全国都市問題会議に出席して(平成19年10月)
最終更新日:平成20年3月30日

全国の市長、市議会議員など約2千人が参加し、毎年開催される「全国都市問題会議」が、今年は10月11日、12日の2日間にわたり静岡市で開かれ、私は、パネルディスカッションのパネリストとして参加させていただきました。
第69回となる今回の会議のテーマは「分権時代の都市とひと-地域力・市民力-」。地方分権が進む中、自治体においては、住民自治とこれを支える市民が非常に重要であり、「地域力」「市民力」の高い地域社会の創出と、その担い手となる「ひとづくり」が強く求められている、というものです。2日間の会議を通して、研究者、市長、NPO、企業などから様々な取り組みが報告され意見が交わされました。

パネルディスカッションでは、市民活動や企業誘致の状況など、多摩市のPRとあわせて、コミュニティセンターや自治推進委員会など、多摩市が市民の皆さんと進めている計画、実施、評価の各段階における市民参加・協働の事例を紹介しました。また、「私たちのまちの自治」の最高規範として制定した「多摩市自治基本条例」、市民活動に踏み出す出会いの広場としてオープンした「市民活動情報センター」、市民の発想による公益的な事業を応援する「市民提案型補助金」など、多摩市民の力・地域の力を活かしたまちづくりを更に進めるために取り組んでいる「新たな支え合いの仕組みづくり・新しい公共」について報告させていただきました。

今回パネリストの1人としてお招きいただいたのは、こうした多摩市の取り組みが、まさに会議のテーマに合致し、全国の自治体の「半歩先」を行くモデルとして注目、評価されたものと嬉しく思っています。
少子高齢化に伴う人口減少社会の到来と地方分権の進展。大きな社会の変革期にある今、あらためて一人ひとりの市民、一人ひとりの個人の幸せをどう豊かにしていけるのか、市民(大学や企業も)、行政、市議会等が、立場を超えて皆で考え、知恵を出し合い、行動し、共感の輪を広げてまちづくりの力にしていくことの意義と重要性を、会議の議論全体を通じて強く感じました。
会場となった静岡市民文化会館がある駿府城跡周辺は、歴史の香り高い落ち着いた街並みが印象的で、ちょうど、徳川家康公が大御所として駿府城に入城してから四百年を記念した「大御所四百年祭」が開催されていました。この催しにもたくさんの市民が関っているそうです。多摩市も、多摩市ならではの個性と魅力を生かしながら、市民の皆さんと力をあわせて、次代につながるまちを創っていかなければならない、という思いを強くして会場を後にしました。一歩ずつでも、着実に、市民の皆さんとともに、将来を見据えながら、今を大切にした取り組みを前に進めてまいります。
平成19年10月25日
多摩市長 渡辺 幸子
このページに関する問合せ先
企画政策部広報広聴課
電話番号:042-338-6812 ファクシミリ番号:042-337-7658
Eメールでの問合せは専用フォームをご利用ください。