コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)
コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)とは
コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)は、学校と地域住民等が力を合わせて学校の運営に取り組むことが可能となる「地域とともにある学校」への転換を図るための有効な仕組みです。コミュニティ・スクールでは、学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていくことができます。
多摩市では、令和元年度から市立小・中学校に段階的に導入し、令和4年4月に市立小・中学校の全校がコミュニティ・スクールになりました。
学校運営協議会の役割
法律(地教行法第47条の5)に基づいて教育委員会が学校に設置する学校運営協議会には、主な役割として、以下の3つがあります。
- 校長が作成する学校運営の基本方針を承認する
- 学校運営に関する意見を教育委員会または校長に述べることができる
- 教職員の任用に関して、教育委員会規則に定める事項について、教育委員会に意見を述べることができる
学校運営協議会委員の役割
学校運営協議会は、教育委員会が任命する委員15人以内をもって組織します。
委員は会議に出席し、上記の3点に関する議論を行うほか、学校の課題に対して助言してもらう場合もあります。そのため、会議以外でも、授業参観や学校行事に参加するなど、児童・生徒を含めた学校の状況の把握や、委員の出身母体での活動を、学校運営協議会の議論に生かしてもらうなどを通じて、学校、保護者及び地域住民等との信頼関係を深め、学校運営の改善及び児童・生徒の健やかな育ちを支える取り組みにつなげます。
コミュニティ・スクールと地域学校協働活動との連携
多摩市教育委員会では、学校を核として家庭や地域が教育力を効果的に発揮し、子どもたちの学びと成長を支える仕組みとなる「コミュニティ・スクール」と、地域・学校・家庭が連携・協働して、子どもたちに学びや体験を提供する「地域学校協働活動」を両輪で進めることで、地域一丸となって子どもたちの豊かな学びを支え、「生きる力」を育むことを目指しています。
説明動画
地域や保護者の皆さまに、コミュニティ・スクールと地域学校協働活動を知っていただき、今後の学校の在り方について共有していただけるよう、説明動画を作成しました。
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YouTube これからの学校・家庭・地域の連携に向けて(外部リンク)
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関連リンク
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