令和4年度第26回多摩市身のまわりの環境地図作品展(オンライン開催)

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ページ番号1002242  更新日 2023年3月12日

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日常、触れたり、感じている身のまわりの環境を題材に取り上げ、自ら調査・研究し、地図として表現することにより、環境の捉え方を身を持って学び、環境に対する理解と認識を深めるため、市内在住・在学の小・中学生が、「環境」をテーマに調べたこと、気付いたことを地図に表わした、「身のまわりの環境地図」を製作しました。

今年度は12の学校から作品の応募があり、制作者の児童・生徒数は33名、作品数は小・中学校あわせて32点となりました。

令和4年度(第26回)多摩市身のまわりの環境地図作品展優秀賞作品

国土交通省国土地理院長賞

写真:飛びだせ小さな生き物たち

作品名:『飛びだせ小さな生き物たち』
製作者:多摩市立諏訪小学校4年 佐伯 茉優歩さん

コメント
私が一番感動した事は、動くプランクトンを初めて見た事です。ゾウリムシが動いているのを発見した時は、こんなに小さな生き物も動いて、生きている事にとてもびっくりしました。
研究で大変だった事は水中からプランクトンを見つける事です。プランクトンネットを作ったりコーヒー用の紙を使ったりして、工夫しました。プランクトンの名前を調べる時は、図かんや水族館の先生にお世話になり、研究を完成できました。

一般社団法人環境情報科学センター理事長賞

写真:多摩市絶景!スポットマップ

作品名:『多摩市絶景!スポットマップ』
製作者:多摩市立瓜生小学校6年 伊藤 直希さん

コメント
僕が、この「多摩市絶景!スポットマップ」を作っているときに感じたことは、多摩市の緑の多さです。中沢池公園は、僕の家から近い公園でした。しかし、初めて行ってみて緑の多さに改めて感動しました。中沢池公園では、さらに沢山の虫や鳥たちを発見しました。川の音や鳥のさえずりもよく聞こえました。魚もいて、魚を釣っている人もいました。僕は、多摩市が大好きです。これからも、多摩市の豊かな緑を守っていきたいです。

一般財団法人日本地図センター理事長賞

写真:探せわくわくマンホールマップとマンホールのなぞ

作品名:『探せわくわくマンホールマップとマンホールのなぞ』
製作者:多摩市立貝取小学校3年 小出 梨心さん

コメント
ニュースでご当地マンホールの事をやっていて、多摩市にはどんなマンホールがあるのだろうかと思って調べました。市役所の下水道かに行って、マンホールの絵やも様の事を聞いているうちに何のためにマンホールがあって、その水がどこに行くのかということも知りました。大へんだった事は多摩市内をめぐって探す事と、書くことがたくさんありすぎて大きな紙にまとめることです。マンホールの事が知れてうれしかったです。

一般社団法人地図調製技術協会長賞

写真:豊ヶ丘・貝取の遊歩道で行ける公園マップ(ウォーキング・サイクリング)

作品名:『豊ヶ丘・貝取の遊歩道で行ける公園マップ(ウォーキング・サイクリング)』
製作者:多摩市立愛和小学校2年 北 陽登さん

コメント
ようち園の時に多ま市の208の公園を回りました。ゆう歩道ぞいに公園が多いことに気づきました。今回はとよがおかと貝どりでゆう歩道で行ける公園をしらべました。貝どりだい1~3公園がないことがずっとふしぎでしたが今回公園りょく地かの方にしらべてもらい分かりました。ちょうさはスムーズにできましたがカードにまとめるのが大へんでした。できあがった時はとてもうれしかったです。

一般財団法人地図情報センター理事長賞

写真:多摩市の音響式信号機

作品名:『多摩市の音響式信号機』
製作者:多摩市立聖ヶ丘中学校1年 久我 菜津美さん

コメント
近所の音が鳴る信号機が何のためにあるのか小さい頃から気になっていたので、いい機会だと思い調べてみることにしました。なじみのある交差点4ヶ所で調査をしました。目の不自由な方のために方角や交通量のことまで音で伝える音響式信号機は良い仕組みだと思いました、地図作成では、音や方角を間違えないようメモしたり文字をキーボードで入力したりすることが慣れなくて大変でした。夏休みの最終日まで頑張りました。

