今の世界は怖いですか あなたの声が平和をつくる-第34回多摩市平和展を開催-

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ページ番号1011812  更新日 2025年6月27日

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イベントカテゴリ: 文化

第34回多摩市平和展のポスターです。

「今の世界は怖いですか あなたの声が平和をつくる」

 これは、多摩市子ども被爆地派遣事業歴代派遣員である中学・高校生が考えた、今回の平和展のキャッチフレーズです。皆さんは、この問いに何と答えるでしょうか。
 被爆者や戦争体験者が急速に減っている現在、「戦争は昔の話」だと思っていないでしょうか。しかし、世界では今なお戦争や武力衝突によって多くの罪のない市民が犠牲になっており、その悲惨なニュースに、子どもたちは連日接しています。
 今年は戦後80年の節目の年です。80年前に起こったことを知り、その後の戦争と平和の歴史を見つめることで、今、私たちにできることを一緒に考えていきましょう。

 あなたは、今の世界をどう思いますか?

開催期間

2025年8月17日(日曜日)から2025年8月24日(日曜日)まで

開催時間

午前10時 から 午後6時 まで

開催場所

パルテノン多摩

対象

どなたでも

申込み

一部必要

多摩市平和展連続公演(第12回)「戦後80年~戦争と平和の歴史から学ぶこと~」のみ事前申込

  • 日時 令和7年8月23日(土曜日)午前10時から午後0時まで(午前9時30分開場)
  • 会場 会議室1
  • 定員 80人

【申込方法】
7月22日(火曜日)午前9時からインターネットの申込フォーム(7月22日公開)、電話(376-8311)、ファクシミリ(339-0491)のいずれかでお申し込みください。ファクシミリの場合は「イベント名」「氏名」「電話番号」「住所」をご記入ください。

費用

不要

費用
無料
主催
多摩市平和展市民会議、多摩市
問い合わせ

多摩市平和・人権課(042(376)8311)

戦後80年特別企画 平和展に「被爆ピアノ」がやってきます!

被爆ピアノの写真
被爆ピアノ

 このピアノは昭和20年8月6日、広島の爆心地から約3キロメートルの場所で被爆しながらも奇跡的に残り、原爆の爆風、熱戦、放射能等の被害を受けた当時の姿を残して、修理されました。その音色には、戦争と原爆を生き抜いた記憶と、平和への強い願いが込められています。

「被爆ピアノ」の音色を通して、音楽を楽しむことができる平和な世の中について、改めて考えてみませんか?

被爆ピアノコンサートと講話「80年目の証言者が、音と共に語りかけるー今を生きるあなたへ」

  1. 日時
    令和7年8月17日(日曜日)午前11時から午後0時30分まで(午前10時30分開場)
  2. 会場
    オープンスタジオ
  3. 内容
    被爆ピアノと共に全国を巡って平和コンサートを行っている調律師の矢川光則さんのお話と、広島県出身で多摩市を中心に活動している夫婦ユニット「らいん」による被爆ピアノの演奏、令和6年にノーベル平和賞を受賞した日本被団協事務局長、濱住治郎さんの講話が平和の尊さを問いかけます。
  4. 出演
    ・矢川光則さん
    株式会社矢川ピアノ工房。広島県出身の被爆ピアノ調律師。全国で「被爆(ひろしま原爆)ピアノ、平和コンサート」を行う。

    ・濱住治郎さん
    日本原水爆被害者団体協議会、事務局長。広島の胎内被曝者。2024年12月、オスロで開催されたノーベル平和賞授賞式に出席した。

    ・夫婦ユニットらいん
    広島県出身の早志正史さん(ヴォーカル)と東京都出身の富美さん(ピアノ)からなる夫婦ユニット。地元・多摩市を中心にレストラン、カフェ等に出演。2014国民文化祭あきた「作詞・作曲コンテスト」最優秀賞、2014ラジオNIKKEI「おとなのバンド大賞」年間グランプリ等。現在は、介護施設でのコンサートやコミュニティセンターでのロビーコンサート等、地域とつながりながら、平和への祈りを音楽に託して「結ぶ音、つなぐ音」を紡ぐ。
  5. 定員
    60人 当日直接会場へ(先着順)
矢川さん、濱住さん、らいんさん顔写真
矢川光則さん / 濱住治郎さん / らいん 早志正史さん・富美さん

