野鳥に関する高病原性鳥インフルエンザについて
[2016年12月20日]
ID:3954
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現在国内の複数箇所で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されておりますが、野鳥は、環境の変化や餌がとれないなど、さまざまな原因で死亡します。野鳥が死んでいても、直ちに高病原性鳥インフルエンザを疑う必要はないと考えられます。
特に冬から春先にかけては、寒さや餌の不足から野鳥に限らず多くの野生生物が死ぬことは珍しいことではありません。
現在は日常生活において、手洗いやうがいを心がけていただければ、過度に心配する必要はありません。
また、ハトやカラス、スズメ等の小鳥、多数の野鳥が一度に死んでいる状況や連続して同じ場所で死んでいる状況でなければ、死がいはビニール袋に入れ、きちんと封をして、廃棄物として処理していただいてかまいません。なお、その際は、衛生面の観点から、必ず素手では触らないようにしてください。
※通常の廃棄物としての処理方法
エコプラザ多摩へご連絡ください。(電話042-338-6836)
ただし、次のような場合は確認を行いますので、下記までご連絡願います。
連絡先
東京都多摩環境事務所自然環境課鳥獣保護管理係
電話042-521-2948
現在の対応レベルは、「レベル3」です。
対応レベル | 発生状況 | リスク種1 | リスク種2 | リスク種3 | その他の種 |
---|---|---|---|---|---|
対応レベル1 | 通常時 | 1羽以上 | 3羽以上 | 10羽以上 | 10羽以上 |
対応レベル2 | 国内発生時(単発時) | 1羽以上 | 1羽以上 | 10羽以上 | 10羽以上 |
対応レベル3 | 国内複数箇所発生時 | 1羽以上 | 1羽以上 | 5羽以上 | 10羽以上 |
野鳥監視重点区域 | 発生地周辺 (半径10km以内を基本) | 1羽以上 | 1羽以上 | 3羽以上 | 3羽以上 |
※死亡原因が他の要因(外傷等)であることが明瞭なもの、明らかに腐敗、変敗しているものは検査対象から除きます。
上記以外の鳥獣すべて
※リスク種については、感受性の高さ、発見のしやすさ、近縁種での感染例による予防的な意味合いなどを複合的に勘案して、環境省が選定しています。リスク種が高いから高病原性鳥インフルエンザにかかりやすい、ということではありません。あくまでも、死亡野鳥調査での分類です。
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