宗教法人世界平和統一家庭連合からの多摩市への回答と既存建物解体工事の着手について

多摩市（以下「本市」といいます。）は、令和5年6月21日、「宗教法人世界平和統一家庭連合」（いわゆる旧統一教会。以下「旧統一教会」といいます。）に対して、少なくとも宗教法人法に基づく解散命令がなされないことが確定するまでの間、永山七丁目に所在する旧統一教会所有地（以下「本件土地」といいます。）において造成、既存建物の解体・改修、新たな建物の建築などの一切の行為を行うことのないよう書面で申し入れるとともに、申入れに対する書面での回答を求めていました。

ところが、旧統一教会が、工事開始日を1週間延期するのみで、本日、解体工事に着手したことは、本市として、甚だ遺憾です。

また、旧統一教会は、本市からの書面での申し入れに対し、電話により口頭で回答するのみで、本日まで書面による回答もありません。

このことを踏まえ、本市としては、旧統一教会に対して今後の対応の考えについて書面での回答を求めております。

本市としては、旧統一教会に対して、引き続き、本件土地において造成、新たな建物の建築を行うことのないよう強く求めるとともに、関係機関と連携の上、本件土地の状況を含む旧統一教会の動向を注視してまいります。

多摩市長　阿部　裕行

• 質問書 （PDF 102.8KB）
• 質問書別添文書：令和5年6月21日付け申し入れ書 （PDF 146.4KB）