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平成21年度一般会計予算が修正可決されました(平成21年3月)

最終更新日:平成21年3月31日

 3月30日、平成21年第1回定例市議会最終日、平成21年度一般会計予算が修正可決されました。
 すでにこの「市長メッセージ」欄でお知らせしましたが、本予算については、3月13日の予算特別委員会において「平成21年度多摩市一般会計予算の編成替えを求める動議」が可決されたことを受け、同特別委員会において撤回し、再提案することを表明いたしました。

 その後、動議の内容を重く受け止め、未曾有の経済危機の中にあって市民生活を守るため、所得の低い市民の方々への影響を緩和するとともに、将来にわたって責任ある対応を図る視点で、当初の案を一部見直した予算を再提案しました。

 この「再提案した予算」と「平成21年度多摩市一般会計予算の編成替えを求める動議」の項目の比較(歳出予算関係)は、以下をご覧ください。

 さて、現下の危機的な社会経済状況は、市民生活はもとより、市の財政にも大きな打撃を与えています。市民生活を守ることと、子どもたちや孫たちの将来世代に「ツケ」を回さないことのバランスをどのように図るかは、大変難しい課題です。

 こうしたことから、平成21年度予算は、「目の前だけの」、あるいは「今だけの」、「その場しのぎの」対応ではなく、現状のサービスが本当に見直しできないものなのか、真に必要な方々に届いているのかなどについて改めて検証しながら、将来にわたって持続可能な仕組みを、市民の皆さんの知恵もいただき、職員一丸となって編成してまいりました。

 このように編成した平成21年度予算ですが、当初お示しした案については、予算特別委員会における「編成替え動議」が可決されたことを受け止め、特に低所得の皆さんへの配慮を厚くする内容で再提案しました。
 しかしながら、3月27日の予算特別委員会、そして30日の議会最終日において、先の動議を提出した3会派から、概ね先の動議の内容のとおりとする修正案が提出され、僅差で可決されました。

 以下、修正案により復活または削除された主な項目に対する考えを述べます。

 小中学校の就学援助費については、当初の案の内容で再提案しました。これは、当初の案においては、今までこの制度を受けることのできた所得の比較的高い世帯を見直しましたが、見直し後でも学齢期のお子さんを持つ世帯の約30%、ひとり親家庭の約90%をカバーできる内容であることによります。このことは教育委員会でも数度にわたり慎重に審議していただいた結果でもあります。しかし、こうした見直しは認められず、就学援助費の支給対象をもっと拡げる内容で修正されました。

 「やまばとホール」については昨年9月議会で施設の廃止条例が議決されたことを受け、今後の維持費等や施設の安全面も考慮して解体工事に係る経費を計上しましたが、修正案ではこれが削除されました。なお、施設を解体しない場合、同ホールを使わなくても年間500万円以上の経費がかかる見込みです。

 心身障がい者支援事業における「交通費助成支給基準」の見直しについては、例えば聴覚障がい者の方は対象から外す一方で、聴覚障がい者の方への情報提供の充実として、要約筆記者派遣事業を開始するなどの施策を開始するものでした(聴覚障がい者の方に対しては、従前から手話通訳サービスの利用者1割負担分を市が負担するなどの対応もしてきています。)。なお、今回の市の案は、すでに昨年12月議会で可決された補正予算(基準の変更に伴うシステム改修経費として210万円を措置)の内容のとおりだったのですが、修正されたことにより、また経費をかけてシステムを元に戻さなければならなくなり、助成金支給の時期も遅れることが見込まれるなど、少なからず対象者の皆さんへの影響が予測されます。

 「せいせき多摩川花火大会」については、動議を踏まえ、再提案では1,300万円の補助金を1,000万円に縮減することとしましたが、修正により、650万円とされました。たくさんの市民団体や個人の方、企業の皆さん、警察署や消防署をはじめとする関係機関など、多くの方々の汗と力により成り立っているこの花火大会に対しては、20万人もの方々が来場くださる中で、市として警備などの安全管理に係る経費を補助してきていますが、今回の大幅な減額修正を受けて今後、実行委員会の皆さん方とも相談する必要があると思っています。

 言うまでもなく、市長と市議会は、市政運営の「車の両輪」です。行政の提案に対して、市議会での多様な立場からの議論の末に種々の変更を求められることは承知しています。
 その意味でも今回、「編成替えを求める動議」を真摯に受け止めた上で、将来世代に対しても責任を果たす観点で速やかに検討し、最大限の配慮をいたしましたが、僅差とはいうものの、結果としてはご理解を得ることはできませんでした。

 事前に市議会で議決された内容に沿って進めていた事業が、次年度予算の議決の段階で異なる内容となるなど、行政としては大変戸惑う内容を含んでいますが、市民生活に影響を及ぼさないよう、引き続き誠実に市政を前へと進めてまいります。
 市民の皆さんのご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。

平成21年3月30日

多摩市長 渡辺幸子

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企画政策部広報広聴課
電話番号:042-338-6812 ファクシミリ番号:042-337-7658
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