ハチ対策について
[2018年8月31日]
ID:5920
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ハチは毛虫などの害虫の捕食や花粉を運んで受粉させるなど、私たちの生活や自然界の生態系を維持していくための大切な存在です。
ハチの生態を理解して、上手に共存していきましょう。
オオスズメバチ
キイロスズメバチ
アシナガバチ
写真提供
オオスズメバチ・キイロスズメバチ:からきだの道の会
アシナガバチ:東京都福祉保健局
ハチはむやみに巣に近づいたり、刺激しなければ人を攻撃してくることはありません。
そのため、ハチの巣を見つけた時は、手で払ったり大声を出してハチを刺激しないようにし、静かに離れましょう。
また、ハチは黒い色に対して敏感に反応するため、ハチがいそうな場所へ出かける時は、明るい色の服を身に着けるようにして気を付けましょう。
もしも、ハチの巣を生活に支障のある場所(物干し台のそばや軒下など)で見つけた場合は、駆除したほうが安全です。
駆除は、ハチの巣がある敷地の所有者または管理者で対応をお願いします。
ご自分で駆除が難しい場合、市では次の協会を紹介しております。
公益社団法人 東京都ペストコントロール協会(別ウインドウで開く) 電話番号03-3254-0014
※都内の100社以上が加盟し、ねずみ・害虫などの有害生物の防除及び防疫に関する活動を行う協会で、お電話していただくと住まいの近くの業者を紹介してくれるシステムです。(平日9時から17時まで)
ご相談は無料ですが、蜂の巣の駆除を業者に依頼する場合は有料となります。ハチの種類や巣の大きさによって費用が異なりますので、料金については個別に業者へお問い合わせください。
キイロスズメバチの巣
コアシナガバチの巣
アシナガバチについてはご自分でも駆除が可能です。
ただし、攻撃的で危険性の高いスズメバチの巣や高い場所、狭い場所、危険を伴う場所等に巣がある場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。
ハチは夜間に活動をやめ、巣に戻ってくる性質があるため、ご自分での駆除は以下の流れで行います。
1 明るいうちにハチの巣の位置をよく確認する。
※殺虫剤を吹きかける位置や散布後屋内に戻るまでの間に障害物等がないか事前に把握しておくと安全です。
2 ハチに刺されないよう肌が露出しない服を着用し、スプレー式殺虫剤の薬剤が十分にあるか確認します。
3 夜間、暗いうちにスプレー式殺虫剤を風上から巣全体に吹きかけます。
※駆除の際は明かりを付けるとハチが集まってくるので注意すること。
4 翌日、巣を出入りしているハチや付近を飛んでいるハチがいないかを確認し、棒などで巣を叩き壊します。
※仮にハチが見られる場合、同様の1~4の手順を繰り返し実施します。
5 叩き壊したハチの巣はゴミ袋にまとめて燃えるゴミとして出しましょう。
1 安全な場所に移動します。
2 患部を指や爪等を使って、すぐにハチの毒を血と一緒に絞り出します。(歯茎等から体内に毒が入る可能性があるため、口では毒を吸い出さないこと)
3 傷口を水や保冷剤で冷やします。
4 ハチの毒により傷口の腫れ、じんましん、めまい、吐き気、息苦しい等の症状が見られた場合、速やかに医師の診察を受けるようにしましょう。
ハチの活動は4月頃に始まり、6月から9月頃ピークを迎えます。
冬の時期は、新女王バチを残し、ほとんどのハチは死んでしまいます。
新女王バチは巣から飛び立ち、雄バチと交尾を終えた後、朽ちた木や倒木、土の中で越冬します。
使われた巣は空となり、再利用されずに崩壊していきます。
ハチにとって住みやすい場所であった場合は、翌年以降も近くに巣をつくることがありますので注意を要します。
巣を撤去する場合は、巣を出入りしているハチがいないか、付近を飛んでいるハチがいないかを確認した後に行います。
主に軒下や樹木等の雨風をしのげる場所に巣を作ります。
ハチの活動範囲は1から2キロメートル前後と言われているため、飛んでいるハチを見かけてもすぐ近くにハチの巣があるとは限りません。
例年5月頃から巣作りが始まりますが、初期の段階であれば比較的駆除しやすいため、日頃から身の周りを点検しておきましょう。
多摩市役所環境部環境政策課環境政策担当
電話番号: 042-338-6831
ファクシミリ番号: 042-338-6857
電話番号のかけ間違いにご注意ください!
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