のお手伝いは「たまロケーションサービス」の皆さん。映画撮影を通して多摩の魅力発信と街おこしに一役買っていただいています。エキストラとして登場することもあるのだとか。今回は多摩市が舞台の映画とあって、力も入っていたようです。
たまロケーションサービス、自治会の皆さん、各学校、配給元の松竹株式会社のご協力でロケ地マップも作成中とのこと。
映画はもちろん、マップ片手にロケ地めぐりもぜひ楽しんでください。

(多摩市長 阿部裕行)

多摩の風57 みたくない初夢(たま広報平成28年12月5日号掲載)

早いものです。師走の月を迎えました。子どもたちにとってはクリスマスそしてお正月と一年で一番嬉しい季節でしょう。
併せて12月10日は「世界人権デー」。12月9日は「障害者の日」です。「世界人権デー」は世界人権宣言が2つの世界大戦への反省から国際連合で採択されたことを記念する日です。
私も「アンネの日記」に胸を揺さぶられました。ホロコースト、いわゆるユダヤ人大虐殺の悲劇。世界人権宣言はその事実や悲惨な戦争から目を背けてはならない、として生まれました。ユネスコ憲章も同様です。
今年の夏「帰ってきたヒトラー」という現代にタイムスリップしたヒトラーがモノマネ芸人として大ブレークするという喜劇映画を観る機会がありました。結構シビアな風刺映画だなぁと感じました。
あまり知られていないのですが、ヒトラーはこのホロコーストに先立ち20万人にのぼる障がい者を虐殺しています。7月、相模原市の知的障害者施設で多くの重度障がい者が殺されるという残虐な事件で容疑者の行動が注目を集めました。
「重度の障がい者は生きていても仕方がない」など「優性思想」を是とする言葉を発したのです。
ヒトラーがタイムスリップするような初夢は絶対に見たくないですね。
では。よいお年を!

(多摩市長 阿部裕行)

多摩の風56 「がんばらない」の鎌田實先生の教え(たま広報平成28年11月5日号掲載)

私が敬愛してやまない諏訪中央病院名誉院長の鎌田實(みのる)先生が先月、多摩市に来られ、介護保険市民フォーラムで講演いただきました。
ご承知の通り、かつて長野県は脳卒中の死亡率が全国ワースト1位。鎌田先生は長年にわたり食生活改善運動に取り組んできました。
私はお話を聞き、特に大事なこととしてこの五つに整理できるかなと。1.減塩2.野菜を食べる3.体を動かし歩く4.生きがいを持つ5.他者を思いやる。
その結果、長野県は、いまでは健康寿命日本一さらには幸福度ランキングでも常にトップクラス。住み慣れた地域で生きがいを感じながら、「1%は誰かの為に」齢を重ねていくことが大切とも力説されます。若い介護士へのありがとう、という感謝の気持ちが大事。口に出し気持ちを伝えていかないと、人材は育たないと。
母親と子どもあるいは夫婦のスキンシップでは「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンが放出されるそうです。オキシトシンに年齢は関係ないとか。「愛情」「友愛」「慈愛」なのでしょうか。
著書「がんばらない」の鎌田先生が「がんばっている」のがバレンタインチョコキャンペーン。白血病に苦しむイラクの子どもたちに医薬品を届けようと。詳しくは団体名「JIM-NET」で検索を。そんな鎌田實先生が大好きです。

(多摩市長 阿部裕行)

多摩の風55 「一念、天に通ず」(たま広報平成28年10月5日号掲載)

先月の新聞で、「百貨店大量閉鎖時代に」という記事が躍りました。三越多摩センター店が事業終了するとの報道に多くのご心配の声をいただいています。
お中元・お歳暮の需要は減少気味という話は聞いていました。コンビニの商品も日進月歩。ネット通販も産地直送で便利な時代ですし。老舗の百貨店といえども非常に厳しい時代のようです。
さて、本市のパルテノン多摩大規模改修問題です。老朽化やバリアフリーへの対応と共に、フロア構造も改善し、公園との一体化など来訪者が気軽に滞在できるような施設へと大幅な衣替えを考えています。
また、現在、多摩センターで進めている図書館本館再構築構想も視野に入れ、多摩中央公園にも手を加えて、これからも多摩センターが多摩ニュータウンさらには南多摩の情報・文化・交流の拠点となるようデザインしていきます。
物流やサービスなど、消費動向の変化、何よりも超高齢化そして少子化の影響を冷静に分析し、スローライフでウェルネスな時代を先取りしていきます。
この秋も、パルテノン多摩の説明会・シンポジウムをはじめ、各種事業のワークショップを開催します。
先を読むことの難しい時代ですが、「一念、天に通ず」の覚悟で乗り切っていきます。市民の皆さんと共に。

