炭やき体験講座を実施しました
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中央図書館の建設工事で伐採した中央公園の樹木を有効活用する「中央公園のみどりの記憶をつなぐプロジェクト」のひとつとして、炭やき体験を令和4年1月から2月にかけて全3回の連続講座で実施しました。
本講座では、小学生から70代の方まで幅広い世代の市民の方に参加いただき、炭やきの準備から完成までを一本杉炭やき倶楽部のみなさんのサポートのもと、楽しみながら学びました。
実施報告
第1回 炭やき準備(令和4年1月15日実施)
全3回の連続講座で実施する炭やき体験の第1回目の内容は「炭やき準備」です。
最初に講師から窯の構造や炭のできる仕組みなど、炭やきの概要と当日の作業内容をご説明いただきました。
その後は、炭材を参加者全員で窯に詰め込んだり、薪割器やノコギリを使って燃材を作りました。
最後は、窯の口を耐火レンガで入念にふさいで作業終了です。
一本杉炭やき倶楽部の皆さんにサポートいただき、安全に楽しく作業することができました。
第2回目は「火入れ」を行います。
第2回 火入れ(令和4年1月29日実施)
炭やき体験の第2回目の内容は「火入れ」です。
最初に採火式・火入れ式として安全祈願を行った後、窯に火を入れました。
講師から炭材が炭になる「炭化」についての説明が行なわれた後、薪を窯に投入する作業や燃材で使用する木の薪割り体験を行いました。
そのほか、焚火で割りばしや葉っぱなどを炭化させる花炭づくり、スウェーデントーチの着火実験や、火打石での火種づくりなど、「火」に関わる体験も行いました。
参加者から講師に質問が出るなど、熱心に取り組まれている様子が伺えました。
第3回目は完成した炭を取り出す「炭出し」を行います。
第3回 炭出し(令和4年2月13日実施)
炭やき体験の第3回目の内容は「炭出し」です。
最初に講師から前回の火入れ後の窯の様子と今回の作業内容について説明が行われた後、窯口と煙道口のレンガ積みを解体し、炭出し作業が始まりました。
取り出したものは炭・くず炭・灰と状態ごとに仕分けをしました。
また、合わせて木酢液の回収も行いました。
炭出し作業後、講師から出来上がった炭と木酢液の品評と、「炭のためになる話」として活用方法について講義をいただきました。
炭を袋に入れ計量し集計を行ったところ、約1.3~1.4トンの木材から262キログラムの炭、200リットルの木酢液ができました。
参加者の方には炭やき体験の記念に出来上がった炭を持ち帰りいただきました。
炭やき体験 概要
- 開催日
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2022年1月15日(土曜日) 、1月29日(土曜日) 、2月13日(日曜日)
第1回 令和4年1月15日(土曜日)炭やき準備
第2回 令和4年1月29日(土曜日)火入れ
第3回 令和4年2月13日(日曜日)炭出し - 開催時間
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午前9時 から 午前11時 まで
※令和4年1月15日(土曜日)は、9時~12時
- 開催場所
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一本杉公園(南側) 炭やき窯
地図は、概要欄下をご覧ください。
※一本杉公園については次のリンクをご覧ください
一本杉公園 - 対象
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小学生以上の市内在住・在勤・在学の方、小学生は参加者1人につき保護者1名まで同伴可
- 費用
- 無料
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定員
- 15人(同伴の保護者含む、応募者多数の場合は抽選)
- 講師
- 祐乗坊 進氏(一本杉炭やき倶楽部代表、有限会社ゆう環境デザイン計画代表)
- 持ち物
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汚れても良い服装、軍手、飲み物
※火を使った作業を含むため、引火しやすい素材(フリースやポリエステルなど)の服は避けてください。
- 主催
- 多摩市立図書館
- 共催
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一本杉炭やき倶楽部
※一本杉炭やき倶楽部の活動については以下のリンクをご覧ください
炭やき準備の様子
伐採した小径木(約1.5トン)を一本杉公園の炭焼き小屋に搬入しました。
撮影:令和3年5月
関連情報
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