公益社団法人日本地理学会長賞

写真:連光寺聖ヶ丘の自販機MAP

作品名:『連光寺聖ヶ丘の自販機MAP』
製作者:多摩市立連光寺小学校3年 荒井 優羽さん

コメント
私の家の近くには、お店がありません。ジュースなどが飲みたい時は、家から一番近い自動販売機で買います。販売機も会社名や場所が分かったら飲みたいジュースが飲めてべんりだと思ったので調べました。調べてみたらいろいろな販売機があったのでおどろきました。夏の暑い中、家族と何日も販売機を探し回って大変だったけど地図を完成させることができてとてもうれしかったです。友だちにも教えてあげようと思います。

日本地図学会長賞

写真:諏訪周辺のマイボトル給水スポット

作品名:『諏訪周辺のマイボトル給水スポット』
製作者:多摩市立聖ヶ丘中学校1年 勝田 大智さん

コメント
僕は、よく川にペットボトルが捨てられているのをみかけます。これは、みんなが水筒を持ち歩けばずいぶん減るのではないかと考えてました。僕自身は学校に水筒を持って行き、中身が無くなったとき、水道水を入れて飲んでいます。学校以外の場所でも気軽に給水できる場所はどこにあるのか、と思ったので、「諏訪周辺のマイボトル給水スポット」をまとめました。

パルテノン多摩賞

写真:多摩市の川・池の環境

作品名:『多摩市の川・池の環境』
製作者:多摩市立聖ヶ丘中学校1年 八木 利樹さん

コメント
私がこの作品を制作する上で工夫したことは、その場所の差心を載せて、川や池の特徴が伝わりやすいようにしたことです。大変だったことは、調べる場所を探し、実際にそれぞれの場所に行って調査したことです。また、見やすいレイアウトを考えたり、文字を打ったりすることも苦労しました。
環境地図作りを通して、多摩市の自然について知ることができたので、とても良い経験になりました。

多摩市教育委員会教育長賞

写真:多摩市食べきり協力店

作品名:『多摩市食べきり協力店』
製作者:多摩市立聖ヶ丘中学校1年 鷹栖 倫児さん

コメント
僕は環境地図のテーマに「多摩市食べきり協力店」を選びました。なぜなら、僕はSDGsに関心があり、その中でも2番の目標「飢餓をゼロに」について調べたことがあるからです。
この作品を作製するにあたって苦労したことは、お店の位置を正確に書き入れることです。見て下さる方にできるだけ正確に伝わるように書き入れました。
僕は、この地図をみてSDGsへの関心が高まってくれば嬉しいです。

運営委員会委員長賞

写真:多摩市と、そのまわりの生物多様性

作品名:『多摩市と、そのまわりの生物多様性』
製作者:多摩市立大松台小学校3年 佐藤 瑛星さん

コメント
ぼくは、春に鶴牧西公園でハラグロオオテントウを見てこの地図を作ろうと思いました。見つけた生き物を一匹ずつ記録してその中からとくちょうてきな生き物をえらび、地図にのせました。多摩市のまわりには、ヤマアカガエルやホトケドジョウなどのぜつめつきぐしゅや、昔からいるタヌキなどがいます。多摩川や田んぼには、たくさんの生き物がいます。今いる生き物を守るには、自然をみんなで大切にしないといけないと感じました。

多摩市長賞

写真:市制50周年おめでとう多摩市

作品名:『市制50周年おめでとう多摩市』
製作者:多摩市立南鶴牧小学校5年 尾山 基さん

コメント
今回、ぼくは公園がたくさんあって緑豊かな多摩市の土地利用図を作ってみたい。そして、市制50周年を地図を通して祝いたいと思い作成しました。夏休み初日から、歩いてデータをとり、色を塗り、年表をかき、そこから気付いた事を調べまとめました。しかし、気付いた事を文章にすることは大変で、色の配色、年表がずれると大幅修正、夏休みの最終日までまとめ続けました。とても楽しく充実した夏休みでした。

概要

主催

多摩市身のまわりの環境地図作品展運営委員会

後援

国土交通省国土地理院

地球上における位置の基準を定め、国土の地形、建物の位置等の国土の基盤的な地理空間情報を整備し、提供しています。また、測量の基準の統一、地図と地理空間情報の秩序と正確さを確保するため、国の機関や地方公共団体の行う公共測量の指導・調整や情報発信を行っています。さらに、災害対策基本法に基づく政府の指定行政機関として、測量・地図分野の最新技術を活用した防災施策を推進し、国土の測量に関するわが国唯一の行政機関として、国際的な活動や研究開発も行っています。

