多摩市下水道事業経営戦略を策定しました

近年、下水道事業を取り巻く環境は厳しく、人口減少等による使用料収入の減少が見込まれる一方、今後、耐用年数を迎える施設が急激に増加することにより、施設の改築更新・維持管理に多額の費用を要することが見込まれています。
このような状況の中、住民生活に必要不可欠である下水道事業は、将来にわたって安定的に安全・安心なサービスを提供することが求められ、より効率的な経営に取り組んでいく必要があります。
そこで、中長期的な視点に立ち、現状や課題を整理したうえで、経営基盤の強化、財政マネジメントの向上を目的とした基本計画となる「多摩市下水道事業経営戦略」を策定しました。
経営戦略とは、将来にわたって安定的に事業を継続していくための中長期的な経営の基本計画であり、施設・設備に関する投資の見通しを試算した「投資試算」と、財源の見通しを試算した「財源試算」を構成要素とし、純損益が黒字であること（収支均衡）を目標とした計画です。
計画期間は、令和3年度から令和12年度までの10年間とし、概ね3～5年で見直しを行うことを予定しています。

• 多摩市下水道事業経営戦略 （PDF 1.0MB）