多摩市議会キッズページ
市議会の役割
多摩市のまちを、みんなが笑顔で暮らしやすく、住みやすいまちにするためには、どうしたらよいか。
学校でクラスのことをクラス全員で話し合って決めるように、多摩市に住んでいる人みんなで話し合って決めるのが一番よいことです。
しかし、多くの市民が一か所に集まって話し合い、意見をまとめることは、たいへん難しいことです。
そこで、市民の中から代表を選び、会議を開いて話し合い、いろいろなことを決めます。
その代表者が「市議会議員」で、話し合いをする場が「市議会」です。
市議会議員
市議会議員は、市長と同じく選挙によって選ばれた市民の代表です。
多摩市議会議員選挙に立候補できる人は25才以上の多摩市民であり、投票できる人は18歳以上の多摩市民です。
現在多摩市では、市議会議員の人数は26人と決められています。
議長と副議長
市の代表者として市長がいるのと同じように、市議会の代表者として議長がいます。
議長は市議会を代表し、市議会の中心となって話し合いを進めます。
副議長は、議長が病気や出張でいないときに議長の代わりに仕事をします。
議長と副議長は、議員の中からそれぞれ1人ずつ選挙で選ばれます。
市議会の仕事
市議会では、おもに次のようなことについて話し合って決めています。
これらの話し合いのもととなる案のことを「議案」といいます。
- 市のきまり(条例)を決めること。
- 市のお金をどのように使うか決めたり(予算)、そのお金が正しく使われているかどうかを調べたり(決算)すること。
- 国や東京都に対して、「こうしてほしい」という意見を出すこと。
- 市の仕事に対する市民からの意見や希望(請願・陳情)について考え、その結果を市に伝えること。
市議会の会議の種類
本会議
議案について市議会全員が集まって話し合う会議を「本会議」といいます。
多摩市のきまり(条例)で、年4回(3月、6月、9月、12月)開くことになっています。これを、「定例会」といいます。
また、急いで決めるべきことがあるときも本会議を開くことができます。これを「臨時会」といいます。
委員会
議案は、毎年たくさんあるので、市議会議員全員が本会議ですべての議案について話し合うと、とても長い時間がかかってしまいます。
しかもそれぞれの議案の内容は幅広い分野にわたっていて、それらについて調べるためには専門的な知識が必要です。
そこで、市議会議員をいくつかのグループに分けて、議案を内容によって分けてくわしく調べる会議が「委員会」です。
委員会で調べて決めたことは、すべて本会議に報告され、最終的に本会議で決めます。
委員会の種類
委員会には、議会運営委員会、常任委員会、特別委員会の3種類があります。
議会運営委員会
議会運営委員会は、市議会の会議の日程や進め方、ルールなどについて話し合います。
常任委員会
現在多摩市には、次の4つの常任委員会があります。市議会議員は、どれか1つの常任委員会に入ります。
名称 | 担当する仕事 |
---|---|
総務常任委員会 | これからの市の計画や財産、契約に関すること。商業や農業や観光、災害対策に関することなど |
健康福祉常任委員会 | 市民の健康に関すること。高齢者や障がい者、介護に関することなど |
生活環境常任委員会 | 市民の生活や環境・ごみに関すること。道路、公園、交通対策、街づくりに関することなど |
子ども教育常任委員会 | 幼稚園、小学校、中学校などの教育に関すること。保育園や児童館、スポーツに関することなど |
特別委員会
特に重要な問題や複数の委員会にまたがる課題が出てきたときに作られる委員会です。
現在は、次の特別委員会が作られています。
名称 | 担当する仕事 |
---|---|
予算決算特別委員会 | 市の予算と決算に関すること |
傍聴とインターネット中継について
市議会議員や市長が本会議や委員会でどのようなことを話し合っているのか見ることができます。
このことを傍聴といいます。
また、傍聴に来なくても、多摩市議会のホームページから話し合いの様子をインターネット中継(YouTube)で見ることができます。
このページに関するお問い合わせ
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