カーボンフットプリント〈生活の中で排出する温室効果ガス〉

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ページ番号1015944  更新日 2024年9月27日

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カーボンフットプリントとは

私たちの暮らしを支えるための商品やサービスなどが、生み出されてから捨てられるまでの様々な工程で排出される温室効果ガスは、全体の約6割を占めていると言われています。カーボンフットプリントとは、ライフスタイルに関連する温室効果ガスを推計した数値です。

日本のカーボンフットプリント内訳
温室効果ガスは目に見えないため、実感がわきにくいかもしれませんが、まずは、商品やサービスに関連して、どれだけの温室効果ガスが排出されているかを知り、私たちの生活を脱炭素(温室効果ガス排出の少ないもの)へ変えていくきっかけにしてみましょう。1人ひとりが「脱炭素ライフスタイル」を目指し、持続可能な社会となるようにチャレンジしていきましょう。

あなたは生活の中でどのくらい温室効果ガスを排出しているか知っていますか?

生活の中で自分がどれだけの温室効果ガスを排出しているかを教えてくれるウェブアプリ「じぶんごとプラネット」を使って、自分のカーボンフットプリントを推計してみましょう。

(参考)東京都区部の平均的なカーボンフットプリント量を知る

国立環境研究所などの研究結果に基づき、東京都区部における平均的な市民のカーボンフットプリント量が示されています(下図)。項目は6つに分類され、「住居」2,120kgCO2、「食」1,350kgCO2、「レジャー」1,080kgCO2、「消費財」1,120kgCO2、「移動」850kgCO2、「サービス」730kgCO2となっており、合計は7,270kgCO2(1人1年あたり)です。

東京都区部のカーボンフットプリント

また、上図のカーボンフットプリント量を踏まえた脱炭素に関する取り組み事例が同研究結果により示されています(下図)。記載されている数値は、1人1年あたりのカーボンフットプリント最大削減効果となります。これらの取組みはあくまで選択肢としての例示であり、脱炭素に繋がる行動のきっかけとなる例として紹介しています。

カーボンフットプリント削減効果

出典:Ryu Koide, Satoshi Kojima, Keisuke Nansai, Michael Lettenmeier, Kenji Asakawa, Chen Liu, Shinsuke Murakami (2021) Exploring Carbon Footprint Reduction Pathways through Urban Lifestyle Changes: A Practical Approach Applied to Japanese Cities. Environmental Research Letters. 16 084001
小出 瑠・小嶋 公史・南齋 規介・Michael Lettenmeier・浅川 賢司・劉 晨・村上 進亮(2021) 「国内52都市における脱炭素型ライフスタイルの選択肢:カーボンフットプリントと削減効果データブック」

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