多摩市生きもの調査隊調査結果について

多摩市生きもの調査について

調査概要

多摩市では、市内の生物多様性の基礎情報として生物相・分布特性の把握を行うことを目的として、令和6年度にNPO東京生物多様性センターと共同でiNaturalist（アイ・ナチュラリスト）を活用した市民参加型の生きもの調査を実施しました。
iNaturalistとは、クラウドソーシングを活用し、スマホ等を使って一般市民から科学者まで誰でも参加できる無料のオンラインプラットフォームです。ユーザーによる観察報告は他のユーザーにより種の同定が行われ、市民にとって必ずしも経験や知識は必要ありません。また、オープン性が高く、そのままデータベースとしても活用できるため、「生きもののデータバンクの設置」の基盤としても最適なツールといえます。

期間、調査範囲

開催期間：令和6年4月1日（火曜日）から令和7年3月31日（月曜日）
対象エリア：多摩市内全域
使用アプリ：iNaturalist
インストール：無料

調査項目

動物（（1）哺乳類、（2）鳥類、（3）両生・爬虫類、（4）魚類、（5）昆虫類、（6）クモ類、（7）その他の無脊椎動物（アメリカザリガニ等の甲殻類、カタツムリ等の陸産貝類、カワニナ等の淡水産貝類等））、（8）植物（藻類・維管束植物類・蘚類・車軸藻類、ゼニゴケ類）、（9）菌類（キノコ類）とした。

調査結果

104人の隊員が44,913件の報告を行い、1,045人のユーザーの同定によって1,564種（研究用グレードのみ）が確認されました。

詳細は下記ファイルをご覧ください。

• 調査結果概要 （PDF 3.8MB）

多摩市生きもの調査隊について

• 多摩市生きもの調査隊