(多摩市長 阿部裕行)

多摩の風54 初めての「避難勧告」(たま広報平成28年9月5日号掲載)

8月22日、多摩市として初めて、避難勧告を発令しました。関戸三丁目・連光寺一丁目1番地にお住まいの687世帯、1,521人の皆さんがその対象でした。
11年ぶりに関東を直撃した台風9号は、道路・鉄道・河川など各地に大きな被害をもたらしました。
多摩市では、午前8時45分に応急対策本部を設置。11時台には最大57.5mmの雨量を記録し、大栗川はアッという間に2mも水位が上昇。はん濫危険水位の2.50mを越えました。
直ちに災害対策本部に切り替え、11時15分、避難勧告を発令。防災行政無線・広報車・消防団・メール配信・ツイッターなどで避難を呼びかけました。
避難先となった連光寺小学校、総合体育館には96人の皆さんが避難されました。その後、風雨も収まり、水位も下がったことから16時30分に解除。
直後の8月24日には「多摩市防災会議(年に1回開催)」が開かれ「地域防災計画【風水害編】」の論議を行い、新たに決定しました。
地球温暖化による海水面温度の上昇は、台風の巨大化に伴い被害を大きくしています。一気に水位が上がった際の避難場所の在り方や、災害時要配慮者への伝達方法など課題も多いことを肌で感じたところです。
このコラムを執筆している8月26日時点では、台風10号の情報も入ってきています。大事なことは「命を守る」、「逃げる」の決断です。

(多摩市長 阿部裕行)

多摩の風53 胸躍るオリンピック開幕(たま広報平成28年8月5日号掲載)

昭和39年、東京オリンピックの年。確か私は小学校2年生の8歳でした。
オリンピックの聖火ランナーを見るため、先生に引率され緊張して沿道で待っていた時間。金メダルに輝いた大松博文(だいまつひろぶみ)監督率いる女子バレーボールに釘付けになった日々。柔道無差別級オランダのヘーシンク選手の見上げる大きさに驚愕。体操のチェコスロバキアのチャスラフスカ選手の微笑と金メダルの演技。マラソンで優勝したエチオピアのアベべ選手。しばらく私のあだ名はアベべ。気恥ずかしかったです。
100近い世界の国々と肌の色や言葉の違う海外の選手たちを通して、子ども心に世界は果てしなく広いのだと感じたことを思い出します。
あれ以来、私もオリンピックウオッチャーの一人に。今年のリオデジャネイロのオリンピック・パラリンピックには多摩市ゆかりの選手が3人出場します。車いすマラソンの土田和歌子(つちだわかこ)選手はアテネ大会の5,000mで金メダル、マラソンで銀メダルに輝き、現在はママさん選手として大活躍。シンクロの小俣夏乃(おまたかの)選手は映画「ウォーターボーイズ」を見て未来の選手を決意したとか。新体操の畠山愛理(はたけやまあいり)選手はロンドン大会でも入賞した聖ヶ丘中学校出身の多摩っ子。
日本選手団の皆さんのご健闘を心からお祈りします。

(多摩市長 阿部裕行)

多摩の風52 「平和・人権課」が誕生(たま広報平成28年7月5日号掲載)

多摩市では、この4月、組織改正を行い、くらしと文化部に「平和・人権課」という、人権を根底に据え、平和を追求するセクションを設けました。
「名は体を表す」と言いますが、志は高く厳しい現実とも向き合わねばなりません。担当職員は冷や汗の日々かもしれません。
今年は平和主義、基本的人権の尊重、国民主権を掲げる日本国憲法公布70年の年です。根底には戦争の惨禍を二度と繰り返してはならないという強い意志と決意があります。1948年には「平和の実現なくして人権は保障されない」と国連は二度にわたる世界大戦の惨劇を繰り返すまいと「世界人権宣言」を採択しました。
本年、私は中学生6人と共に8月9日、「長崎平和祈念式典」に参列してきます。これまで3回にわたり広島に子どもたちを派遣してきましたが、報告会では、核兵器の廃絶、戦争は許されない、などの他、クラスのいじめ、孤立しがちな友達をつくらないなど身の回りから、平和が生まれる、と述べた子もいます。
世界各地でテロや銃撃により殺傷される人々が相次いでいることに怒りと悲しみを覚えます。「平和・人権課」の設置は、私たちの平和への強い想いと決意です。「戦争こそ最大の人権侵害である」ことを共に訴え続けていきましょう。

