ナラ枯れ(樹木の枯れ)被害について
[2021年2月19日]
ID:12145
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紅葉でない時期に枯れている様子(イメージ)
木の根元に木くずが堆積している様子(イメージ)
ブナ科(ブナ属を除く)の多くの種で被害が確認されています。
例えば、
・コナラ属
ミズナラ、フモトミズナラ、コナラ、クヌギ、アベマキ、カシワ、イチイガシ、アカガシ、アラカシ、ウラジロガシ、シラカシ、ウバメガシ等
・クリ属
クリ
・シイ属
スダジイ、ツブラジイ
・マテバシイ属
マテバシイ
※穿孔を受けても樹木の防御反応により、全てが枯死に至るわけではありません。
・ビニール被膜 カシノナガキクイムシが樹木に潜入する前に、樹幹にビニールを巻き、穿入を防ぎます。
※ほかに殺菌剤や被膜剤塗布などがありますが、薬剤を使用する場合は、近隣への十分な説明と配慮が必要となります。
※いずれの場合も完全な予防は難しいため、被害を早期に発見し、初期の段階で防除を実施することが重要です。
・伐採、焼却(実施する時期:11月から5月頃まで)
被害木を伐倒後、幹は持ち出し焼却またはチップ(リサイクル)などにします。チップ化する場合は、できるだけ細かくし、18℃以下で十分に乾燥させます。低温乾燥させた状態を一定程度維持することで、カシノナガキクイムシは死滅します。
残った切り株にもカシノナガキクイムシが生存している可能性があります。一般的には、くん蒸処理(農薬による薬剤処理)が標準的な処理方法となっていますが、市街地では健康上の問題から、実施する場合は近隣への十分な説明と配慮が必要です。そのため、市では、切り株をノコギリ等でメッシュ切りにするなど、できるだけ多く筋を入れることで、冬の乾燥した空気にさらす方法を用いる予定です。
すでに枯れてしまい倒木の危険がある場合は、上記の駆除方法を参考に所有者の責任で行っていただく必要があります。しかし、伐採等の処理は個人では難しいと思われますので、その場合は専門の造園業者等に相談することをおすすめします。
枯れていない樹木については、状況に応じた措置等を専門機関に問い合わせる必要があります。この場合、東京都の森林関係の部署を紹介しますので、まずは環境政策課にご相談ください。
ナラ枯れの発生メカニズム、一般的な対策など詳細は下記をご確認ください。
・民有地のナラ枯れ対処方法について
環境政策課 環境政策担当 電話番号 042-338-6831
・公園、緑地のナラ枯れを見つけた場合
公園緑地課 みどり担当 電話番号042-338-6837
・道路の街路樹にナラ枯れを見つけた場合
道路交通課 整備保全担当 電話番号042-338-6864
多摩市役所環境部環境政策課環境政策担当
電話番号: 042-338-6831
ファクシミリ番号: 042-338-6857
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