予算・決算について

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ページ番号1004884  更新日 2023年3月16日

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市ではさまざまな事業を行っています。
どのような事業を行うか、それを行う資金調達、必要となる経費の支出などを網羅した計画が「予算」です。
「予算」は、予算編成、予算執行、決算の3段階を経ます。このページでは、予算編成から決算までの流れを簡単に紹介します。

1 予算編成 予算が決まるまで(計画の策定)

(1)予算編成の準備 初夏から夏

新たな年度が始まりほっとひと息つく間もなく、各部局では、前の年度のまとめと分析、それをふまえての次の年度の予算についての作戦を立て始めます。予算をとりまとめる財政課では、予算編成の進め方や大枠の方針をどうするか、などの準備に着手します。

(2)予算編成の方針や予算編成スケジュールの決定 夏から秋

夏の終わりには、庁内の予算編成説明会で全体の進め方を説明、夏から秋にかけては次年度の方針とスケジュールの決定、秋中盤には、市議会における決算特別委員会の審議結果なども加味した予算編成方針の決定、と、段階的に方針を詰めて行きます。その都度各部局では、「準備を進めていた事項と方針が合致しているか」、「漏れがないか」、などを確かめながら予算要求書を作成します。

(3)各部局から財政課へ、予算要求書の提出 秋

各部局では、これまでの事業評価、社会情勢、日常業務の反省や日頃の市民のみなさまのご意見などを取り入れながら予算要求書を作成し、各部局での審査・調整を経て、財政課に提出します。

(4)予算案の決定 秋から冬

財政課では、予算要求書をとりまとめ、全体の調製を行います。次の年度の税収や、国や都からの補助金など歳入全体を予測し、その範囲内に予算を納める必要があります。
2月頃、予算の素案が大枠でまとまった段階での概要を公表します。

(5)予算の決定 春

2月に予算案が確定し、3月議会に提案します。このとき、予算書をはじめとした関連資料を提出します。(議会関連資料は、市内各図書館と市民活動情報センターで見ることができます。)
3月議会では、市の提出した予算案が審議されます。審議の結果可決されると、予算が確定となり、4月からの執行が可能になります。

備考

ここまで述べてきたのは、4月に始まり1年間続く「当初予算」です。
年度の途中で、当初予算に追加したり、減らしたり、内容を変更したりする場合は「補正予算」と言い、当初予算とほぼ同様の手順です。

2 予算の執行(実施)

計画に従って事業を実施します。そのときにかかる費用を支払うのが、予算執行です。
市の行うあらゆる事業について、予算が関係しています。その事業名の予算がなくても、人件費、消耗品など、間接的に関係しています。
個々の事業については、このホームページやたま広報などでもお伝えしています。なお、予算制度上の会計年度は3月31日で終了しますが、それまでに出納を完了することは不可能なため、4月、5月に前年度分の出納を整理することが認められています。これを出納整理期間と言い、5月31日で終了します。

3 決算(結果報告=評価)

出納整理期間が終了した出納閉鎖後、予算執行の結果をまとめ、9月議会で議会の承認を求めます。決算に関する主な資料は、東京都などに報告すると同時に、市民のみなさまに公表します。この段階では「予算」の最後の姿として「決算」と呼ばれます。

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このページに関するお問い合わせ

財政課 財政担当
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