下水道事業における概算数量発注方式の試行運用について

多摩市下水道事業が発注する工事或いは委託業務の一部について、設計積算業務の効率化、早期発注及び発注時期の平準化を図ることを目的として、概算数量発注方式による発注方式を試行的に導入することにしました。
つきましては、以下のとおり試行運用しますので、お知らせします。

概算数量発注方式とは

当初設計の積算を概算数量により行い、契約後に受注者が現場を精査して詳細な数量を算出し、詳細な図面も作成し、この数量の妥当性を発注者が確認した上で、契約変更を行うものです。

概算数量とは

設計図書に示した工事起点及び終点から算出した延長に、標準的な断面から算出した単位数量を乗じた設計数量をいいます。

対象工事等

多摩市下水道事業が令和5年4月1日以降に発注する設計金額が5000万円未満の工事等のうち、以下に示す工事或いは委託業務の一部が対象となります。

• 下水道管路の管更生工法による補修または改築工事
• 下水道管路のテレビカメラを用いた調査点検業務委託
• 下水道管路または矩形渠・開水路等の清掃業務委託
• その他、下水道課長が概算数量発注方式による発注が効果的と判断した工事等

注意事項

応札を検討する際は、公告等により概算発注方式か否かについて確認をお願いします。

概算数量発注方式の詳細については、「概算発注方式の手引き」を参照して ください。

• 概算数量発注方式の手引き （Word 1.6MB）
• 試行要領 （Word 25.3KB）