馬引沢南公園で「みどりのカルテ」作成のためのワークショップが開催されました!
[2015年2月4日]
ID:1472
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現在多摩市では「みどりのルネッサンス」として、多摩市の貴重な財産であるみどりを次の世代に引き継いでいくため、市民の皆さんとともに公園緑地のあり方や関わり方を考え、皆さんの公園緑地への積極的な関わりを通じて、みどりの質を高め、持続的なみどりを実現するための道すじをつくりあげていく運動を進めております。
その取組みのひとつとして、公園緑地の現状やニーズを整理するためのシート「みどりのカルテ」の作成がありますが、この度瓜生緑地(永山五丁目8)に引き続き、馬引沢南公園(聖ヶ丘四丁目22)においてワークショップを開催させていただきました。そのワークショップの内容をご紹介させていただきたいと思います。
ワークショップに参加できなかった方や、「ワークショップって何をやるの?」と疑問に思っていた方はぜひご参考になさってください!
添付ファイル
ワークショップとは、一方的に誰かの話を聞くのではなく、参加している人全員が同じ目線で作業や話し合いを行ない、そこで出たさまざまなアイデアや意見をみんなでまとめていく会議手法の一つです。
多摩市のみどりは近年、成長した樹木が台風により倒れたり、見通しを悪くするなど、防災・防犯上の問題として暮らしに影響を及ぼす場面が見られるようになり、一方で樹木の剪定・伐採に関して、住民間の意見が相反する場面も増えてきています。これらの課題を、暮らしの視点と生物多様性などの調和を図りつつ解決していくには、行政のみではなく、市民の皆さんと一体となって公園緑地のあり方を考えなければなりません。市民の皆さんと一緒に身近な公園緑地のあり方や関わり方を考え、多摩市の持続的なみどりのあり方について道すじをつくりあげていこうとするものが「みどりのルネッサンス」です!
総面積約2.41ヘクタールの近隣公園であり、道路を挟んで隣に位置する多摩東公園と景観的に連続しています。なんといっても、山頂の広場に旧相撲場があるのがこの公園の特徴で、地元の人たちからは「馬引沢南公園」と呼ばれるよりも「おすもう公園」と呼ばれているのだとか。
頂上付近にはあまり高木植栽を行わないことで、明るい開けた空間にするとともに眺望の確保を行っており、晴れていれば山頂から富士山を望むことが出来ます。
第2回ワークショップでは、聖ヶ丘四丁目集会所に集合していただき、第1回で出た「こんな公園になったらいいな」というアイデアをキーワードとして用いながら、公園のエリアごとの活用について話し合っていただきました。
実際の作業は、「ワークシート」というものを用いながら、エリアごとの活用を検討し、それを「目指す公園の姿」として簡単な言葉で表現していただきました。その後、その「目指す公園の姿」の実現のためにどのような取り組みが必要なのかを考えていただきました。
添付ファイル
第3回ワークショップでは、第1回、第2回で出た意見を整理し、自分(市民)・専門家・行政の役割分担を考えていただきながら「みどりの管理シート」の作成を行いました。また、参加者の方々から頂いたエリア別の活用の意見と、造園の専門家の意見を基に、公園愛の樹木等の取り扱い方針の整理を行いました。
「みどりの管理シート」とは、実際の公園緑地の育成管理の方向性や、市民の皆さんと行政の役割分担を共有し、今後の実施につなげていくためのシートです。
なお、第3回で作成されたこの「みどりの管理シート」に記載されている取り組みすべてを今後行うわけではなく、今後自治会や現在活動されている団体の方々に窓口になっていただきながら、どの活動をどのように行っていくのかを決定していく予定です。
添付ファイル
今回作成された「みどりのカルテ」や「みどりの管理シート」を用いながら、馬引沢南公園の持続的な育成管理へとつなげていきたいと考えております。
今回のワークショップは、皆さんにとって馬引沢南公園について知ったり、考えたりするきっかけとなったと思います。行政側も、参加者の方々からの生の意見を聞くことができ、非常に参考になりました。
今回のワークショップをきっかけに、より多くの人が公園を利用し、育成管理へと関わっていただけましたら幸いです。
多摩市役所環境部公園緑地課みどり担当
電話番号: 042-338-6837
ファクシミリ番号: 042-338-6857
電話番号のかけ間違いにご注意ください!
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