
多摩センター駅周辺は、多摩ニュータウンの広域拠点・駅拠点としてふさわしい、魅力あふれる街づくりを目指して、再整備を進めています。
その中でも、市民のオアシスである多摩中央公園には、日常的に市民の集う場としてリニューアルを目指すパルテノン多摩、都市の緑化を推進していくためのみどりの拠点であるグリーンライブセンター、未来に引き継ぐ貴重な文化財である旧富澤家が配置され、更には、知の地域創造の中核を担う図書館本館もこの一角に再整備する予定です。
このような、多摩中央公園と文化的・教育的なサービスを備えた公共施設が互いに結び合わさり、行き交う仕掛けをつくることにより、回遊性と賑わいを創出し、多摩センター地域全体の更なる活性化につなげていきたいと考えています。
多摩市では、このような考え方を創造的な大学のキャンパスに例えて、(仮称)クリエイティブ・キャンパス構想とし、この実現に向けた仕組みづくりの検討をしています。

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A.パルテノン多摩
新たなまちの魅力を創造する拠点として令和4年にリニューアルオープンします。現在、大規模改修工事を行っており、2階や4階には子どもから大人まで幅広い世代の居場所となる広場を新たに設ける他、ホールについては多様な演目に対応できるように改修します。
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B.多摩中央公園
開園から30年以上が経過している公園施設の老朽化対策のほか、園内の段差解消、スロープの設置、園路改良などのバリアフリー化を図ります。
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C.図書館本館(再整備事業)
図書館本館再整備事業では、令和5年5月(※)に「中央図書館」として開館することを目指しています。
平成31年2月から基本・実施設計業務に着手し、令和2年5月に完了しました。
※建設工事等の入札不調により、開館目標時期を令和4年11月から令和5年5月に見直しました。 -
D.旧富澤家
文化財資料の展示や絵本の読み聞かせなど、パルテノン多摩や図書館との連携事業も行っています。
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E.グリーンライブセンター
みどりについての知識や情報を提供する施設。建築からまもなく30年を迎えることから今後は老朽化対策とともに、より使いやすい施設になるよう検討を進めます。
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F.多摩センター駅周辺
多摩センター駅からパルテノン多摩や図書館本館などへの動線を分かり易くするため、ペデストリアンデッキ上の情報案内板やサイン整備の検討を進めます。