小さいお子さんもご一緒に!「被爆ピアノさん、こんにちは!~紙芝居と音楽でつなぐ平和の輪~」

KPKA
恵泉女学園大学平和紙芝居研究会KPKA(クプカ)
  1. 日時
    令和7年8月17日(日曜日)
    午後2時30分から午後4時まで(午後2時開場)
  2. 会場
    オープンスタジオ
  3. 内容
    被爆ピアノさんを囲んで、お話を聞いたり、歌ったり、紙芝居「二度と」のリレー実演を見たりしながら、みんなで平和の輪を創ります。
    小さなお子さんも大歓迎!子どもたちと一緒に平和な未来を描きましょう。当日は、スペシャルゲストも登場します!
    曲名:翼をください、一人の手、Believe、幸せなら手をたたこう等
  4. 出演
    ・矢川光則さん(株式会社矢川ピアノ工房。広島県出身の被爆ピアノ調律師)
    ・恵泉女学園大学平和紙芝居研究会KPKA(クプカ)
    ・音楽ユニットKILALA(キララ)
    ・市民、市内小中高生、留学生など
  5. 定員
    60人 当日直接会場へ(先着順)
KILALA
音楽ユニットKILALA(キララ)

オープニングイベント 「満蒙開拓団」を通して戦争の影を見つめる ドキュメンタリー「沈黙の奥底~河野村分村が問いかけるもの~」上映とシンポジウム

ドキュメンタリー
ドキュメンタリー『沈黙の奥底
~河野村分村が問いかけるもの~』
より©信越放送
  1. 日時
    令和7年8月17日(日曜日)
    午後2時から午後5時まで(午後1時30分開場)
    (1)オープニングイベント午後2時から午後2時10分
    (2)ドキュメンタリー上映午後2時10分から午後3時
    (3)シンポジウム午後3時10分から午後5時
  2. 会場
    小ホール
  3. 内容
    傀儡政権「満州国」に渡った日本人移民の多くは、貧しさの中で国策に乗り、現地の人の土地を奪う側に立ちました。戦後80年、満蒙開拓の過去を通して、被害と加害が絡まりあった戦争の実態について考えます。
  4. 出演
    進行:神子島健さん(東京工科大学教授)
    パネリスト:胡桃沢伸さん(精神科医、劇作家)・寺沢秀文さん(満蒙開拓平和記念館館長)
  5. 定員
    250人 当日直接会場へ(先着順)
出演者顔写真
胡桃沢伸さん / 寺沢秀文さん / 神子島健さん

映画「祈りー幻に長崎を思う刻ー」上映

映画ポスター
映画「祈り」ポスター(©2021Kムーブ/サクラプロジェクト)
  1. 日時
    令和7年8月19日(火曜日)午後2時から午後4時まで(午後1時30分会場)
  2. 会場
    小ホール
  3. 内容
    戯曲「マリアの首」の映画化作品。舞台は原爆投下から12年後の長崎。戦争の記憶と傷跡を残すため、被爆マリア像の残骸を運び出す2人の女性の生き様が描かれます。
  4. 出演者:高島礼子、黒谷友香、田辺誠一
    主題歌:「祈り」 歌:さだまさし
  5. 定員
    250人 当日直接会場へ(先着順)