(多摩市長 阿部裕行)

多摩の風51 健幸(けんこう)まちづくりへの一歩(たま広報平成28年6月5日号掲載)

先日、開催した「健幸まちづくりフォーラム」で、辻哲夫東京大学高齢社会総合研究機構特任教授は、健康には、「食」「運動」そして「社会参加」がキーになると話されました。
また、先月にはスマートウエルネスシティ首長研究会が茨城県取手市で開催され、全国から30を超える自治体首長らが参加し、食・運動・社会参加などさまざまな要素の成果や課題について、幅広い視点で活発な情報提供・意見交換が行われました。
「大学のゼミのようですね」とは、スマートウエルネスシティ首長研究会に初参加の、わが多摩市の「健幸まちづくり政策監」の安里(あさと)賀奈子さんが、各市が切磋琢磨する様子を捉えて発した一言。
安里さんには、4月1日に厚生労働省の課長補佐から多摩市へ華麗なる転身を遂げていただきました。3人のお子さんがいる方で、保育園や学童を活用し多摩市役所へ。庁内に新風を吹き込み、超高齢化と少子化など地域の実態を把握し国の政策に生かしていただきたいと考えています。健康長寿な多摩のまちを実現したいと、熱い情熱をみなぎらせている方です。
健康無関心層へのアプローチ、多摩市版地域包括ケアなど、市民の皆さんと共に取り組んでいきます。
健幸長寿なまちを目指し、まずは「一歩」です。

(多摩市長 阿部裕行)

多摩の風50 熊本地震被災者への支援の輪を広げよう!(たま広報平成28年5月5日号掲載)

熊本、大分をはじめ広域の地震で被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
多摩市は社会福祉協議会、日本赤十字の皆さんとともに、義援金の呼び掛けを街頭や市役所・公民館で行っています。また、自治体職員交流の縁で繋がった熊本県八代市からの要請によりトイレットペーパーなどの生活支援物資を、多摩市消防団指揮車などを活用し陸路で、職員の手で搬送しています。
八代市・宇土市は庁舎そのものが倒壊危機に瀕し、使用できません。災害対策の拠点となるべき庁舎を失った自治体の無念さは言葉になりません。積極的な応援をと考えています。市民の皆さまのご支援・ご協力よろしくお願い申し上げます。
日本は地震列島であり火山列島でもあります。中央構造線や2,000以上ある活断層帯上では多くの人々が生活し、中には都市施設、原発などが立地している所もあります。
400年前、大分・愛媛・近畿で発生した慶長大地震のように広がらないことを祈るばかりです。広域に波状的に地震が発生している状況は私たちにとっても経験のない事態です。早期に断層帯の活動が沈静化し被災者の皆さんの心労が小さくなることを願っています。頑張れ「くまモン」。全力で応援しましょう。

(多摩市長 阿部裕行)

多摩の風49 井上正吉(しょうきち)さん宅のコマツナ(たま広報平成28年4月1日号掲載)

多摩市にも江戸野菜と言われる伝統野菜があるようなのです。多摩市関戸にお住いの井上正吉さん宅で収穫している「コマツナ」「サヤエンドウ」「ササゲ」は多摩にしかない品種かもしれません。
井上さんは御年96歳。代々多摩村育ちのご一家です。自家採種してきた井上さん宅の「コマツナ」は私たちの知る「小松菜」とは違い、大きな葉が特徴的な明るい緑色の作物です。
井上さん宅では、けんちん汁やおひたしにして食べておられるとか。
井上さんのお宅と畑の辺りはかつて狼谷戸(おおかみやと)と言われていました。旅人が狼に襲われたといういわれから、この地名が付いたようです。谷戸とは丘陵地で見られる浅い谷状の地形のことですが、市内のあちこちにその痕跡を見ることができます。
現在、パルテノン多摩で「多摩の谷戸と農のいとなみ」という特別展が開催中です。多摩市文化振興財団学芸員の仙仁径(せんにけい)さんが「コマツナ」をはじめ多摩の農業の調査を担当し、パルテノン多摩の市民ボランティア「多摩くらしの調査団」、地元の生産農家の皆さんなどにも協力いただいています。
会場では「春の妖精」といわれるスプリングエフェメラルという春先にしか花を咲かせない植物の紹介もあります。ぜひお立ち寄りください。7月11日(月曜日)まで。

(多摩市長 阿部裕行)

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