被災地への多摩市職員派遣報告

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ページ番号1001665  更新日 2023年3月15日

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宮城県石巻市牡鹿総合支所を全面的にバックアップします

地区の方々の避難先などを調査いたします

写真:石巻市牡鹿地区 鮎川浜の海辺の様子
石巻市牡鹿地区 鮎川浜の海辺。震災により1.2メートル地盤沈下
写真:鮎川浜地区の様子
鮎川浜地区 満潮になると、港の大部分が水に浸かってしまう
写真:くじらを象徴とした撮影スポットの様子
くじらを象徴とした撮影スポット。満潮時は、水に浸かってしまう。
写真:大谷川地区の様子
津波により、海底の砂が街を覆った大谷川地区
写真:谷川地区の様子
集落の奥まで、津波が襲った谷川地区

宮城県石巻市牡鹿(おしか)総合支所からの要請を受け、多摩市職員を9月末までの予定で派遣いたします。
牡鹿総合支所は、石巻市内から車で1時間ほど行った牡鹿半島の突端にあり、この半島の大部分を管轄しています。
市街地から離れていることや、主要道路が津波で襲われてしまい、一時、孤立状態になった為などの理由により、復旧が、だいぶ遅れている様子です。

  • 派遣先
    宮城県石巻市牡鹿地区
  • 主な活動内容
    牡鹿総合支所の業務支援
  • 実施期間
    8月3日から9月30日(予定)
多摩市職員活動期間
派遣日程 人員 所属
8月3日から8月10日 2名 市民生活課
防災安全課
8月10日から12日 2名 保険課納税課
8月17日から23日 2名 課税課納税課
8月23日から30日 2名 都市計画課
高齢支援課
8月30日から9月6日 1名 文化スポーツ課
8月30日から9月12日 1名 子育て支援課
9月6日から9月16日 1名 豊ヶ丘児童館
9月12日から9月16日
9月19日から22日
1名 都市計画課
9月19日から9月22日 1名 学校支援課
9月25日から9月30日 2名 都市計画課
課税課

各地区を回り、現在お住いなのか、どこかに避難しているのかなど、住民の避難状況を確認し、一つの台帳を作成する予定です。
被災地ですので、さまざまな支援業務を総合支所と相談しながら実施し、息の長い被災地・被災者支援を実現してまいります。

副市長が激励に向かいました。

石巻市復興支援ボランティアの皆さんに、多摩市職員を代表して

写真:ボランティア活動の様子をお伺いしている様子
ボランティアの方に、活動の様子をお伺いしている様子

写真:今後の対応を協議している様子
牡鹿地区総合支社で、今後の対応を協議(正面右奥、副市長)

石巻市牡鹿地区で活動している、市民ボランティアの皆さんを、副市長が多摩市職員を代表し、お礼の言葉を述べさせせていただきました。
激励の後、牡鹿地区総合支社へ向かい、被災地の声を直接お伺いしてきました。

ボランティアの皆さんと一緒に復興のお手伝いをさせていただいています。

多摩ボラのみなさん、お疲れ様です。これからもがんばりましょう!

写真:漁港での活動の様子
漁港での活動。海から引き上げられた網を選別しています。

写真:山間部の様子
港から離れた山間部だが、津波の爪あとが

多摩市ボランテイァセンターの呼びかけに、100名を越える市民ボランティアの方々が集結していただきました。多摩市職員も、お集まりいただいた皆さんと一緒に、復興支援ボランティアとして活動させていただいています。

  • 派遣先
    宮城県石巻市
  • 主な活動場所
    牡鹿地区
  • 主な活動内容
    漁港や漁業の復興支援
  • 石巻市復興支援ボランティア実施期間
    6月17日から7月23日
多摩市職員活動期間
派遣クール 派遣日程 人員 所属
第5・6クール 6月29日から7月5日 1名 納税課
第7・8クール 7月5日から7月11日 1名 市民生活課
第9・10クール 7月11日から7月17日 1名 市民活動支援課
第11クール 7月17日から7月20日 1名 高齢支援課

東北といえども、30度を越える毎日の中、漁港の復興支援のために、毎日、汗をかきがんばっています。
また、これから現地入りするボランティアの方々、体調管理には十分にご注意ください。
皆さんのご健闘と、元気な笑顔での帰任をお待ちしております。

暮らしのサポートをしてきました。

避難されている方と一緒になって生活し、避難所運営をサポートしてきました。

写真:仮設住宅内部の様子
入居前の仮設住宅内部

岩手県釜石市の要請に基づき、多摩市企画政策部情報システム課、都市環境部みどりと環境課、合計2名を現地へ派遣いたしました。

多摩市職員活動期間
派遣先 派遣期間 派遣人員 業務内容
岩手県釜石市 6月3日から8日 2名 避難所運営支援業務

今回派遣された職員は、お寺の「離れ」が避難所となっている所へ派遣されました。
本来は市が定めた避難所ではなかったそうですが、近所の人などが自主的に避難されてきて、震災発生後に避難所に認定されたそうです。
避難生活も長期化していることから、掃除する人、部屋を片付ける人、食事を作る人など、明確に役割分担が整理され、みなさん協力して生活している印象を強く受けたとの事でした。その避難所には、小学生の兄弟もいて、一緒に宿題のお手伝いもさせていただき、まさに、一緒に暮らしながら、避難所生活をサポートしてきました。
避難されている方々は、避難生活にもずいぶん慣れてきた様子でしたが、やはり、仮設住宅に一日も早く入れるように、願っていたそうです。

