第2号「アイスランドの読書文化」

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ページ番号1013564  更新日 2023年11月17日

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知ってる?アイスランド!第2号「アイスランドの読書文化」

第2号では、アイスランドの読書文化についてご紹介します。

 アイスランド共和国と言えば、火山や氷河をはじめとした大自然や14年連続世界一位に輝いた男女平等などが有名ですが、実は世界でも有数の読書大国であることをご存じですか?

 寒さが厳しく、冬の日照時間が短いアイスランドでは、冬の時期に多くの人が家で読書をして過ごすと言われています。クリスマスには子どもたちに本をプレゼントする伝統的な習慣があり、クリスマスギフトとして本がもっともポピュラーな存在になっています。


アイスランドの書店
▲アイスランドの書店の様子

 

 また、個人で出版をする人も多く、過去には国民の10人に1人が生涯のうちに、本を出版すると言われたこともあるほどです。さらに、日本の有名な作家の作品の中にはアイスランド語に翻訳されているものがあり、現地で人気を博しています。

 一方、日本ではアイスランド人作家の作品に出会う機会は少ないですが、アイスランドに古くから伝わる不思議な存在、スクリムスリ(skrímsli)を題材にした「かいぶつかぜ」などの「アイスランドのかいぶつ絵本シリーズ」(ゆぎ書房)や、アイスランドの寒い冬をいろいろなアイデアで楽しむ「さむがりやのスティーナ」(平凡社)など、日本語に翻訳されているものがあります。


アイスランドの「かいぶつ絵本シリーズ」
▲アイスランドの「かいぶつ絵本シリーズ」(ゆぎ書房)
アイスランドのかいぶつ絵本シリーズ ぬいぐるみ
▲アイスランドのかいぶつぬいぐるみ
※原作者アウスロイグさん公式ホームページより

 

 市は、令和5年12月に「アイスランドのかいぶつ絵本シリーズ」の訳者である朱位昌併氏を招き、講演会を実施します。内容や申し込み方法などの講演会の詳細は、以下のページからご確認ください。


文化の秋、読書を通してアイスランドへ思いを馳せてみませんか?

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