多摩市シェアサイクル事業
多摩市シェアサイクル事業
多摩市では、公共交通の機能の補完、地域の活性化や観光振興等に資するシェアサイクルに公有財産を活用することの有効性及び課題を検証することを目的に実証実験を行い、その結果、主に駅・公共施設等への移動に多く利用され、総合的にまち全体の移動性向上に大きな利点があると評価しました。
実証実験の結果を踏まえ、より多くの皆様に御利用いただくため、公共用地を活用した「多摩市シェアサイクル事業」に係る事業者の募集・選定を行い、この度、運営事業者と協定を締結し、令和7年4月1日から本格実施を開始します。
事業概要
事業者名称
OpenStreet(オープンストリート)株式会社
※IoTを活用した自転車シェアリングシステムの「HELLO CYCLING(ハローサイクリング)」を提供して運営
※ソフトバンクグループにおいて、シェアサイクル事業を担うグループ会社
協定期間
令和7年4月1日から令和10年3月31日まで
実施体制
主体 | 多摩市(実施主体) | OpenStreet株式会社(運営主体) |
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役割 | ・サイクルポート用の公共用地の提供 ・公共用地に係るシェアサイクル事業に関する関係機関との協議・調整 ・事業者が実施するサイクルポートの確保に関する取組への協力 ・利用者への周知及び広報 など |
・シェアサイクル事業の運営 ・施設及び器材の整備・維持管理 ・民間のサイクルポート用地の確保 ・利用者への周知・広報、利用増進に関する取組 ・利用者データの収集 など |
ご利用方法
スマートフォン等から貸出可能
ヘルメットの貸し出しはございませんので、ご注意ください。
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ハローサイクリング ご利用方法(外部リンク)
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ハローサイクリング ご利用方法(PDF版) (PDF 954.9KB)
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ハローサイクリング 自転車ステーションマップ(外部リンク)
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改正道路交通法の施行により、令和5年4月1日から自転車利用者ヘルメット着用が努力義務化されます。(外部リンク)
ご利用料金
利用開始30分まで160円、延長160円/15分ごと または2,500円/12時間
※令和7年4月より利用料金が改定されました。
シェアサイクル実証実験について
実験の結果
- 実証実験開始以降の利用回数は着実に増加し、1ヵ月あたり1万回を超える利用となった。
- 実証実験開始以降の市内エリア初回利用者数は、3万3千人程度となった。
- シェアサイクルは同種のステーションであればどこでも貸出・返却ができるため、近隣市間の移動も可能であり、約半数が市域を超える移動に利用されている 。
実験の評価
シェアサイクルは、だれでもいつでも好きな時に利用できる、手軽な移動手段。利用は右肩上がりに伸びており、今後も増加していくことが予想される。同種のサイクルポートであればどこでも貸出・返却ができるため、市域を超える移動にも多く利用されており、路線バスを補完していることがうかがえる。また、全車電動アシスト付きのため、坂道のある場所でも楽に移動することができ、丘陵地の起伏に適している。さらに、駐輪場がない店舗の消費喚起、脱炭素の促進、観光振興及び健康増進など、交通にとどまらない政策効果の可能性を秘めており、交通手段の選択肢も増え、総合的にまち全体の移動性向上に大きな利点があるとともに 健幸まちづくりに資する取り組みであると考える 。
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このページに関するお問い合わせ
道路交通課 交通係
〒206-8666 東京都多摩市関戸六丁目12番地1
電話番号:042-338-6826 ファクシミリ番号:042-339-7754
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