すぐわかる!多摩市の中央図書館
建設工事と開館スケジュールについて
中央図書館の建設工事は、令和3年4月に開始し、令和5年3月に終了する予定です。開館準備を経て、令和5年7月に開館したいと考えています。
中央図書館の場所
多摩市立中央図書館は、多摩中央公園の北西角地に建設されます。
現在の多摩市立図書館本館よりも多摩センター駅から近く、レンガ坂沿いの商業施設に近接したアクセスの良い場所です。
周辺道路
- 東側:多摩中央公園(園路)
- 西側:レンガ坂
- 南側:多摩中央公園(園路)
- 北側:多摩中央公園通り(車道)
中央図書館の建築概要
- 名称:多摩市立中央図書館
- 場所:多摩市落合2-35の一部(多摩中央公園の北西角地)
- 敷地面積:4,273.31平方メートル
- 建築面積:1,999.95平方メートル
- 延床面積:5,437.47平方メートル
- 規模:地上2階・地下2階
- 構造:鉄筋コンクリート造、鉄骨造、一部鉄筋鉄骨コンクリート造
中央図書館のイメージについて
1 公園とレンガ坂に調和した図書館
公園との一体性に配慮し建物の高さを低く抑えるとともに、レンガ坂に隣接することから、建物の内外にレンガ調仕上げを取り入れたデザインとします。
2 公園に開かれた図書館
2階の外壁を断熱の強化ガラスにすることで、外から図書館の活動が見え、中からはいつも公園のみどりが感じられる、開放感のある広場のような図書館です。
3 公園とまちをつなぐ図書館
敷地の傾斜を活かし、中央公園・レンガ坂・多摩中央公園通り(車道)の3レベル・3方向からアクセスできます。
パルテノン多摩や旧富澤家、グリーンライブセンターなど公園内の施設同士の連携を強化し、新しい人の流れを創出します。
4 ステッププラザ
開架フロアの中央で1階と2階をつなぐステッププラザは、レンガ坂と公園側の2方向からアクセスでき、公園とまち、人の流れと出会いをつなぎます。
エスカレーターを併設し、館内の便利な移動と公園・図書館相互の回遊性を高めます。
5 サテライトカウンター
メインカウンターとは別に複数のサテライトカウンターを整備します。
「知のひろば」というコンセプトを基に、レファレンスや企画展示、ミニ講座を行えるような新しい場の計画です。
6 市民の学びや活動を支える図書館
2階には市民活動室やラーニングコモンズ、1階にはグループ学習室や個人研究室などを配置し、個人からグループまで、市民のさまざまな学びや活動に対応した、新しい場を整備します。
中央図書館のフロアと蔵書について
1階
1階は新聞や専門的な資料、行政郷土資料、参考資料などが広がり、豊富な資料群に囲まれて、静かな空間で読書や調べものができるフロアです。
- 面積:1,844.54方メートル
- 座席数:約140席
- 収蔵可能冊数:約17万冊

2階
2階は、暮らしに身近なテーマの本や雑誌、子ども向けの本を配架し、節度あるにぎやかさが許容される広場のようなフロアです。
- 面積:1,754.18平方メートル
- 座席数:約320席
- 収蔵可能冊数:約7.5万冊

また、市民の共有財産である図書館資料を適切に保管する閉架書庫は地下1階に配備し、約35万点の資料を集密書架により効率的に収蔵します。
検討経緯とめざすもの
検討経緯
- 平成29年3月:多摩市立図書館本館再構築基本構想の策定
- 平成30年8月:多摩市立図書館本館再整備基本計画の策定
- 令和元年7月:多摩市立図書館本館基本設計の完了
- 令和2年5月:多摩市立図書館本館実施設計の完了
検討経緯について、詳しくは以下のページからご覧ください。
めざすもの
多摩市の中央図書館は、多くの蔵書と高度で専門的な情報、多様な市民活動の場を提供することで、市民の皆さんの「知の地域創造」の拠点となること、そして図書館サービス全体を力強く支えることをめざしています。
このページに関するお問い合わせ
図書館 総務担当
〒206-0033 多摩市落合二丁目29番地
電話番号:042-373-7955 ファクシミリ番号:042-375-9459
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