【要事前申込】多摩市平和展連続講演(第12回)「戦後80年~戦争と平和の歴史から学ぶこと~」

山田先生写真
山田朗さん
  1. 日時
    令和7年8月23日(土曜日)
    午前10時から午後0時まで(午前9時30分開場)
  2. 会場
    会議室1
  3. 内容
    戦後80年、今年は平和展にとっても大きな節目の年です。
    この80年間に、世界では朝鮮、ベトナム、イラン・イラク、
    そして今またロシア・ウクライナと戦争が絶えません。
    戦争と平和の歴史から私たちは何を学ぶべきなのか講演いただきます。
  4. 講師
    山田朗さん(明治大学文学部教授・明治大学平和教育登戸研究所資料館館長)
  5. 定員
    80人 要事前申込(申込先着順)
    ※7月22日(火曜日)9時00分から公式ホームページのインターネット手続き(7月22日公開)、電話(376-8311)、ファクシミリ(339-0491)のいずれかでお申し込みください。ファクシミリの場合は「イベント名」「氏名」「電話番号」「住所」をご記入ください。

展示 広島基町高校の生徒と被爆体験証言者との共同制作による「原爆の絵」

原爆の絵の写真
「変わり果てた広島の繁華街、新天地」 作/山中亜美 所蔵/広島平和記念資料館
  1. 日時
    令和7年8月17日(日曜日)から24日(日曜日)まで 午前10時から午後6時まで
  2. 会場
    市民ギャラリー
  3. 内容
     広島市立基町高等学校美術部の生徒が被爆者から被爆当時の証言を聞き、情景を想像して描いた「原爆の絵(複製)」を展示します。
     「原爆の絵」の制作は、平成19年度から、被爆者が高齢化する中、被爆の実相を絵画として後世に残すこと、そして、絵の制作を通して、高校生が被爆者の思いを受け継ぎ、平和の尊さについて考えることを目的として行われているものです。
     証言者と何度も打ち合わせを重ねながら制作される絵は、当時の惨状を克明に描き出すものであり、また、証言者の記憶や思いに高校生が寄り添い、双方の気持ちを共に伝えるものです。

展示 高校生から平和へのメッセージ~広島への修学旅行から~

慰霊碑写真
原爆死没者慰霊碑前にて
  1. 日時
    令和7年8月17日(日曜日)から24日(日曜日)まで
    午前10時から午後6時まで
  2. 会場
    オープンスタジオ
  3. 内容
    都立永山高等学校3年生は昨年、平和学習の一環として広島に修学旅行に行き、核兵器の恐ろしさを知りました。
    「二度と核兵器は使用しない」という平和の大切さを作文を通して皆さんに伝えます。

報告&お話し会 高校生による平和学習の報告と平和絵本のお話し会

昨年の様子
令和6年度の会場の様子
  1. 日時
    令和7年8月18日(月曜日)午後2時30分から3時30分まで(午後2時15分開場)
  2. 会場
    オープンスタジオ
  3. 内容
    都立永山高等学校の生徒が、修学旅行先「広島」での平和学習を報告し、「平和」などをテーマにした絵本、紙芝居を読みます。今年度はさまざまな角度から平和につながるお話を選びました。
  4. 定員
    60人(当日直接会場へ)

報告会 令和7年度多摩市子ども被爆地(広島)派遣成果報告会

令和6年度の成果報告会の様子
令和6年度多摩市子ども被爆地(広島)派遣成果報告会
  1. 日時
    令和7年8月24日(日曜日)午後2時から午後4時30分まで(午後1時30分開場)
  2. 会場
    オープンスタジオ
  3. 内容
    令和7年度の多摩市子ども被爆地派遣事業は児童・生徒8名を派遣します。2回の事前活動を経て、7月30日(水曜日)から8月1日(金曜日)まで被爆地「広島」へ行き、平和記念資料館の見学や被爆樹木を巡るフィールドワーク、被爆者の方々との交流などを通して学び、考え、感じた平和への想いを成果報告会で発信します。
  4. 定員
    60人 当日直接会場へ(先着順)

