春のいきもの観測情報(3月~5月頃)

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ページ番号1004328  更新日 2023年5月24日

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令和3年度の情報

  • ※投稿の修正や削除等により投稿番号に欠番が生じている場合があります
  • ※種名が不明なものや、季節的ではないものは、「多摩の自然ギャラリー」に掲載する場合があります
令和3年3月~5月頃に観測された情報

番号

発見日

発見場所

いきもの(または様子)

コメント

写真

29 3月17日 さえずりの森 ニリンソウの花  
30 3月20日 豊ヶ丘南公園 キンクロハジロ(メス) カルガモ、マガモもいました
31 3月20日 豊ヶ丘南公園 キンクロハジロ(オス)  
32 4月19日 貝取4丁目 キマダラカメムシ 団地の階段にいました
41 5月20日 貝取4丁目 ナワシロイチゴの花 今年も元気に咲き、おいしい実になりました
51 4月28日 桜が丘公園 児童公園 たぬきコース タヌキ 何度か見かけていました。
この日は、すぐそばを通ったけれど逃げなかった

令和3年3月のいきものギャラリー

令和3年4月のいきものギャラリー

令和3年5月のいきものギャラリー

令和4年度の情報

  • ※投稿の修正や削除等により投稿番号に欠番が生じている場合があります
  • ※種名が不明なものや、季節的ではないものは、「多摩の自然ギャラリー」に掲載する場合があります
令和4年3月~5月頃に観測された情報

番号

発見日

発見場所

いきもの(または様子)

