気象観測装置 POTEKA(ポテカ)を設置しました

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア

ページ番号1002219  更新日 2024年4月4日

印刷大きな文字で印刷

気象観測装置 POTEKA(ポテカ)の設置について

多摩市では、多摩市役所本庁舎の屋上に気象観測装置 POTEKA(ポテカ)を設置しました。
気象観測装置 POTEKA(ポテカ)では、多摩市の気温や湿度などの気象情報をリアルタイムで確認することができます。

写真:屋上に設置したPOTEKA(ポテカ)
多摩市役所の屋上に設置した気象観測装置 POTEKA(ポテカ)

POTEKA(ポテカ)で確認できる気象情報

気象観測装置 POTEKA(ポテカ)で以下の気象情報を閲覧することができます。

  • 天気
  • 気温
  • 湿度
  • 気圧
  • 風向
  • 風速
  • 日射
  • 雨量
  • 降水強度
  • 暑さ指数

※降水強度とは
瞬間的な雨の強さを1時間あたりで計算してだします。
例えば、ニュースの天気予報のコーナー等で「1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります」と表現される場合、降水強度が「50mm/h」となります。
降水強度には気象庁の基準があり、「30mm/h~50mm/h」は「バケツをひっくり返したように降る。」激しい雨であるとされています。
そのほか、降水強度の基準については、気象庁のホームページをご参照ください。

※暑さ指数とは
暑さ指数とは、熱中症を予防することを目的として提案された指標です。人が感じる熱に注目し、温度、湿度、日射の強さを取り入れて計算されます。
暑さ指数の基準としては、暑さ指数が28度~31度で厳重警戒、31度以上で危険とされています。
そのほか、暑さ指数の基準については、環境省のホームページをご参照ください。

POTEKA(ポテカ)の活用の仕方

POTEKA(ポテカ)では、リアルタイムで観測されているさまざまな気象情報を閲覧することができます。
確認したい気象情報を選んで表示することで、豪雨対策、防災対策、熱中症対策などに活用できる他、生活のちょっとした場面でも役立てることができます。

例えば、

  • 雨量、降水強度、雨雲レーダー、アメダスなどの表示から降雨状況を把握することにより、局地的な大雨(ゲリラ豪雨)への備えに役立てる
  • 熱中症予防の指標である「暑さ指数(WBGT)」を確認し、熱中症対策に役立てる
  • 強風・降雨・暑さ指数などを確認することにより、工事などの作業員の安全管理に役立てる
  • 気温や日射などを確認することにより、農業における品質低下を防ぐ対策(高温に強い品種に変える、果実を強い日差しから守るなど)に役立てる

また、日常生活でも、外出やイベント時の天候の確認、雨雲の位置を確認して洗濯物の取り込みや散歩を行うなど、幅広く活用ことができます。

気候変動適応策としてのPOTEKA(ポテカ)

近年多発する大雨による洪水や台風被害は、これまでの想像を超える甚大なものとなっています。2019年の台風では、多摩市内でも一部の区域において、土砂崩れ、床下浸水などの被害が発生しました。
世界的に見ても、熱波、大雨、氷河の融解、海面水位の上昇、オーストラリアでの大規模な山火事といった異常気象が発生しており、農作物への被害や動植物など生態系のバランスにも悪影響を及ぼしています。世界では、気候変動は避けることのできない緊急事態であり、もはや「気候危機」であると言われています。
多摩市と多摩市議会はこの気候危機を防ぐために、気候が危機的な状況にあることを全市民と共有し、地球温暖化対策に積極的に取り組むことを目的として、令和2年6月25日に多摩市気候非常事態宣言を表明しました。

気候危機を防ぐため地球温暖化対策に積極的に取り組んでいくと同時に、現在起きている気候変動に対しても対策を講じていく必要があります(地球温暖化対策の適応策)。
適応策とは、既に現れている、あるいは、中長期的に避けられない地球温暖化の影響による被害を回避・軽減するための取り組みを言います。
POTEKA(ポテカ)では、リアルタイムの気象情報を確認することで、ゲリラ豪雨を避ける、熱中症予防を行う、現場作業での管理に役立てるなど、一人ひとりができる適応策に役立てることができます。

外部リンク

スマートフォンアプリの使い方

観測データ

気象観測装置 POTEKA(ポテカ)を設置した、2020年7月以降の観測データを公表します。
データは1カ月単位、1日ごとのデータです。

※気象情報を測定する機材は市庁舎の屋上に設置されており、観測データはあくまでその観測点での数値となります。気象庁が使用している観測測器(地域気象観測システム(アメダス)等)とは設置条件・設置環境が異なりますので、近隣に設置されているアメダス等の観測データとは差が出る可能性があります。

2023年度(令和5年度)観測データ

2022年度(令和4年度)観測データ

観測データ(年間)

多摩市の気候

市役所屋上に設置された気象観測装置POTEKA(ポテカ)の年間観測データや、過去の気温・雨量、近隣アメダスとの比較のほか、これから考えられる気候の変化について紹介しています。現状を知ることも、地球温暖化対策の第一歩となります。

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

環境政策課 環境政策担当
〒206-8666 東京都多摩市関戸六丁目12番地1
電話番号:042-338-6831 ファクシミリ番号:042-338-6857
電話番号のかけ間違いにご注意ください
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。