令和5年度わがまち学習講座（第1回）を開催しました！

令和5年度わがまち学習講座（第1回）の様子をお伝えします。

令和5年10月14日（土曜日）に、中央図書館の活動室1にて、「わがまち学習講座」を開催しました。今年度は、「もしあなたが市長になるなら…？市のこれからについて一緒に考えましょう」をテーマに募集し、小学生から60歳代まで30名以上の方々が参加してくださいました。全3回の講座のうち、今回は第1回の様子をお伝えします。

講師に、早稲田大学マニフェスト研究所　ローカル・マネージャーの山内健輔氏をお招きし、マニフェストを作成するワークショップを通して、市に必要なことや地域のこれからについて考える講座が始まりました。経済・環境・街づくり・福祉・子育ての関心事ごとにグループに分かれ、まずはアイスブレイクを行いました。グループ内で名前と趣味を自己紹介し、次の人は前の人の内容を覚えて自己紹介していく…という「積み木式自己紹介」を行いました。

この日は市長も駆けつけ、「市長の中学校の頃の部活動は？」「市長になるには？」「市長の役割は？」のクイズに、市長自ら答える場面も。山内さんからの「市長になりたい人？」の問いかけに勢いよく手を挙げ、積極的に答えてくれた小学生の女の子もいて、大いに盛り上がりました。

その後、山内さんより「マニフェストとは？」の説明や、読みたくなる工夫が施された様々なマニフェストの紹介があり、グループ内で感想をシェアしながら資料に目を通していました。
 

続いて、多摩市をどんな“わがまち”にしたいか、各自の理想と、現状の多摩市の事業を知るワークに取り組み、グループごとに発表しました。

1日目の最後は、自分の関心のあるテーマを1つに絞り、「マニフェスト」の形で書き出すワークを行いました。グループ内での発表では、参加者同士でそれぞれの視点に気づきがあったり、アドバイスをしあったり、各自のマニフェストがより具体的なものになるよう、建設的な話し合いが活発にされていました。

次回の第2回は、今回書いたマニフェストを事前に家族や友人3人に見せて感想をもらい、マニフェストを仕上げていきます。グループ分けも今回とは違うメンバーになることを告げられると、とても残念がる声があがっていました。今回の講座でそれだけ交流を深められたようです。次回もどんな意見が交わされるのか楽しみですね。