TAMAサスティナブル・アワード2023受賞団体が決まりました!

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ページ番号1013755  更新日 2024年1月22日

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TAMAサスティナブル・アワード 表彰式

TAMAサスティナブル・アワード2023の受賞団体が決まりました!

「TAMAサスティナブル・アワード」は、市議会と共に行った「多摩市気候非常事態宣言」を市民の皆さまと一緒に前へ進めていくため、地域や学校、企業などで実践されている「持続可能なライフスタイル」「環境にやさしい取組」を募集し、特に優れた団体を表彰することで、その取組を広く周知して一人ひとりの啓発につなげていくものです。今回、6つの部門に市内で活動する計11団体から応募があり、多摩市みどりと環境審議会幹事会での審査を経て、次のとおり受賞団体が決定しました。

受賞団体には、令和5年12月2日に永山公民館ベルブホールで行われた表彰式において、市長から多摩産材でできた表彰楯が贈呈されました。

表彰楯

ひのきのしおり
来場者に多摩産材のヒノキのしおりを配布しました

地球温暖化対策部門

なな山緑地の会

平成16年から20年間、和田緑地保全の森、通称「なな山」に残る里山の保全活動を実施しています。健康な里山の維持を推進することでCO²吸収を行い、地球温暖化防止にも大きく貢献しています。
【主な活動】枯損木や倒木の伐採。間伐と枝払い。草刈、落ち葉掃き。刈り草や落ち葉を使用した腐葉土づくりと観察農園での野菜作り。間伐材利用のホダ木を使ってシイタケ栽培。発生材を使っての木工ワークショップ。テーブルやベンチの製作・設置など。

なな山緑地の会

なな山緑地の会
春の植物観察

なな山緑地の会

プラスチック・スマート部門

住友ゴム工業株式会社

市内テニスコートにおいて、マイクロプラスチック発生量等の調査と流出抑制対策の実証実験を行っています。テニスコートの人工芝としては、国内で初めて多摩市で実証実験を開始するなど、先駆的な取り組みとなっています。

マイクロプラスチックの発生や流出の実態の調査を踏まえ、形状や量を考案した流出抑制策を実施し、その効果を確認しています。フィルターの設置や排水溝への流出防止策などの実証実験を行い、その一部は市内他施設で実用化されています。

テニスコート

フィルター設置の様子
設置したフィルターの様子
マイクロプラスチックの写真
マイクロプラスチック

生物多様性保全部門

多摩市水辺の楽校運営協議会

平成22年から13年間、市内を流れる多摩川・大栗川・乞田川で、子どもたちが自然の仕組みや大切さ、身近な生き物など、自然のすばらしさを体験できるようなイベントを実施しています。特に、小学校の総合学習の時間では、若い世代に河川環境への意識づくりを図っています。
「川の生きもの調査・観察会」「乞田川の恵み」「冬鳥観察会」「小学校での総合学習時間の支援」「大栗川の清掃活動」などを行っています。

乞田川の恵み 写真

乞田川

乞田川 がさがさ

グッドライフスタイル部門

帝京大学小学校

小学校にある里山の復活を目指す「里山プロジェクト」として、「里山に親しむ」活動を土台にしながら、「里山を知る」「里山を守る」「里山を利活用する」活動を実施しています。学校の畑や植栽など全てを里山としてとらえ、様々な学習と実践的な活動をつなげる場として里山を活用しています。
学年に応じて、「どんぐりカレンダーづくり」「竹を使ったインテリア制作」「落ち葉を使ったコンポストで堆肥づくり」「里山の階段づくり」「しいたけ栽培」などを実施しています。

帝京大学小学校

帝京大学小学校

大学・高校部門

greenbird多摩・高幡不動チーム

「ごみを楽しく拾う」「ごみを拾ってまちづくり」をキーワードに、月に1回多摩センター駅周辺の乞田川沿いなどで清掃活動を実施している学生ボランティア団体です。学生が運営メンバーとなり、大学生だけでなく、地域の方々、中高生、周辺大学生など多くの方に参加してもらい、楽しくごみ拾いを行っています。定期的に活動を行い、多くの人に見てもらうことでポイ捨てをしにくい街を作っています。

greenbirdホームページ

お知らせや清掃スケジュールは公式ホームページからご確認ください

greenbird集合写真

ゴミ拾いの様子

中学・小学校部門

多摩第一小学校

市の気候非常事態宣言を踏まえ、「再生可能エネルギー」をテーマに総合的な学習を実施しています。地域の方と連携した移動式えねこや(エネルギーの小屋)体験や聖蹟桜ヶ丘駅前で自分たちが発電したエネルギーを活用したイルミネーション点灯など、子ども達が再生可能エネルギーと省エネの必要性について学んでいます。

講演会・パネルディスカッション

表彰式と併せて講演会とパネルディスカッションを開催しました。

講演会・パネルディスカッションの様子は、後日多摩市公式YouTubeに公開する予定です。

講演会

  • 講師 星野 智子(一般社団法人環境パートナーシップ会議 副代表理事)
  • 講演テーマ 市民一人ひとりが実践できる環境配慮・サステナブルな生活~子どもから大人まで楽しくSDGs~

パネルディスカッション

  • パネリスト

星野 智子 氏

中山 茂樹 氏(なな山緑地の会) 

長谷川 浩 氏(住友ゴム工業株式会社)

西 厚 氏(多摩市水辺の楽校運営協議会)

古野 美香 氏(帝京大学小学校)

手塚 大翔 氏(greenbird多摩・高幡不動チーム)

成澤 優 氏(多摩第一小学校)

阿部 裕行 氏(多摩市長)

  • 進行役

関根 久仁子 氏(環境カウンセラー)

TAMAサスティナブル・アワード2024について

来年度も引き続き、TAMAサスティナブル・アワードを開催する予定です。募集は夏頃に行います。皆さんも「持続可能なライフスタイル」や「環境にやさしい取り組み」を実施して、ぜひご応募ください。

このページに関するお問い合わせ

環境政策課 環境政策担当
〒206-8666 東京都多摩市関戸六丁目12番地1
電話番号:042-338-6831 ファクシミリ番号:042-338-6857
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