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多摩市行財政診断白書 第2部各論編 第1章 公共施設のあり方(1)

最終更新日:平成20年3月31日

1. 1 他市と比較し水準が高い多摩市の公共施設

ポイント

  • 多摩市の公共施設は、都市基盤分野、公共建築物とも整備水準が高い状況です。
  • 都市基盤分野では、下水道普及率、道路率や公園面積等が他市と比較して整備率が高くなっており、橋りょう156橋や共同溝(2キロメートル)等、他市にはない都市基盤が整備がされています。
  • 公共建築物では、集会施設の箇所数が類似都市10市中、1位で、26市平均の2倍あります。学校は市街化面積当たりの学校密度が大きく、児童・生徒数に対して校舎面積が広いという状況です。社会体育施設では、テニスコート、球技場、キャンプ場、武道館や屋内プール等が類似都市比較では水準以上といえます。

(注)この白書の公共施設は、大きく都市基盤分野と公共建築物の2つに体系化し整理しています。

1. 下水道の状況

 近隣市比較では、99%の下水道普及率と高い整備水準です。

図表1 下水道普及率

2. 道路の状況

 「道路率」は行政面積中に占める道路面積に割合ですが、多摩市は類似都市10市中、第1位です。グラフにはありませんが26市中でも第2位です。

図表2 道路率

 幹線道路の幅員が8.39メートルと類似都市10市中、第1位です。これは、歩道や歩行者専用道路などの整備水準が高いためです。

図表3 道路の延長及び面積

3. 橋りょうの状況

 橋りょうが156橋あり、昭和45年から58年の13年間に124橋が集中的に築造されています。
 多摩ニュータウンは、多摩丘陵を造成して整備されました。その際、南北に走る谷戸沿いに幹線道路を配し、丘陵部を主体に住宅地を配置すると共に、歩車道分離など、先進的な理念が導入されています。多摩市の橋りょうは、こうした地形条件の中、東西の人の行き来を確保するために、整備された経過があります。

図表4 橋りょう建設推移

4. 公園の状況

 市立公園面積が類似都市10市平均より、3倍以上の面積の161.31ヘクタールが整備されています。

図表5 公園の状況

5. 集会施設の状況

 類似都市10市比較で集会施設の数が211箇所で1位、延面積でも10,000平方メートルを超え2位です。箇所数は市平均の2倍あります。

図表6 集会施設数と延べ面積

参考:市民が集会・公演等の利用ができる公共施設は、条例上63施設あります。(集会所44箇所は除く。)

図表7 市民が集会・公演等の利用ができる公共施設図

図表7 市民が集会・公演等の利用ができる公共施設図

  • 第1地区:1 関戸公民館、2 女性センター、3 関・一つむぎ館(コミセン)、4 多摩第1小、5 多摩中、6 交通公園
  • 第2地区:7 連光寺福祉館、8 ひじり館(コミセン)、9 連光寺小、10 聖ヶ丘小、11 聖ヶ丘中、12 旧聖蹟記念
  • 第3地区:13 やまばとホール、14 ゆう桜ヶ丘(コミセン)
  • 第4地区:15 かえで館、16 東寺方複合施設、17 ふれあい館(コミセン)、18 総合体育館、19 多摩第2小、20 多摩第3小、21 竜ヶ峰小、22 東寺方小、23 東愛宕小、24 西愛宕小、25 東愛宕中
  • 第5地区:26 永山公民館(ベルブ)、27 消費生活センター(ベルブ)、28 諏訪複合施設、29 永山小、30 諏訪小、31 北諏訪小、32 瓜生小、33 多摩永山中、34 諏訪中、35 南永山社会教育施設、36 東永山複合施設、37 西永山複合施設、38 武道館、39 陸上競技場、40 資源化センター
  • 第6地区:41 豊ヶ丘複合施設、42 こぶし館(コミセン)、43 南豊ヶ丘小、44 南貝取小、45 北豊ヶ丘小、46 北貝取小、47 豊ヶ丘中、48 貝取中
  • 第7地区:49 多摩センター地区市民ホール、50 Tom House(コミセン)、51 パルテノン多摩、52 東落合小、53 西落合小、54 南鶴牧小、55 大松台小、56 落合中、57 鶴牧中、58 落合複合施設、59 みどりの家、60 農家風休憩施設、61 旧富澤家
  • 第8地区:62 総合福祉センター、63 温水プール

6. 学校の状況

 市街化区域面積に対しての学校数が多いため、公立学校1校あたりの市街化区域面積が1校あたり65ヘクタールと近隣6市の中で一番小さい面積になっています。

図表8 公立学校1校あたりの市街化区域面積

 公立学校1校あたりの児童・生徒数が1校あたり335人と類似都市10市の中で一番少ない人数になっています。

図表9 公立学校1校あたりの児童・生徒数

 公立小学校1校あたりの児童数の26市平均は1校あたり441人ですが、多摩市は1校あたり335人と平均より少ない児童数になっています。市内の小学校の児童数をみると26市平均を下回っている学校が21校中17校に及んでいます。
 同じように中学校生徒数の26市平均は1校あたり410人ですが、多摩市は1校あたり335人と平均より少ない生徒数になっています。市内の中学校の生徒数をみると26市平均をすべての学校が下回っています。

図表10

 類似都市比較で小学校児童数が同じくらいの三鷹市と校舎延面積を比較すると、約19,000平方メートル多摩市が上回っています。三鷹市の学校数は15校、多摩市は21校です。

図表11 小学校児童数と校舎延べ面積

 中学校生徒数が同じくらいの東村山市と校舎面積を比較すると、約11,000平方メートル多摩市が上回っています。東村山市の学校数は8校、多摩市は10校です。

図表12 中学校生徒数と校舎延べ面積

7. 社会体育施設の状況

 武道場は、面積及び面数とも類似都市10市中、第1位の整備水準です。

図13 武道場

 球技場は類似都市10市中、面数が5面で第2位、面積が第3位の整備水準です。

図14 球技場

 テニスコートは類似都市10市中、面数が27面で第2位、1面あたりの人口をみますと5,197人と一番少なく、利用しやすさは第1位の整備水準といえます。

図表15 テニスコート1面あたりの人口

 屋内プールは類似都市10市だけではなく、26市の中でも面数及び面積が第1位の整備水準です。

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