水道水及び地下水における有機フッ素化合物について
NHKスペシャル(令和6年12月1日放送)で紹介された「水道水PFAS検出状況マップ」について
令和6年12月1日(土曜)放送のNHKスペシャル「調査報道新世紀File8 追跡”PFAS汚染”」の番組内で紹介された「水道水PFAS全国マップ」において、多摩市も暫定目標値(50ng/L)を超過する「赤色」の扱いになっていました。
多摩市を管轄する水道事業者である東京都水道局は、23区と一部を除く多摩地域に給水しています。
このマップでは、複数の自治体に給水する水道事業者の検査結果は、区域内で検出された最大値を、給水区域のすべての自治体に反映させているため、あたかもすべての自治体で目標値を超過しているかのように見えていますが、多摩市の水道水における現在までの検査結果では、国の水質管理の暫定目標値は超過していません。
水道水及び地下水における有機フッ素化合物(PFOS、PFOA)について
水道水における有機フッ素化合物(PFOS、PFOA)については、一部新聞等により報道されているところです。
水道水における有機フッ素化合物については、令和2年4月1日に「水質管理目標設定項目」として位置づけられ、暫定目標値は「有機フッ素化合物の量の和として50ng/L以下」となっています。
多摩市の水道水は現在、朝霞浄水場と東村山浄水場で浄化された水が供給されています。
朝霞浄水場と東村山浄水場の管理は東京都が行っており、有機フッ素化合物についても定期的に検査を実施しています。
現在までの検査結果では、国の水質管理の暫定目標値(1リットルあたり50ナノグラム、ナノは10億分の1)を大幅に下回っており、健康に影響を与える状況ではありません。
なお、多摩市では、平成24年4月1日より水道事業はすべて東京都へ移管しております。
東京都水道局の取組や水質検査結果などについては、下記リンク先をご参照ください。
- 水道水における有機フッ素化合物について(外部リンク)
- 有機フッ素化合物に関するQ&A(外部リンク)
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東京都水道局による水道水の水質検査結果(外部リンク)
「令和4年度 多摩地区 検査結果」をクリックするとご確認いただけます。
地下水における、環境中の有機フッ素化合物につきましては、東京都にて調査を行っております。
下記リンク先の東京都環境局のホームページよりご確認いただけます。
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東京都環境局のホームページ(外部リンク)
「調査結果」をクリックするとご確認いただけます。
東京都が有機フッ素化合物に関する電話相談窓口を開設しました
令和5年5月1日から、東京都では、国内等で現在明らかになっている有機フッ素化合物に関する情報をお伝えするため、以下のとおり電話相談窓口を設置しました。ぜひご活用ください。
受付日時:月曜日から金曜日(国民の祝日及び年末年始を除く)
受付時間:午前9時00分から午後5時00分まで
電話番号:03-5989-1772
東京都水道局からのお知らせ
水道水の水質は、国が科学的知見を踏まえて基準を定め、水道事業者にその品質を確保することを義務付けています。
東京都水道局では、その基準を順守するだけでなく、独自の取組を進めながら、24時間365日、安全でおいしい水道水を蛇口までお届けしています。
詳しくは、東京都水道局の公式サイトをご覧ください。
東京都環境局からのお知らせ
PFOS等含有泡消火薬剤の転換促進事業
東京都では、都内における新たな有機フッ素化合物のうちPFOS排出リスクの低減を目的として、都内のPFOS含有泡消火薬剤の交換を進めるため、全国初の事業を開始します。
本事業では、都内に駐車場を有する事業者等を対象に、PFOS含有泡消火薬剤を交換する際の新しい消火薬剤の購入費及び撤去した消火薬剤の処理費などを補助します。
このページに関するお問い合わせ
環境政策課 環境政策担当
〒206-8666 東京都多摩市関戸六丁目12番地1
電話番号:042-338-6831 ファクシミリ番号:042-338-6857
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