禁煙治療費助成事業

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ページ番号1002840  更新日 2025年7月29日

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多摩市は禁煙を希望する市民を応援します!

医療機関で「ラクに」「確実に」禁煙してみませんか? 禁煙治療費の2分の1(上限1万円)を助成しています

多摩市は、禁煙治療費を助成し、市民の健康増進を図るとともに、受動喫煙のないまちづくりをめざします。

※ご確認ください:令和3年6月から出荷保留となっている禁煙治療薬がある影響により、禁煙外来新規受付を一時停止している医療機関があります。

 お手数ですが、治療予定の医療機関にお問い合わせの上、登録申請をお願いいたします。詳細は、下記PDFをご参照ください

対象者

  • 多摩市に住所を有する20歳以上の方
  • 登録申請時に禁煙治療開始前の方

助成の対象となる禁煙治療費

助成の対象となるのは、医療機関において行う健康保険の適用がある禁煙治療費に限ります。

【保険適用の禁煙治療を受けるための要件】 以下の1.~5.の要件を満たすこと

  1. TDSニコチン依存度テストが5点以上(下記テスト参照)
  2. 35歳以上の方は【1日の喫煙本数×これまでの喫煙年数】が200以上
  3. ただちに禁煙を始めたいと思っている
  4. 禁煙治療を受けることを文書で同意する
  5. 過去に禁煙治療を受けた場合、前回治療の初診日から1年経過している

※治療の可否は医療機関が判断しますが、上記要件が該当することをご確認の上、お申し込みください

TDSニコチン依存度テスト
設問

はい

(1点)

いいえ

(0点)

(1)自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか はい いいえ
(2)禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか はい いいえ
(3)禁煙したり、本数を減らそうとしたりしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか はい いいえ

(4)禁煙をしたり、本数を減らしたりしたときに、次のどれかがあてはまりましたか

【イライラ、神経質、落ち着かない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手の震え、食欲または体重増加】

はい いいえ
(5)(4)の症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか はい いいえ
(6)重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか はい いいえ
(7)タバコのために、自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか はい いいえ
(8)タバコのために、自分に精神的問題(※注)が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか はい いいえ
(9)自分はタバコに依存している、と感じることがありましたか はい いいえ
(10)タバコが吸えないような仕事や、つきあいを避けることが何度かありましたか はい いいえ

(※注)禁煙や本数を減らしたときに出現する離脱症状(いわゆる禁断症状)ではなく、喫煙することによって神経質になったり、不安や抗うつなどの症状が出現したりしている状態

助成金額

禁煙治療費自己負担額の2分の1を助成(上限10,000円)

※本事業の助成が受けられるのは、1人1回限りです

事業のおおまかなながれは、以下のとおりです

助成事業のながれ

助成の流れ

1 登録申請

治療を開始する前に、市へ、禁煙治療費助成事業の登録申請をします。

登録申請は、電子申請・郵送のほか、健康センター窓口で行うことができます。

申請には、「登録申請書」と「登録申請時アンケート」が必要です。

郵送・窓口での申請の際は、書類は下記からダウンロードできるほか、健康センターで配布しています。

インターネットによる申請は、下記からお願いします。

登録申請書が健康センターに届いてから、1週間程度で「登録決定通知書」を送付します。

多摩市内の禁煙治療実施医療機関(R7.7時点)
医療機関一覧 住所 電話番号 予約の有無
田村クリニック

落合1-32-1

多摩センターぺぺリビル4・5階

042-356-0677 要予約
武島内科クリニック 落合3-11-3 042-338-5665

予約不要

中村内科医院 諏訪5-10-7 042-375-7757 要予約
永山諏訪内科呼吸器内科 永山4-2-6-202 042-373-2522 要予約

※令和3年6月から出荷保留となっている禁煙治療薬がある影響により、禁煙外来新規受付を一時停止している医療機関があります。

 お手数ですが治療予定の医療機関にお問い合わせの上、登録申請をお願いいたします

※市外の医療機関で受けた治療費も申請できます

登録申請書、登録申請時アンケートは下記からダウンロードできます。

インターネットによる申請はこちらから!

