東京2020大会シリーズ 選手紹介(7) ※たま広報12月20日号に掲載した内容です
[2019年5月23日]
ID:8721
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皆川 夏穂 (みながわ かほ) 選手(新体操)
国士舘大学21世紀アジア学部 3年生
2017年の世界新体操選手権で、個人の日本人選手としては42年ぶりにメダルを獲得した皆川夏穂選手(21世紀アジア学部3年)。
今まで崩せなかった世界の強豪国に挑むその姿は、日本国内で応援する人たちに勇気を与え続けてくれています。
日本の新体操をリードする皆川選手にインタビューしました。
1年間のうち10カ月をロシアで過ごすという生活を続けているので、私が出場する大会のほとんどは海外開催のものです。
唯一、日本国内で開催される大会がイオンカップということもあり、大勢の方が応援してくださることをいつも以上に実感しました。
期待に応えることができず、悔しい結果に終わってしまったことが心残りです。
中学卒業と同時に強化選手としてロシアへ渡ってから5年以上経ちますが、今も宿舎と練習場が生活の中心です。
ですが、宿舎では昔からよく知る仲の良い選手と同室ということもあり、あまり寂しさは感じません。
自分の演技を高めることに集中できる環境の中にいるので充実しています。
幼稚園で親しかった友だちが新体操をやっていて、たまたま練習場を見学した時に興味を持ったのが最初です。
以来、他のスポーツに気持ちが移ることもなく新体操一筋です。当時は目標とする選手も特におらず、
夢中になって演技することが一番楽しかったです。
18歳の時に出場したリオオリンピックです。小学6年生のころからの夢だったので、大きな自信になりました。
目標の決勝には出られなかったので、もっと頑張ろうと思いました。
新体操選手は通常、現役期間もそれほど長くはなく「個人で2大会連続出場は、簡単ではない」と思っていたので、
すぐに東京オリンピックという目標を立てたわけではありません。
ただ、「次のオリンピックでメダルを取る」という新しい目標を決めてからは一年一年しっかり過ごすことを心掛けています。
好きなミュージシャン、三代目J Soul Brothersの音楽を聴いたり、ライブDVDを鑑賞することです。
日本にいる時には、ライブ会場にも足を運んでいます。一人のファンとして応援すると同時に、
観客を魅了するパフォーマンスは、すごく勉強にもなります。
私は、まだまだ世界のトップ選手に遅れています。課題を改善してレベルアップしないと
オリンピックでのメダル獲得への道は閉ざされたままです。また、皆さんの応援は感謝の気持ちで受け止めつつ、
演技の最中は自分の演技により集中できるようになるのが課題です。
こどものころ、練習が楽しくてやっていた気持ちを取り戻すことが、良い結果につながると考えています。
多摩市役所くらしと文化部スポーツ振興課スポーツ振興担当
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