TAMAサスティナブル・アワード2024-2025受賞団体が決まりました!
TAMAサスティナブル・アワード2024-2025の受賞団体が決まりました!
「TAMAサスティナブル・アワード」は、市議会と共に行った「多摩市気候非常事態宣言」を市民の皆さまと一緒に前へ進めていくため、地域や学校、企業などで実践されている「持続可能なライフスタイル」「環境にやさしい取組」を募集し、特に優れた団体を表彰することで、その取組を広く周知して一人ひとりの啓発につなげていくものです。第3回目の今回は、多摩市みどりと環境審議会委員(学識経験者)による審査を経て、次の7団体の受賞が決まりました。表彰式は、令和7年3月1日にパルテノン多摩で行われる「多摩エコ・フェスタ」の中で行います。
地球温暖化対策部門
東京ガス株式会社 東京西支店
次世代教育支援活動として、市内小・中学校向けに「燃料電池ってなんだろう?」「はじめよう!エコ・クッキング」など、環境に関する出前授業を実施しています。
【審査委員コメント】多くの小中学校や親子向けのイベントを開催しており、実績がある。出前授業や環境イベントへの協力を着実に実施してきており、多くの受講者実績がある点も高く評価できる。児童生徒が楽しく学べる工夫が随所でなされていることが評価できる。業務が直接気候変動に関連していることもあり、未来を担う子ども達との向き合い方に誠実さを感じる。
プラスチック・スマート部門
みず多摩
市内に「給水スポット」(店舗・企業、公園など)を増やし、マイボトル携帯の習慣化を促進していくことを目指して活動しています。公共・一般の 36 ヶ所の給水スポットが掲載されたカラー版パンフレットが完成させました。
【審査委員コメント】大栗川の清掃活動を通じて、プラスチックごみ拾い以外にできる活動をするという積極性が評価される。ウェブサイトもシンプルかつ見やすく、市民団体の取組としてテーマが明確であり、参加もしやすいため魅力が高い。水筒を持ち歩くというライフスタイルを定着させるきっかけとしとたいへん有効な活動である。
生物多様性保全部門
株式会社長谷工コーポレーション
敷地内にビオトープを設け、大栗川などから採捕したアブラハヤやミナミメダカを放流しているほか、市と連携して鶴牧西公園などで生き物観察会を開催しています。また、環境省が定める自然共生サイトに市内で初めて認定されています。
【審査委員コメント】ビオトープについて、多摩丘陵の自然環境に 配慮した整備をしている点、モニタリング調査を行った点、地域に開かれたイベントを行っている点が評価できる。特に自然共生サイトに認定されている点が実績として高く評価できる。ビオトープは年数を経てより良い状況になっている。多摩での蓄積が全国に広められる可能性も秘めていることも評価できる。
グッドライフスタイル部門
mottECO普及コンソーシアムTAMA
外食時に止むを得ず食べ残したものを持ち帰り、ごみにしないという「mottECO」の取組を、市内にある飲食チェーン店5、個人店10程度で連携・実践し、「食べ物を捨てない社会」の実現につながる「消費行動の変容」を目指しています。
【審査委員コメント】この活動は食品ロス削減を目指すだけでなく、ビジネス連携の場へと広がっていることは大変興味深く、今後の発展に希望がもてる。食品ロスに対し、1企業ではなく、市内でも15店舗が連携したコンソーシアムで取り組んでいることは、より大きな社会的影響を与え、大変効果的であり、評価できる。
IE・小亀たく
地球儀を見ながら、風鈴に地球の地図を描く「地球鈴ワークショップ」を開催しているほか、地球環境に触れた自著のSDGs絵本の読み聞かせを行い、地球温暖化を自分ごととするきっかけづくりを行っています。
【審査委員コメント】地球に見立てた風鈴を作ることで地球環境を考え、夏の暑さもやわらげるという発想はユニークで、面白い。SDGsのテーマをアートという形に昇華させるという斬新な方法と、かつ参加者が楽しんで取り組める点を評価できる。絵本の読み聞かせから地球鈴までがつながっていることも良い。
中学・小学校部門
多摩市立永山小学校
総合的な学習の時間において、難民の存在と難民には日用品などの物資が不足している現状を知り、自分たちにできることとして、服を寄付する「服の力プロジェクト」を大手アパレルメーカーと連携して実践しています。
【審査委員講評】服の寄付を進めることで、サスティナブルな社会や自分達の地域の外側に思いをはせることができるようになったというのは意義深い。大手アパレルメーカーに協力を依頼したことにより、より確実性の高い取組となったことが評価できる。世界情勢から難民がなぜ生まれるのかを知ることはとても重要である。
多摩市立青陵中学校
「エシカル青陵」というキャッチフレーズのもと、「ペーパーレスの推進」「エシカル消費の推進」「食品ロス」「マイボトル・マイバックの推進」などSDGsの取組を教職員一人ひとりが実践しています。
【審査委員コメント】生徒にとって身近な教員の活動は非常に影響力がある。教員による行動変容が、学校全体及び生徒の行動変容に結びつくことが期待される。「エシカル青陵」というキャッチフレーズを通じて、エシカル消費やリサイクルに関する取組を推進しているという点がユニークで、その効果についても意義深い。
アワード当日のプログラム
表彰式について
TAMAサスティナブル・アワード当日は表彰式のほか、映画の上映会、パネルディスカッション、来場者参加型の交流タイムなどを行い、市民への意識啓発につなげていきます。
・日時 令和7年3月1日(土曜日)13時30分から16時30分
・会場 パルテノン多摩市民ギャラリー
映画上映会「リペアカフェ」~修理したいのはモノだけじゃなかった~
オランダ発祥リペアカフェに集う、人とモノを巡る物語です。
パネルディスカッション
テーマ:「私たちにもできる環境配慮」
- 進行役 関根 久仁子 氏(環境カウンセラー)
- パネリスト 阿部 裕行(多摩市長) ほか
このページに関するお問い合わせ
環境政策課 環境政策担当
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