2 禁煙治療開始

「登録決定通知書」がお手元に届いたら、医療機関で治療を開始してください。

助成の対象となるのは、登録を受けた後に開始した禁煙治療費(健康保険の適用を受けた禁煙治療費に限る)についてとなります。

助成金交付請求時に、医療機関・薬局の「領収書」と「明細書」が必要となりますので、必ず保管しておいてください。

3 助成金交付請求

治療が終了したら、郵送または健康センター窓口にて、禁煙治療費助成金交付請求の手続きをおこなってください。

請求手続きには、医療機関・薬局それぞれの「領収書」と「明細書」が必要です。

助成金の交付請求ができる期間は、登録日の翌日から6か月以内、かつ治療が終了した月の翌月末までです。

申請に関する必要書類

[登録時] 以下の1. 2. にご記入の上、ご提出ください【提出先=電子・郵送・窓口】

  1. 禁煙治療費助成金交付登録申請書
  2. 禁煙治療費助成金交付登録申請時アンケート

[請求時] 以下の1. 2. 3. を記入し、1.にご捺印の上、ご提出ください【提出先=郵送・窓口】

  1. 禁煙治療費助成金交付請求書(下記よりダウンロードできます)
  2. 禁煙治療費助成金交付請求時アンケート(下記よりダウンロードできます)
  3. 禁煙治療費助成金請求チェックリスト(下記よりダウンロードできます)
  4. 病院の領収書と明細書(コピー) ※禁煙治療に要した診療費がわかるもの
  5. 薬局の領収書と明細書(コピー) ※禁煙治療に要した薬剤費がわかるもの

〈ご注意ください〉

「領収書」と「明細書」は別のものです。請求には両方が必要となります。

  • 領収書・・・病院・薬局で支払った金額が記載されているもの
  • 明細書・・・治療内容・調剤内容が記載されているもの
請求時の必要書類は以下からダウンロードできます。

禁煙治療費の目安

健康保険が適用される禁煙治療は、原則5回、8週間から12週間の通院が基本となっています。

健康保険により3割の自己負担の場合は、概ね12,000円から19,000円程度かかります(東京都福祉保健局の発行誌より)。

※費用は、治療内容により異なりますので、各医療機関でご確認ください

メールで禁煙をサポート! あなたを応援する『インターネット禁煙マラソン』に参加しませんか?

イラスト:禁煙できた男性

禁煙治療費助成事業に登録したら、ぜひ『インターネット禁煙マラソン』にもご登録を!

『インターネット禁煙マラソン』は、京都大学高橋裕子医師(日本禁煙科学会理事長)が主宰し、全国の医療関係者や禁煙した先輩など、大勢のボランティアによって支えられている禁煙支援プログラムです。

180日にわたり禁煙支援メールが届くほか、専門家への相談もできます。

禁煙を決めたら、多摩市禁煙治療費助成事業の登録とともに、あなたを応援してくれる『禁煙マラソン』に参加してみませんか?

禁煙マラソンの支援内容(「インターネット禁煙マラソン」ホームページより抜粋)

禁煙に役立つ知識をメールで学べます

禁煙に役立つ方法や、禁煙した人たちの思い、喫煙の有害性など、さまざまな情報が180日間、メールで送られます。最初は学習する内容が多くあることや、禁煙に向かう気持ちを応援するため、1日に5本のメールが来ますが、だんだんと本数が減り、1か月後には1日1本となります。

禁煙に関する相談ができます

「禁煙なんでも相談」として、体調や精神面、薬についてなど、さまざまな相談ができ、専門家・禁煙アドバイザーや禁煙支援士・医師からのアドバイスや励ましを得られます。

卒業プログラムへの参加ができます

180日間の禁煙マラソン参加後、禁煙の継続にはまだまだ気を抜くことはできません。希望者には、情報交換や禁煙へのモチベーションを維持するためのプログラムとして、メーリングリストが提供されます。詳しくは、禁煙支援メールに記載があります。

禁煙マラソンの登録方法

  1. 「専用申込みフォーム」にアクセスし、必要事項を入力して送信してください。
    (注)紹介者欄は必ず「多摩市」を選択してください。
  2. 登録完了後、数日中に「禁煙支援メール」によるサポートが開始されます。
    登録・参加は無料です。ただし、通信料は参加者の負担となります。

禁煙マラソン参加上の注意点

  1. この禁煙支援プログラムは「インターネット禁煙マラソン」ホームページから参加すると有料になりますので、必ず上記の「専用申込みフォーム」から「紹介者:多摩市」を選択し、ご参加ください。
  2. お使いのメールの「迷惑メール設定」や「セキュリティ設定」によって、次のようなフィルターがかかっていて、支援メールが届かないことがあります。
    • パソコンからのメールは受け取らない。
    • 許可していないアドレスやドメインからのメールは受け取らない。 等
      ドメイン@kinen-marathon.jpからのメールを受信できるよう設定していただき、通信の不具合に関しては、各人の責任にてご対応ください。
  3. 参加にあたっては、「インターネット禁煙マラソン」ホームページの「随時スタートコースの詳細」をご確認の上、お申し込みください。

治療開始を悩んでいるあなたへ~はじめてみませんか?禁煙!

