多摩市内小・中学校の学校給食における食品加工会社の産地偽装について

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ページ番号1013990  更新日 2024年1月12日

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標記の件につきまして、2023年11月2日にお知らせしましたが、その後の対応状況等をご報告いたします。

1.産地判別検査
学校給食センターは、当該食品加工会社が多く納品した鶏肉及び豚肉の食材が産地偽装されたものであるか確認するため、2023年10月に使用した食肉(冷凍保存済)から4検体を抽出し産地を判別する検査を行いました。
同年12月28日に検査機関より結果が届き、4検体のうち3検体が、判別分析する精度が高い中、外国産(鶏肉2検体はブラジル産、豚肉1検体はスペイン産)の可能性が高いとの検査結果の報告がありました。

2.食品衛生検査
また、産地偽装された食材を使用して調理した献立が、食品衛生上、安全であったか検査を別の検査機関で行ったところ、2023年12月27日に検査機関から細菌数など全ての検査項目で精肉として何ら問題がない結果であったことを確認しました。

3.学校給食センターの見解
今回の検査結果を受けて、当該食品加工会社が産地を偽り、外国産である食材が納品されたことが明らかとなりましたが、これまで健康被害の訴えもなく、国が示した「学校給食衛生管理基準」に基づき適切な加熱調理をしていることから、安全な食材を使用して調理した献立であったと判断いたしました。
今回の事件より多くの給食関係者がこれまで積み上げてきた学校給食に対し、児童生徒や保護者の皆様並びに学校関係者への信頼を裏切る行為となったことに大変遺憾で申し訳なく、この度不安とご心配をおかけしてしまったことに深くお詫びいたします。

4.再発防止に向けて
現在、同様の事件として警察による捜査が進められていますが、学校給食センターも全面的に協力し、偽装事件を起こした食品加工会社に対し厳正に対処してまいります。
多摩市教育委員会では、「多摩市学校給食物資取扱要項」を定め、今回の食肉の産地偽装事件を受け、食肉を納品する全ての食品加工会社に対し、改めて給食食材の規格遵守の徹底を注意喚起するとともに、責任をもって産地証明書を提出させるなど、納品・検収時には食材が産地規格にあったものであるか、しっかり判断し、今後も安全で安心な学校給食の提供に努めてまいります。

このページに関するお問い合わせ

教育部学校給食センター南野調理所
〒206-0032 東京都多摩市南野一丁目2番1号
電話番号:042-371-2417 ファクシミリ番号:042-337-7663
電話番号のかけ間違いにご注意ください
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。

教育部学校給食センター永山調理所
〒206-0025 東京都多摩市永山七丁目1番地
電話番号:042-375-4661 ファクシミリ番号:042-337-7661
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