土砂災害から「命」を守るために!
土砂災害について知っておきましょう
近年、全国各地で局地的な大雨や記録的な大雨が多発しており、土砂災害(土石流、地すべり、がけ崩れ)の被害が発生しています。
多摩市においては、「急傾斜地崩壊危険区域」に1か所指定されており、「急傾斜地崩壊危険箇所」が43箇所確認されております。平成28年度から、東京都が「土砂災害特別警戒区域」及び「土砂災害警戒区域」の指定のための調査を実施します。お住まいの場所や近所に危険な場所がないか事前に知っておくとともに、土砂災害の危険が迫った場合の行動について確認をお願いします。
普段からの準備
土砂災害の発生するおそれがある場合、早めに避難するなど、災害を回避するための適切な行動を取る必要があります。いざという時に備え、普段から準備しておくことが重要です。
- 多摩市防災マップや洪水ハザードマップなどを活用し、避難所や避難経路を事前に確認しておきましょう。
- 災害発生時には通れない道もあります。避難経路は複数確認しておきましょう。
- 非常持ち出し袋を準備しましょう。
- 自力で避難することが困難な方は早めの避難が必要です。お年寄りや体の不自由な方が安全に避難できるよう協力しましょう。
土砂災害の前兆現象
土砂災害の元となる自然現象はおおむね以下の3種類です。これらの自然現象によって発生する被害のことを土砂災害と呼んでいます。地鳴りなどの土砂災害の前兆となる現象(下の表を参照)を確認したらいち早く避難するとともに、消防などの関係行政機関への通報をお願いします。
避難情報の種類
避難準備・高齢者等避難開始
一人ひとりが気象情報に注意を払い、立ち退き避難の準備を呼びかけるために発令します。
お年寄りや体の不自由な方は避難開始の目安としてください。
避難勧告
災害発生のおそれがあり、避難を促すために発令します。
避難経路及び手段に留意し、適切に避難してください。
避難指示(緊急)
災害の危険が迫り、避難しなければ生命の危険が高まるような場合に発令します。
避難していない方は、ただちに避難してください。
土砂災害から命を守る
避難する際には以下のような点に注意が必要です。できる限り安全な方法で避難しましょう。
- 夜間に大雨が予想される時は、暗くなる前の避難がより安全です。特に、お年寄りや体の不自由な方は、前もって安全な場所に避難するなど、早めの行動を心がけましょう。
- 自宅の近くにがけ崩れなどが発生する可能性のある危険な場所がある方は、天候の推移に注意を払い、早めに避難しましょう。
- 危険な区域の外であったり、避難情報が出されていなくても、危険を感じた場合には自主的に避難しましょう。
- 近所に声がけし、できるだけ2名以上で行動しましょう。
- 大雨により側溝やマンホールの蓋が外れていることがあるので注意しましょう。
- 増水により、側溝が見えなくなっていることがあるので、普段の地形を頭に入れておきましょう。
- 土砂災害のおそれがある場合、避難に危険を伴う時や、避難の猶予がない時は、近くの頑丈な建物に逃げ込んでください。その暇もない場合は、家の中でより安全な場所(がけと反対の2階の部屋など)に避難をしてください。
多摩市の急傾斜地危険区域・危険箇所
平成26年8月20日に発生した広島市における大規模な土砂災害を踏まえ、急傾斜地崩壊危険箇所が指定されました。
- 急傾斜地崩壊危険区域 連光寺地区1ヶ所
- 急傾斜地崩壊危険箇所 市内43ヶ所【斜度30度以上で高さ5m以上の急傾斜地のうち、がけ崩れにより人家や公共施設等に被害を及ぼす恐れがあるヶ所を抽出】
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