毎月22日は「禁煙の日」

イラスト:毎月22日は「禁煙の日」

禁煙推進学術ネットワークでは、毎月22日を「禁煙の日」として、日本記念日協会に登録。

「スワンスワン(吸わん吸わん)で禁煙を!」をスローガンに禁煙を推進しています。

あなたも禁煙をはじめてみませんか?
禁煙に関する情報は、以下『厚生労働省の最新たばこ情報』へどうぞ。

禁煙するとこんなにお得!

禁煙治療費助成を利用した方からの声

市で行っている禁煙治療交付請求時のアンケートでは、禁煙治療について87%の方が「効果があったと感じている」と回答しています。また、約60%の方が「禁煙治療を他の人にも勧めたいか」の質問に「勧めたいと思う」と回答しています。

禁煙に成功した方の声を下記でご紹介します。

禁煙しての感想・禁煙を迷っている方へのメッセージ
  • タバコが吸える場所を常に探す苦労と、公共の場(屋外等)で吸っている時の罪悪感がなくなった。レストランを選ぶ時も喫煙室の有無が気にならなくなった。
  • タバコを吸う時間を作るために頑張らなくなった。
  • 痰が出なくなり食事がおいしく感じる。
  • たばこが吸えない「不都合さ」を手放してみて、いかに無駄な時間・お金・ストレス等と格闘していたかと知る清々しさ(自由)は、禁煙成功者唯一の特権!!
  • パッチを貼る事で楽に禁煙でき、脳の依存症だと言う事が分かった。
禁煙を継続するために、必要だと思うこと
  • 禁煙を始めたばかりの最初の辛さを忘れない(同じ苦しみは二度と味わいたくない)
  • やめるという意志、実行すること。
  • 禁煙していることをあまり意識しないこと
禁煙治療費助成事業について
  • 禁煙支援が止めるきっかけの1つになった。先生からも「軽い気持ちで、無理せず、吸いたいときは吸っていい」といわれた。自分にプレッシャーをかけすぎない事がよかったかも。この支援で禁煙できている。
  • 支援があったので禁煙しようと決意できた。

治療終了後6か月後のアンケートでは、80%の方が禁煙を継続しています!

もちろん「禁煙したい!」と思う強い意志は大切ですが、医療の力を借りると、禁煙の効果はグンと上がります。

皆さんも、一人で頑張らず医療の力を借りて、禁煙に取り組んでみませんか?

禁煙すると、お財布にも身体にもたくさんのメリットがあります。

禁煙による経済的メリット

タバコを毎日1箱吸い続けた場合、1箱580円として計算すると、1ヶ月で17,400円、半年で104,400円、年間では208,800円もの出費になります。

これだけあれば、家族でゆっくり温泉旅行を楽しんだり、ほしかった電気製品を買ったりすることも可能です。

健康を保つことに役立ち、医療費の支出も抑えられるなど良いことづくめです。

ぜひ、この機会を逃さず、助成金を利用して、今すぐ禁煙に取り組んでください!

禁煙による身体的メリット

たばこをやめると、まず血圧値や呼気中の一酸化炭素濃度などが回復し始めます。数ヶ月後には心臓や肺機能も改善してきます。禁煙10年後には、肺がんによる死亡率が喫煙者の半分になり、15年後には冠動脈疾患のリスクが、もともとたばこを吸わなかった人のレベルまで近づくことがわかっています(下記「がん情報サービス 禁煙による健康への効果」参照)。

思い立ったら、今こそ! 薬の力も借りて「ラクに」「確実に」禁煙し、末永く健康で自分らしく過ごしましょう!

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このページに関するお問い合わせ

健康推進課(健康センター)成人担当
〒206-0011 東京都多摩市関戸四丁目19番5号
電話番号:042-376-9139 ファクシミリ番号:042-371-1235
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