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多摩市の魅力的な企業 第5回 株式会社CSS技術開発

[2017年10月24日]

ID:6512

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株式会社CSS技術開発

企業概要

株式会社CSS技術開発は、昭和60年に創業した、乞田に本社がある測量会社です。

創業当初は造園や公園の整備を行っていました。

現在は、主に工事測量を行っており、高い測量技術と斬新な製品開発が強みで、測量によって、日本全国の街づくりを支えています。

社員のアイデアを積極的に採用したり、情報共有・情報公開を行っているほか、職場環境の整備、働きやすさの向上にも力を入れています。

平成26年9月には、第13回勇気ある経営大賞・優秀賞を受賞したほか、優良工事として表彰された工事に、数多く携わっています。

代表取締役社長 大山竜吾さん

代表取締役社長 大山竜吾さん
「若手の旺盛なチャレンジ精神と、ベテランの確かな経験や技術で、斬新なサービスを生み出しています!」

測量ってどんな仕事?

測量には大きく3つの種類があります。地図を作るための測量、土地などの境界を決めるための測量、そして、工事測量です。

(株)CSS技術開発はこの工事測量を行っており、道路や橋・建物を建てる際に、土地の形や広さ、傾斜などの測量を行っています。

昔は、長時間、道路に三脚を立てて、機械を覗いて2点間の距離を測量するアナログな世界でした。

しかし、近年は、車やドローンを利用した3D測量技術を導入し、短時間で広範囲を正確に測量できるようになりました。

最新鋭の測量機器は、道路を測量した際に、車が通ることによって生じる「轍(わだち)」まで測量できるそうです。

「正確な測量には、膨大なデータが必要になります。このデータの活用方法も考える必要があると思っています。」(大山社長)

測量現場の様子

公共工事など大規模な現場での実績も多い

3D測量機器の写真

(株)CSS技術開発は、3D測量機器(地上レーザースキャナー)をいち早く導入し実績を伸ばしている

(株)CSS技術開発の強みと製品開発の秘訣

(株)CSS技術開発の製品開発は、ゼロからイチを生み出すのではなく、既存の技術を結び付けてイノベーションを起こし、新たな製品を作り出します。

その原動力となっているのは、「どうしたら作業が効率的になるのか、無駄な作業が省けるのか、便利になるのか」を会社全体で考える企業風土です。

その企業風土を一番表しているのは、オフィス環境のように感じました。

図面や書類は、案件ごとにファイリングし壁面に収納され、個人のデスクにはほとんど物がなく、整理整頓されています。

整理整頓されたオフィスの様子

「ちょっと便利にしよう」

「ちょっと新しいものを作ろう」

この発想が、利益率の高い製品やサービスに繋がるのだそうです。

また、チャレンジ精神旺盛な社員が多く、製品開発のほか、海外の市場開拓も積極的に行われています。

このような企業風土が、自動計算ソフト「おまかせ君」や、画期的な測量機器「コロコロ測量」を生み出し、社員の業務効率向上に繋がりました。

  • 「おまかせ君」

測量の計算をポケットコンピューターを利用して自動計算するソフト

  • 「コロコロ測量」

地面を転がすだけで凸凹などを正確に測量できる測量機器

平成28年4月に科学技術分野の文部科学大臣賞・科学技術賞を受賞

仕事は「やりたい人」に任せる

(株)CSS技術開発では、大きな工事案件も、手を挙げた社員に任せています。

海外展開への足掛かりとして、アジアを中心に海外の展示会などに視察に行く際も、「行きたい」と声を挙げた社員が足を運んでいます。

「やりたい」と声を上げた人が、「やりたい」仕事ができるように、仕事量も考慮しているといいます。

新規事業や業務改善、マニュアルの改訂などで、必要性が高く、人員が必要だと判断されれば、専用の部署を立ち上げて取り組むそうです。

このように企業全体でチャレンジを推奨する雰囲気づくりは、2代目代表取締役社長の大山さんが苦労して作り上げたといいます。

「強いリーダーシップで会社を成長させた1代目社長の高城さんから会社を引き継いだ時に、ボトムアップの体制に変えていこうと思いました。現場に出ている社員の声を聞くことが、会社の成長に欠かせないと思っています。」(大山社長)

