令和6年度わがまち学習講座を開催しました

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ページ番号1016383  更新日 2025年3月21日

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第1回の様子

毎年違ったテーマで開催し、ワークショップ形式で地域課題の解決を一緒に考える「わがまち学習講座」(全3回)。

今年度は、令和6年12月1日(日曜日)に、関戸公民館の大会議室にて第1回を開催しました。「多摩市の魅力ハッケン隊」と題して、市内の好きな場所・人・モノをガイドマップにするというテーマで募集し、6名の方々が参加されました。

合同会社 LOCUS BRiDGEの荒井菜彩季氏と椎名英治氏を講師に招き、早速講座スタートです。事前に提出して頂いた市内のお気に入りスポットの写真について、好きな理由や思い出について、みなさん熱く語ってくれました。街並み、川沿いの風景、歴史的場所、個性的なお店など、それぞれ興味のある分野が違っていて、おすすめ情報や豆知識が次々と挙がっていました。続いて、「多摩市のいいところ、おすすめを一人10個以上出そう」という呼びかけに、これだけの情報が…!!(↓写真)


当日の様子


これには、ワークショップや講演を多数されている講師のお二人も、「10個はなかなか出ない人が多いが、多摩市の皆さんのパワーを感じた」と驚いていました。

その後、挙がった情報を整理して、どのようなガイドマップにしたいか考えていきました。
考察の結果、市内在住者でも、京王線ユーザーと小田急線ユーザーで南北に生活圏が分かれていて、それぞれ知らない地域があると判明。また、多摩市は遊歩道がとても多いことが特徴的といった話から、ガイドマップはこんなものにしたい、と構想を膨らませました。

・ターゲット:市民向け
・エリアごとに「あるある」を入れる
・推し遊歩道(シチュエーション別、年齢別)
・遊歩道周りのお店
・橋(川より道路にかかる橋のが多い?)
・坂道ランキング
・シンボル的な建物をイラストで入れる


当日の様子



次回は12月14日(土曜日)。それまでに各自であるあるや推し遊歩道を考えてきて、講座内でマップに載せる情報を話し合っていきます。どんなふうに展開していくのか楽しみです。

第2回の様子

12月14日(土曜日)、前回からの続きで「多摩市あるある」をまとめて、それぞれのおすすめ散策コース「推し遊歩道」も考えました。最後に完成させる「マップの名前」と「グループ名」を考えましたが、なかなかみんながしっくりくるものが出ず、生みの苦しみで・・・

参加者のみなさんから出た「多摩市あるある」がこちら!

  1. クラスのほとんどが団地育ち 一軒家だと注目される
  2. 坂道のない生活はありえない 階段を下りないとバス停に行けない
  3. 気温が都心より2~3度低い
  4. 多摩川を越えると聖蹟に帰ってきた感
  5. 駅に行くときは下り坂、帰りは上り坂・・・
  6. 街中でタヌキを見かける。(当たり前すぎてあるあるにもならない)
  7. 連光寺という地名はあるが、連光寺というお寺はない
  8. いろは坂と連光寺坂は心臓やぶりの坂
  9. 「多摩」というと「多摩地域」と思われる
  10. 駅にも学校にも遊歩道だけで行ける(これって多摩市だけ!?) などなど・・・

当日の様子


みんなの推し遊歩道

・電車見橋のある遊歩道(遊歩道を歩きながら電車がトンネルに入っていくのが見える。撮り鉄スポット!)

・よこやまの道(子供たちとのハイキングコース。公園でお弁当。)

・諏訪・永山ふれあいの道(おいしいお店が多い!)

・多摩センター・唐木田トライアングルコース(散歩しながら読書。帰りにケーキ買って。)

マップの名前は、、、

・「たまっぷ」!ネット調べたらすでにある名前…

・「再発見」「多摩のみんなで作った感」を入れたい

・手に取りたくなるようなネーミングを考えるのは難しい

・相手に投げかける感じがいいかも

・マップ作成チームの名前と同じほうがいい

⇒「これって多摩っぽくない? これたまMAP」 byこれたま編集部

第3回の様子

当日の様子

12月21日(土曜日)、最終回。「多摩市あるある」を実際にマップに掲載する5個に厳選し、言い回しも、市民が見てわかる、共感してもらえる、を大切にみんなで言葉選び。そして、それぞれの考えてきた「推し遊歩道」の詳細を、風景やおすすめのお店などの写真を交えながら発表しました。その中でも、お互いにコメントしたりツッコミを入れたり(笑)、より良くなるよう提案をしてみたり、3日間の講座を通じてとても良い関係性ができあがっているのを感じます。これたま編集部、楽しそうで良いチームです!


当日の様子
▲最終回に参加したメンバーと市長で集合写真

今年のわがまち学習講座は少人数でしたが、参加者6名と講師2名を中心に、回によっては若手職員や協創サポーターも加わり、みんなが良い雰囲気のなかで話せる理想的なワークショップができたと感じました。

参加者のみなさんからも、

多摩市の話題だけでこんなに盛り上がれるんだ! 自分の普段歩いているコースがマップになるなんて嬉しい! もっとみんなに知ってもらいたい! マラソンが趣味で市内のことは知り尽くしていると思っていたのに、まだ知らないことがあった! 楽しい! やっぱり多摩市が好き!

といった感想が口々に聞かれました。

最終回を見学した市長は、

こんなに自分のまちの見所を語れるのは素晴らしい、まちを知るのはとても楽しい、職員にも市を好きになってもらっていろんな地域活動に参加してほしいと常々伝えている、行政と市民が一緒のものを作る・交流するワークショップを大事にしている

と熱くお礼と講評を述べていました。

今回の講座でアイディアをまとめたマップは、2月中旬ごろの完成を予定しています。できあがりましたら、またこちらで紹介します!

このページに関するお問い合わせ

文化・生涯学習推進課 文化・生涯学習推進担当
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電話番号:042-338-6882 ファクシミリ番号:042-371-3711
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