語り 若い人たちへの伝言~語り継ぐ戦争体験

  1. 日時・講師名・タイトル
    (1)令和7年8月18日(月曜日) 朝倉美佐子さん 「多摩市周辺での子どもとしての戦争体験」
    (2)令和7年8月20日(水曜日) 片山麻佐子さん 「機銃掃射の恐ろしさと、戦後の世の中の変遷」
    (3)令和7年8月21日(木曜日) 山上壽子さん 「九死に一生を得た東京大空襲の前日」

    ※各回午後1時から2時まで(午後0時30分開場)
  2. 会場
    オープンスタジオ
  3. 内容
    令和7年で戦後80年が経ち、戦争体験者が年々少なくなっています。このような中で、戦争を体験された方から直接体験談をお聞きする貴重な機会です。
  4. 定員
    60人 当日直接会場へ(先着順)

展示 ワークショップ報告「戦争と子ども」

弾薬庫の写真
「こどもの国」弾薬庫入口
  1. 日時
    令和7年8月17日(日曜日)から24日(日曜日)まで
    午前10時から午後6時まで
  2. 会場
    オープンスタジオ
  3. 内容
    令和7年6月21日(土曜日)と28日(土曜日)に行われた高校生・大学生世代対象ワークショップ「戦争とこども~田奈補給廠の見学と勤労動員の記録から学ぶ~」に参加した若者の感想や田奈補給廠の写真などを展示します。ワークショップでは、多摩と田奈の学徒勤労動員された子どもの日記を学び、現在の「こどもの国」園内にある実際に戦争で使う弾薬を造っていた田奈補給廠を見学しました。

講座 「多摩と田奈から考える旧日本陸軍の弾薬製造」

  1. 日時
    令和7年8月23日(土曜日)午後3時から5時まで(午後2時30分開場)
  2. 会場
    オープンスタジオ
  3. 内容
    多摩火工廠と、現在の「こどもの国」にあった田奈補給廠は、どちらも旧日本陸軍の工場で、主に砲弾や弾薬にかかわる製造をしていました。地域で兵器を作っていた、とは、どんな意味を持ったのでしょうか。資料をもとに考えていきましょう。
  4. 講師
    神子島健さん(東京工科大学教授)
  5. 定員
    60人 当日直接会場へ(先着順)

展示 多摩火工廠とその後の変遷

  1. 日時
    令和7年8月17日(日曜日)から24日(日曜日)まで 午前10時から午後6時
  2. 会場
    オープンスタジオ
  3. 内容
    かつて稲城市と多摩市にまたがって旧日本陸軍の火薬工場があり、その後は「米軍多摩弾薬庫」、現在は「米軍多摩サービス補助施設」となっています。その90年近くに及ぶ歴史と経緯が一望できます。

展示 戦後80年、戦争の傷跡を見つめる~満蒙開拓平和記念館展示パネルと福島菊次郎写真パネル~

  1. 日時
    令和7年8月17日(日曜日)から24日(日曜日)まで 午前10時から午後6時まで
  2. 会場
    市民ギャラリー
  3. 内容
    戦後80年を考えるとき、戦争の加害と被害の事実を見つめる必要があります。シンポジウム『「満蒙開拓団」を通して戦争の影を見つめる』に合わせて、戦争がもたらした傷を考えるための展示を準備しました。
満蒙開拓平和祈念館
満蒙開拓平和記念館内の様子 / 福島菊次郎氏©那須圭子

展示 平和関連の絵本・紙芝居・本の展示

  1. 日時
    令和7年8月17日(日曜日)から24日(日曜日)まで 午前10時から午後6時まで
  2. 会場
    オープンスタジオ
  3. 内容
    今でも世界中で紛争が止みません。近年多く出版されている、それらの紛争を題材にした本を中心を展示します。

イベント情報をiPhone・iPad端末のカレンダーに取り込めます。

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このページに関するお問い合わせ

平和・人権課 平和・人権・男女平等参画担当
〒206-0011 東京都多摩市関戸四丁目72番地 ヴィータ・コミューネ7階
電話番号:042-376-8311 ファクシミリ番号:042-339-0491
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