若手社員のミーティング風景

若手社員同士のミーティング風景

若手が考案する、新たな企業理念

1年前に作った社名にちなんだ企業理念(Challenge for Super SOKURYO)は、若手社員が中心となって考案しました。

~ Challenge for Super SOKURYO ~

  1. 私たちは、1人1人が自ら考え、魅力ある会社を作ります。
  2. 私たちは、立場を超えて 気付き 気遣い 協力し、信頼を築きます。
  3. 私たちは、CSSの精神で、全力で社会に貢献します。

ヒヤリハットから学ぶ

どのような仕事にもミスは起こります。

特に測量の業界では、一つのミスが大きな損失を生んでしまう可能性が高いそうです。

ベテラン社員は、経験から、ミスを防ぐことができますが、若手社員にはその経験がありません。

そこで、(株)CSS技術開発では、インターネットを利用して気軽に「ヒヤリハット」を共有する仕組みを取り入れ、効果を上げています。

経験した「ヒヤリハット」をインターネットを通じて投稿すると、管理職に一斉送信され、「投稿してくれてありがとう」と管理職から投稿者にメールが届きます。

「ヒヤリハット」の投稿は、自分のミスを投稿することになるため、気後れしがちですが、管理職からの「ありがとう」というメールがその気持ちを軽くする効果があると言います。

「とにかく、ヒヤリハットを気軽に共有できる雰囲気を作ろうと思いました。投稿内容が公開されるので、反発も予想していましたが、若手社員からは『どのような仕事で、どのようなミスが起きやすいか、あらかじめ知ることができて助かる』という声のほうが大きく、多くの社員が活用してくれています」(大山社長)

会社全体で、ミスをなくす取り組みを行い、若手のエネルギーややる気をうまく経営に取り込みながら、(株)CSS技術開発は大きく成長しています。

柔軟な働き方、職住近接の推進

測量の仕事は、工事現場に出ることも多いため、早朝の現場がある時は、朝6時に出社し現場に向かうこともあるそうです。

遠方から出勤すれば、社員のワーク・ライフ・バランスを維持することができないのではないか、と考えた(株)CSS技術開発では、徒歩圏や自転車出勤ができる範囲に住んでいる人には「近隣居住手当」を支給しています。

短時間勤務や、育児休暇後の復職サポートも行い、私生活を大切にしながら、会社で活き活きと活躍してもらうために、今後も取り組みを続けていくそうです。

オフィスの様子

多くの女性が働いている

(株)CSS技術開発から見た多摩市

現在、(株)CSS技術開発で働く女性パート社員のほとんどが多摩市在住だったり、新入社員の多くが多摩市の出身者となっており、多摩市にかかわりのある社員が多く働いているそうです。

「多摩市は、道路が広く、緑や公園が多くあり、暮らしやすい街だと思っています。電線も地中化が進んでおり、仕事中に窓から見える青空が気持ちをリフレッシュさせてくれます」(大山社長)

数々の受賞歴

平成28年4月 平成28年度科学技術分野の文部科学大臣賞・科学技術賞受賞(「コロコロ測量」)

平成27年12月 第13回多摩グリーン賞・奨励賞受賞

平成27年10月 第10回一造会大賞 一造会会長賞受賞

平成27年9月 第13回勇気ある経営大賞・優秀賞受賞

平成27年3月  第40回発明大賞・発明功労賞受賞

平成26年12月 第12回多摩ブルー賞・優秀賞受賞(「おまかせ君ワンマン」)

平成25年12月 第11回多摩ブルー賞・優秀賞受賞(「コロコロ測量」)

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