被災地へのお見舞い

多摩市長が福島県相馬郡新地町をお見舞いしました

写真:お見舞いお渡し時の様子
お見舞いをお渡しする(左)新地町町長(右)多摩市長

写真:被害状況の説明を受ける様子
航空写真にて被害状況の説明を受ける

写真:津波の爪あと
津波の爪あとを実感(左)多摩市長(右)新地町企画振興課長

5月23日、多摩市長が福島県相馬郡新地町にお見舞いをいたしました。
新地町へは今回が3回目の支援になります。4月4日には、市民の皆さんからお預かりした紙おむつを中心とした日用品、4月8日には、避難所生活に欠かせない衣装ケース、炊きだし用の調味料、すぐに食べる事のできる副食を支援させていただいています。
今回は、多摩市内の小学生からお預かりした学用品を、749名在校している新地町の小・中学生がすぐに使えるように一人用の「学用品セット」を、市職員が作成してお渡ししました。
また、多摩市職員からのお見舞金をお渡ししました。

現地へ到着すると、町長、副町長、企画振興課長が出迎えていただき、3月11日の地震や津波の様子を、航空写真や現場での説明を交えながら、詳しく説明していただきました。
また、避難所へ訪問させていただき、地元の方々へ激励の言葉を述べさせていただきました。

少しでも、暮らしやすい避難所になるように

釜石市内の避難所で、スタッフの一員となり暮らしをサポートしてきました

写真:釜石市内の避難所
職員が活動した避難所

岩手県釜石市の要請に基づき、多摩市子ども青少年部児童青少年課職員1名を現地へ派遣いたしました。

多摩市職員活動期間
派遣先 派遣期間 派遣人員 業務内容
岩手県釜石市 5月14日から19日 1名 避難所運営業務支援

今回派遣された市の職員は、釜石市内に設置されている一つの避難所にて、専属職員として活動してまいりました。
ストーブへの給油、仮設トイレへの給水、炊き出しのお手伝いなど、避難所生活に欠かせない業務を支援してきました。
被災された皆さんは、避難所生活にもずいぶん慣れている様子で、役割分担はしっかり決まっていて、生活のリズムが確立されているそうです。
しかしながら、先が見えない不安や、不自由な生活から、心身ともに疲れている様子も、見受けられる場面があったそうです。
長期間に渡る避難所生活を強いられている皆さんの信頼に応えられるよう、精一杯、支援業務を行ってきました。

町役場職員と一丸となって活動してきました。

大槌町にて、り災証明の受付業務を担当

写真:窓口業務を行う多摩市職員
大槌町で窓口業務を行う多摩市職員

写真:大槌町の様子
大槌町の様子

岩手県大槌町の要請に基づき、多摩市教育委員会教育部教育振興課職員1名を現地へ派遣いたしました。

多摩市職員活動期間
派遣先 派遣期間 派遣人員 業務内容
岩手県大槌町 5月6日から11日 1名 り災証明申請受付

今回派遣された市の職員は、近隣各市職員と協力し、大槌町からのさまざまな要請にお応えできるよう、活動してきました。避難所の運営支援や、支援物資の管理。その中で、多摩市の職員は、大槌町役場の職員と協力し、義援金配布に必要となる、り災証明の受付事務を、大槌町仮庁舎内にて行い、一日100名先着順の受け付けのため、午前8時30分からの受付開始に対し、午前4時や5時から順番を待っている方もいらっしゃるほどだったそうです。
現地の皆さんの為に、少しでもお待たせしないよう心がけ、少しでも早く申請を受付できるよう、支援業務を行ってきました。

一日でも早い復興を目指して

宮城県仙台市での災害ゴミ運搬業務

写真:ゴミ収集を行う多摩市職員
仙台市でのゴミ収集を行う多摩市職員

仙台市の要請に基づき、多摩市くらしと文化部ごみ対策課職員3名を現地へ派遣いたしました。

多摩市職員活動期間
派遣先 派遣期間 派遣人員 業務内容
宮城県仙台市 5月1日から7日 3名 災害ごみなどの収集

今回派遣された市の職員は、東京都各区市及び関係団体の職員と協力し、仙台市内の災害ゴミなどを収集しました。
支援前半は、海水に浸かってしまった畳を粗大ゴミの仮置き場へ運搬。支援後半は、震災により発生した粗大ゴミを清掃工場へ運搬しました。
日々の走行距離は100キロメートル以上に達する程、仙台市内を走行。
5日間で、畳150枚、粗大ゴミ約30トンを運搬。合計走行距離は400キロメートル以上に達しました。

液状化現象から街並の復興を願い

千葉県浦安市での業務

写真:液状化被害の様子
浦安市内液状化による被害の様子

浦安市の要請に基づき、多摩市市民経済部課税課職員1名を現地へ派遣いたしました。

多摩市職員活動期間
派遣先 派遣期間 派遣人員 業務内容
千葉県浦安市 4月11日から15日 1名 被災家調査

今回派遣された市の職員は、浦安市職員・災害派遣された他県の市町村職員とチームを作り、各家屋を回り、家の傾き具合や、地面から家の基礎がどのくらい出ているのかなどを調査しました。

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防災安全課 防災担当
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