民間事業者様からの提案を募集しています!【令和6年度民間提案制度】
多摩市公民連携事業構想基盤
chord - コード、和音、(色などの)調和、一致
多摩市では行政課題や地域課題の解決のため、事業者様からの提案に基づく事業実施“民間提案”を積極的に受け入れ、企画・立案の段階からの公民連携で、更なる市民サービス向上に取り組みます。
ルール、作法、規約を意味するcodeではなく、市と事業者様が和音を奏で、協奏曲のように事業を創り上げていく、という思いが込められております。五線譜にリズムやメロディーを起こすように、アイディアやビジネスモデルを事業化してみませんか。
これまでの採択プロジェクト
本年度は、市が事前に課題を設定する「テーマ型」と「フリー型」を募集いたします。「フリー型」では、管理運営の委託を検討している公共施設について試行的に民間企業への委託を行う「試行的管理運営」、実際に公共施設等を暫定利用しながら、従来の市場調査プロセスを兼ねる「トライアルサウンディング」、テーマフリーの3類型で募集いたします。
募集の類型
- テーマ型
- 庁内募集したテーマ設定に沿って募集
-
フリー型(1)
試行的管理運営
- 管理運営の委託を検討している公共施設等について試行的に民間事業者への委託を行う
-
フリー型(2)
トライアルサウンディング
- 実際に公共施設等を暫定利用しながら、従来の市場調査プロセスを兼ねる制度。施設、内容を限定せず広く募集
-
フリー型(3)
自由提案
- テーマを設けずに自由募集
テーマ型(令和6年度募集テーマ)
都市緑地の利活用
- 目的
市内にある都市緑地について、みどり資源としてその機能を生かしながら利活用を促進し、持続可能な保全のしくみづくりにつなげるため、適切な伐採による樹木の更新や枯れ枝の除去、下草刈りなどの維持管理を行いつつ、緑地環境を生かしたプレーパーク実施や伐採した樹木から薪を製造し販売するなどによって維持管理の財源にするなどした自立運営の提案を求める。 - 課題
近年、自然環境の持つ多様な機能を社会資本整備や土地利用へ活用することの重要性が高まり、国では「グリーンインフラ推進戦略」を取りまとめている。本市でも「多摩市みどりと環境基本計画」において「グリーンインフラを活用するまちづくり」を掲げ、都内でもトップクラスの量を誇る公園・緑地の持続的な保全に取り組むこととしている。一方、とりわけ緑地について、グリーンインフラとしての存在効用はあるものの、利活用がほとんどなされていないため、ストック効果が高まらず、落ち葉や枝の越境、日照の遮断、またこれらによる防犯上の問題など、時として市民にとっては、みどりに対してのマイナスイメージを抱かせてしまう。
そのため、みどりの存在効用は保ちつつ、市民に親しまれ、かつ行政にはないノウハウを生かした利活用を進めることで、みどりのストック効果向上を狙うものである。さらには、利活用により維持管理の財源確保策につなげることで、持続可能な自立運営を目指していく。 - 想定内容
- 「企業の森」として活用
- みどり資源を利活用した財源確保による維持管理
【財源確保策例】- 地形や環境を生かしたプレーパークの実施(有料による自立運営)
- 伐採した樹木や刈った竹・草を材料とした木材製品(たとえば薪)、工芸品などを製造し販売
- 竹の子やどんぐり等の資源を活用した食料品を製造し販売
フリー型
(1)試行的管理運営
事業概要
管理運営の委託導入を検討している既存の公共施設等について試行的に管理運営を委託する。受託を希望する民間事業者を募集し、一定期間、実際に管理運営してもらうことで、委託結果を今後の指定管理者制度等の導入検討の判断材料とする。市と民間事業者が一体となって実施する新たな取り組み。
- 事業内容や事業期間は個別調整。
- 包括的な委託ではなく、部分的な委託も検討。(施設の管理運営のうち、運営のみ委託するなど)
- 地元企業等の得意領域を引き出し、最適な管理運営業務の領域を見つける。
- 特色ある施設運営のために民間のノウハウを発揮できる。
- 既存の委託費を集約する等して実施するが、必要に応じて予算化も検討する。
(2)トライアルサウンディング
事業概要
事業者が一定期間、実際に市内の公共施設等を利用することで、施設の持つポテンシャルや魅力を最大限に引き出し、施設の効果的な利活用の方法を探る取組み。
- 立地、使い勝手、市場ニーズなどを少ないリスクで確認することができる。
- 事業実施後、実績報告をもとにヒアリングを行い、本格利用に向けて検討する
- 事業内容や事業期間は個別検討
対象施設等
全ての市の施設や公的不動産
事業例
スポーツ施設、公園等でのイベント開催、臨時出店など
※なお、以下の施設での取り組みについては、積極的に提案を募っています。
文化芸術施設の魅力向上、まちの賑わい創出
対象施設
多摩市立複合文化施設(パルテノン多摩)5階テナントスペース
詳細
当該スペースは現在スケルトン仕様の状態である。(募集要項写真参照)以下いずれかに該当する提案を求める。
※ただし、令和6年10月末までは「多摩センター地区活性化事業」の活動拠点((仮称)多摩ラボ)として、暫定利用を行っており、募集要項中の写真と実際の状況が異なります。
- 幅広い層の来街者をもたらし、多摩センターの活性化につながる。
- パルテノン多摩の文化施設としても特性を踏まえ、施設の魅力向上、施設来場者(貸施設利用者や公演鑑賞者)の増加、または施設来場者のサービス向上につながる。
※当該施設は都市公園内の公園施設として整備されているため、関係法令等を事前に確認していただき、都市公園の効用を全うする施設整備のご提案をお願い致します。(参照:都市公園法第二条第二項)
(3)自由提案
そのほか、テーマフリーで、多摩市が現在計画中の事業に関するものや、新規ビジネスの構築、新技術の実証実験など、多摩市の行政課題解決に向けた提案を幅広く募集します。
スケジュール及び資料・様式
テーマ型のスケジュール
- 7月17日(水曜日)まで
- 施設等の現地見学(希望者のみ・要申し込み)
- 7月31日(水曜日)
- 提案書の提出締切
- 8月以降
- 提案事業者との対話・庁内検討
- 11月
- 実施案件の決定、多摩市公式ホームページでの公表
- 12月以降
- 個別事業調整(調整終了後、事業スタート)
上記スケジュールは、テーマ型提案に関するスケジュールです。
また、提案内容によって、スケジュールが異なる可能性があります。
フリー型提案は上記スケジュールによらず、随時受付をいたします。ただし、提案内容の精査や関係部署との調整のため、提案書受付後、対話・庁内検討に至るまでにお時間をいただくことが想定されますので、あらかじめご容赦ください。
各種資料・様式
令和6年度民間提案制度募集要項・様式
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
行政管理課 行政管理担当
〒206-8666 東京都多摩市関戸六丁目12番地1
電話番号:042-338-6948 ファクシミリ番号:042-337-7658
電話番号のかけ間違いにご注意ください
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。