平成27年度多摩市行政評価市民フォーラムを開催しました

市が平成26年度に実施した施策について、市民参加型のワークショップ形式で評価する、行政評価市民フォーラムを平成27年8月23日（日曜）に関戸公民館のヴィータホールで開催しました。行政評価市民フォーラムは、平成24年から引き続き実施し、今年で4回目の開催となります。今年度は、昨年度に引き続き、ワークショップの手法としてワールド・カフェ方式を採用しました。当日は無作為抽出により選ばれた20名と、昨年度参加者5名の計25名で議論しました。

事務局と担当部署からの説明の後、テーマに沿ってワールド・カフェ方式で討論を行いました。

※ワールド・カフェとは、話し合いの場において、4～5人の小グループに分け、度々メンバーを交替する（ラウンドする）ことにより、参加者全員が知識や考えを共有でき、多様な意見の創出が期待できる手法です。

テーブルごとに模造紙が置かれ、討論の中で興味のあったこと思ったことなど自由に記載していきます。また、ラウンドごとにメンバーを入れ替えることにより、次に来た人に意見が伝わっていき、意見と意見がつながる事で、良いアイデアの花が咲きます。午前の部・午後の部ともに下記のテーマで3ラウンド討論をしました。

• ラウンド1
  　大きな災害が起こった時、あなたの身の回りで不安なことは何ですか？
• ラウンド2
  　災害に強いまちになるためには、どんな課題がありますか？
  　また、その課題を克服するために市がするべきことは何ですか？
• ラウンド3
  　みんなが安全・安心に暮らしていくために、あなたが日常生活の中で取り組めることは何でしょうか？

• ラウンド1
  　小・中学校を取り巻く環境は、昔と比べてどのように変化していますか？
• ラウンド2
  　心の教育や体験活動を推進していくために、どのような工夫が必要だと思いますか？
• ラウンド3
  　心の教育や体験活動を推進していくために、地域や、あなた個人でできることは何でしょうか？

※評価の判定基準

• Aは、「計画以上に進捗しており、このまま維持して施策（取り組み）を推進する」
• Bは、「ほぼ計画通りに進捗しており、継続して施策（取り組み）を推進する」
• Cは、「目標を下回る要因の分析と施策（取り組み）の見直しを要する」
• Dは、「目標を大きく下回る要因の分析と施策（取り組み）の見直しを要する」 

3ラウンドの討論が終了したのち、参加者一人ひとりが印象に残ったこと大事だと思うことなどを付箋に書き出し、グループで共有しました。その後、評価シートに貼っていただき、全体で共有を行いました。

また、施策の進捗状況の検証についても行い、進捗状況を4段階から評価してもらい、一人ひとり投票を行ないました。そして、投票結果や貼られた付箋をみんなで確認し、全体で共有しました。

1. 本日の趣旨、多摩市の現状・課題について（9時30分～）
2. 午前の部　施策の説明、グループ討論（9時45分～）
3. 午後の部　施策の説明、グループ討論（13時～）
4. 学識経験者による講評（15時～）