一般社団法人 環境情報科学センター

1972年に環境科学の体系化、総合的な研究と環境科学の普及啓発に寄与することを目的に設立された団体で、1977年環境庁(当時)から公益法人として許可を受け、2011年4月より一般社団法人に移行し活動しています。自然科学、社会科学などの研究者、行政担当者、技術者など個人を中心とした学会活動とともに、環境省などから委託を受けて化学物質問題やヒートアイランド現象などについて調査研究を行っています。(詳細は次のリンクをご覧ください)

一般財団法人 日本地図センター

内外の地図・空中写真等に関する情報サービスを一元的に行うとともに、国土交通省国土地理院刊行の地図・空中写真等の円滑な供給、地図等に関する調査研究、並びにこれらについての普及活動を行うため、1972(昭和47)年2月に設立されました。特にコンピューター技術やニューメディア等を使用した多様な地図情報の作成・提供及び地図等の一層の推進、拡充・強化にむけて地図研究所を平成2年4月に設置し、時代の進展に適応する独自の刊行物の刊行、地図・空中写真等の普及啓発のための各種イベント・サービス、研修会等幅広く多彩な業務を行っております。

一般社団法人 地図調製技術協会

地図調製技術(測量成果をもとにした精度の高い地図作りをする技術)及び地理空間情報技術(その場所を示す情報と自然現象、社会的情報などを地図に組み合わせる技術)に関する研究開発、普及促進、人材育成等の事業を行い、地理空間情報を活用し人々の生活に役立つ活動を目的としています。当協会の会員(会社、個人)は、測量法に基づいた地図情報から地図の印刷、GIS及びIT技術を利用して正確で新しい内容を組み込んだ地理空間情報を通して、国や地方公共団体、各種事業への積極的な貢献を行っています。(詳細は次のリンクをご覧ください)

一般財団法人 地図情報センター

国内外で永年にわたって作られ、表現されてきた地図および地図資料を広く収集し、調査研究、整備保存し、その成果を普及しようとするために設立されました。地図と地図表現による情報の伝達は、世界中の誰もが理解できる共通言語のメディアとして優れた役割を担っています。当財団も国際化の中において、わが国の立場を深く認識し、地図文化の向上と地図・地理に関する学術研究の振興に寄与したいと考えております。事業活動として各種地図資・史料の収集・公開。地図に関する情報処理および研究。内外学術団体・教育団体との交流。研究会、見学会、セミナー等の開催。機関誌など定期刊行物、学術資料・二次資料の刊行。教育・普及活動。地図に関する学術・普及活動への後援と表彰などを積極的に進めております。

公益社団法人 日本地理学会

1925(大正14)年に創立された日本の地理学界を代表する学会です。現在の会員は、大学・研究所・企業の研究者・技術者や小・中・高校の教員を中心に、その数は約3千人です。会員の研究分野は地形・気候・水文・植生などの自然地理、農業・工業・人口・都市などの人文地理のほか、世界各地の自然・歴史・産業・文化などの総合的な地域研究、地図・リモートセンシング・GIS(地理情報システム)など、広い分野にわたっています。本学会は、近年のグローバルな環境危機や地震・火山噴火・地すべり・豪雨などの自然災害に対して、大地とそこに生活する人類を統合して研究調査し、具体的な対策の立案に大きく貢献しています。また、国際化と国際理解の推進、国土の開発と保全、社会の持続的発展の可能性の追求、空間的情報処理技術の開発など多面的な課題に取り組んでいます。さらに、これらの学術的成果を次の世代に伝えるために、地理の教育実践についても活発な活動を行っています。(詳細は次のリンクをご覧ください)

日本地図学会

地図に関する研究活動や情報収集交換につとめ、会員諸兄にすぐれた地図情報を提供し、地図作成・地図情報利用技術等の発達に寄与することを目的として1962(昭和37)年11月に設立され今日に至っております。この間、わが国を代表する地図学研究団体として、国際地図学協会(ICA)と密接な連絡をとり、国際交流の場を拡げております。

協賛

  • 小田急電鉄株式会社
  • 京王電鉄株式会社
  • 東京ガスネットワーク株式会社 東京西支店

このページに関するお問い合わせ

環境政策課 環境政策担当
〒206-8666 東京都多摩市関戸六丁目12番地1
電話番号:042-338-6831 ファクシミリ番号:042-338-6857
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