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障がい者や高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らしていけるために(平成19年4月)

最終更新日:平成20年3月30日

福祉オンブズマンの先生から意見表明をいただきました

福祉オンブズマンの先生

 去る3月27日、多摩市福祉オンブズマンの木下泉先生(弁護士)、川廷宗之先生(大妻女子大学教授)から、「障がい者や高齢者が住み慣れた地域において安心して暮らしていけるために」という視点で、平成18年度の苦情・相談事例をもとにした意見表明をいただきました。

 福祉オンブズマンは、市民の皆さんからの健康福祉サービスに係る苦情・相談を受け、中立・公正な立場で調査し、市及び民間福祉事業者のサービス内容を是正するように勧告するほか、制度の改善などに係る意見表明を行います。

 今回の意見表明では、「1 ホームヘルパーの充実について」、「2 障害者自立支援法の施行をめぐる状況について」の2点につき、具体的な事例をもとに問題点と提言がまとめられています。

 「1 ホームヘルパーの充実について」では、ヘルパーの労働環境は非常に厳しく、良質な福祉サービスの提供が困難であるとの現状分析をもとに、雇用条件を向上して人材確保を図り、資質を高め、ヘルパーという職業に安定して就業できるようにすることの必要性が示されています。また、ヘルパーの資質向上等に関する公的補助や制度創設、財政的施策などを市単独で行うことは困難であることから、東京都や国に対する働きかけが必要とされています。

 「2 障害者自立支援法の施行をめぐる状況について」では、法改正に伴うサービス制度に関して特に問題なのは「相談支援」及び「重度障害者等包括支援」の整備であるとの指摘をいただきました。また、制度の充実を図るための財政的な支援策等の構築が必要であることから、東京都や国に対する問題提起をしていくことが必要とされています。

 今回のオンブズマンの先生方からの意見表明は、障がい者や高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らしていけるような多摩市にしたい、という願いがそのベースにあります。そして、市民の皆さんや福祉現場の最前線でがんばっていらっしゃる皆さん方からの声を、専門的な見地から代弁していただいたものと受け止めています。
 国や東京都に対し、機会をとらえて法や制度の改善につき働きかけを続けていくとともに、地域の実情に応じた柔軟な事業展開ができるよう創意工夫に努めてまいります。

 平成19年4月18日
  多摩市長 渡辺 幸子

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企画政策部広報広聴課
電話番号:042-338-6812 ファクシミリ番号:042-337-7658
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