環境表彰「恵泉女学園大学 地球環境ソーラー台帳プロジェクト」

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ページ番号1002230  更新日 2023年3月7日

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環境表彰

多摩市では地球温暖化防止のため「多摩市気候非常事態宣言」を表明し、市民、議会、行政が一体となり対策を進めていくことを表明しています。

今回、恵泉女学園大学の学生が、多摩循環型エネルギー協会と共同で、市内の太陽光パネル設置状況の調査を行い、その調査結果を市の環境政策へ活用して欲しいとのことで、データを提供いただきました。
これまで市では、市の補助事業を受けた太陽光発電パネル設置状況しか確認できませんでしたが、市民が独自で行っている太陽光発電システム設置状況も含め知ることで、今後の市内の自然エネルギーの取り組みを推進する際の基礎データとして活用できます。
この環境表彰は、環境行政に大きな貢献を行った「恵泉女学園大学 地球環境ソーラー台帳プロジェクト」に対して感謝の意を表するものです。

地球環境ソーラー台帳プロジェクト

写真:左から多摩市長、清水さん(恵泉女学園大学)、荒巻さん(恵泉女学園大学)

写真:左から多摩市長、 清水さん(恵泉女学園大学)、荒巻さん(恵泉女学園大学)

写真:ソーラー台帳(地図)と清水紗良さん(左)、荒巻可奈さん(右)

日時

令和3年10月5日(火曜日) 17時00分~17時45分

場所

多摩市役所 3階 特別会議室

受賞者

恵泉女学園大学
松本千佳さん、石川真妃さん、長谷川祐希菜さん、清水紗良さん、荒巻可奈さん

地球環境ソーラー台帳プロジェクト

恵泉女学園大学と多摩循環型エネルギー協会の共同調査

市内の太陽光発電設置状況

地球環境ソーラー台帳プロジェクトからいただいた調査結果を基に、市内の総発電出力(単位はkW)をエリア別にまとめた図です。

地図:市内の太陽光発電設置状況


市内総発電出力に、補助金事業利用出力と公共施設の自己設置及び屋根貸し出力が含まれます。

市内の太陽光発電出力

エリア

市内総発電出力

補助金事業
利用出力(家庭)

公共施設の自己設置
及び屋根貸し出力

乞田

131.7kW

13.9kW

-

百草

76.7kW

12.7kW

-

落川

146.0kW

19.7kW

-

関戸

424.4kW

72.9kW

168.5kW

連光寺

559.6kW

126.8kW

10.0kW

和田

730.8kW

137.7kW

20.0kW

東寺方

188.8kW

37.1kW

23.3kW

一ノ宮

336.1kW

50.5kW

-

桜ヶ丘

923.9kW

173.4kW

49.5kW

聖ヶ丘

536.0kW

48.2kW

99.0kW

諏訪

479.2kW

38.6kW

33.5kW

永山

305.4kW

55.2kW

10.0kW

貝取

167.3kW

31.4kW

20.0kW

豊ヶ丘

259.3kW

66.0kW

10.0kW

落合

244.4kW

18.0kW

3.3kW

鶴牧

428.2kW

73.5kW

119.0kW

南野

283.6kW

18.6kW

-

愛宕

88.7kW

11.9kW

3.3kW

馬引沢

195.5kW

9.5kW

-

山王下

297.3kW

-

-

中沢

154.4kW

34.4kW

-

唐木田

317.9kW

47.1kW

-

合計

7,275kW

1,097kW

569kW

データは令和3年9月現在のものです。

市では太陽光パネルの設置状況について、上表のとおり、補助金事業利用出力(家庭)と公共施設の自己設置及び屋根貸し出力の合計1,666kW分のみを把握していました。
今回、プロジェクトに参加された恵泉女学園大学の学生のみなさんの調査により、市が把握している約4.4倍、出力7,275kW分の太陽光パネルの存在が確認されました。市の補助制度を利用していない家庭や企業の屋根にも、合わせるとメガソーラー級の太陽光パネルが搭載されていることが分かりました。
今後は更に市域での再生可能エネルギーの普及を促進するため、補助事業や啓発活動を行うとともに、今回の結果も活用し、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロの目標に向けた取り組みを進めていきます。

このページに関するお問い合わせ

環境政策課 環境政策担当
〒206-8666 東京都多摩市関戸六丁目12番地1
電話番号:042-338-6831 ファクシミリ番号:042-338-6857
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