コメント

写真

81 3月9日 大栗川 霞が関橋と東寺方橋の間 モンキチョウ(オス) モンキチョウの初見です。タンポポで吸密していますが、縁毛が痛んでないので、昨日、今日に羽化したものとおもわれます。去年より1ヶ月遅く、まだかまだかと1日おきに出かけていました。これで今年のチョウのシーズンが幕開けします。
82 3月10日 大栗川 霞が関橋と東寺方橋の間 モンキチョウ(メス) 昨日と同じ場所へチョウを見に行った。10数頭ほど飛んでいたが、2割ぐらいがメスのようだ。そのうち止まっている1頭が尾端を曲げて産卵行動をしていた。卵を確認することは出来なかったが、次世代への命を繋いでいる。
83 3月10日 大栗川 霞が関と東寺方橋の間 ヒメアカタテハ モンキチョウが出てきたので、そろそろ見られるかと期待していたら1頭だけ飛んできました。初見ですが、成虫越冬するので新生チョウかどうか判断がむずかしい。まだ吸密源が少ないので、先日投稿したタンポポと同じ花にきました。今年は出現時期がおそいので、これからいろいろなチョウが次々と出てくると思われます。
84 3月13日 古茂川雨水排水ポンプ場 コブシ 1輪だけ咲き始めましたが、他の蕾もすぐ咲き始めるでしょう。
85 3月13日 古茂川雨水排水ポンプ場 モンシロチョウ 羽化したてのきれいなオスで、今年の初見です。ごく普通種ですが大栗川沿いでは発生数が多くありません。年に数回川が増水したとき、遊歩道より下に生えるアブラナ科の植物が水没することが影響しているかもしれません。
86 3月15日 大栗川 霞が関橋と東寺方橋の間 ヤマトシジミ 気温が上がったので、春のチョウが一斉に出だした。普通種だが、羽化したてのきれいな個体だった。
87 3月15日 大栗川 霞が関橋と東寺方橋の間 ベニシジミ 新生チョウで、これを見ると春を感じる。橙赤色の翅表は他のチョウに比べると派手にみえる。
88 3月15日 大栗川 霞が関橋と東寺方橋の間 キタテハ 暖かさにつられて、成虫越冬明けの個体か?春の大栗川沿いで見られるチョウたちが出そろったようだ。
89 3月15日 大栗川 霞が関橋と東寺方橋の間 ナナホシテントウ 足早やに動きまわるので、写真を撮るのに一苦労。雑草の間から出てきたところを狙った。近くで6頭ほど見かけたので、このあたりで集団越冬していたかもしれない。
90 3月16日 乞田川 向ノ岡橋の下 アカミミガメ 冬眠から醒めたアカミミガメが4匹、日向ぼっこしていました。ゆるい流れの中にも、2匹が悠然と泳いでいました。外来生物の厄介モノだが、ここではすっかり定着しているようです。
91 3月30日 東寺方橋緑地 ムラサキケマン 林縁の日当たりの良いところで開花していた。有毒でウスバシロチョウの食草。
92 3月30日 大栗川 霞が関橋と東寺方橋の間 ヤセウツボ 地中海沿岸原産の寄生植物で、要注意外来生物に指定されている。キク科、セリ科、マメ科などの植物に寄生する。この写真のシロツメグサ(マメ科)は寄生されて養分を取られ、地面に近い葉が萎縮し始めている。
93 3月31日 都立桜ヶ丘公園 トゲアリ コナラの木にいました。
94 4月12日 瓜生緑地 ウラギンシジミ(メス) バスに乗って。少し遠出してみました。樹上でチラチラ飛んでいて、やっと止まったところを撮りました。鱗粉が取れて翅も傷んでいるので、ウラギンシジミの越冬明けの個体とおもわれます。
95 4月13日 多摩市桜ケ丘 タマノカンアオイの花 10日前にはまだ開花していませんでしたが、気温の高い日もありそろそろ咲くだろうと行って見ました。今日は4株に花が咲いているのを見つけました。カンアオイ類の花は茎の根元の部分に半ば落ち葉に埋もれて咲きます。どのように受粉し、できた種子がどのように拡散してゆくかについて良く判っていませんが、種子による拡散速度は年10cm程度と言われています。
96 4月16日 桜が丘記念病院の裏側 アケビ 写真で大きく開いているのは雄花で雄しべが見えます、上部で房状の小さな花が雌花です。病院沿いの道は良く利用していますが、花が咲いていたので気が付きました。秋にはアケビの実がなるか楽しみです。
97 4月19日 多摩南部地域病院の裏 ガビチョウ 道を歩いていたら、すぐそばの木で鳴いていた。目の周囲の白い模様が特徴。ペットとして輸入されたが鳴き声が大きいので敬遠され、放鳥されたり、火事で逃げ出して野生化し定着した。ちなみに、山と渓谷社の「日本の野鳥」には掲載されていない。
98 4月19日 中沢池公園 ニリンソウ 公園のなかに小さな群落をつくって咲いていました。東京都では準絶滅危惧種で、花のスプリングエフェメラル(春の妖精)と言われ、一本の茎から2輪づつ花茎をのばすのでこの名がある。中には、一本の茎から3輪の花茎をのばしているものも見られた。
99 4月19日 府中カントリークラブの敷地沿い(島田療育園側) ジュウニヒトエ 地味な植物だが日本固有種。花の一つ一つを見ると、下側の花弁が突き出たシソ科植物の花の特徴をみることができる。
100 4月26日 一の宮公園 ヒメウラナミジャノメ チョン、チョンと跳ねるような飛び方をします。これから晩秋まで見られます。
101 4月27日 豊ヶ丘南公園 ホウチャクソウ 釣鐘状のかわいい花が咲きます。他にアマドコロやナルコユリが似たよな花をつけ、山菜として食べられますが、本種は枝先に1~3個の花をつけ有毒植物です。
102 4月28日 市内の公園 キンラン・ギンラン 公園で写真を撮っている方に教えてもって、久しぶりに観察しました。両種ともラン科の植物で菌根菌と共生関係があるので、菌が繁殖しやすい安定した地質の落葉樹林内に生えます。菌根菌のいない自宅へ持ち帰っても枯死してしまいます。キンランは激減していて、環境省のレッドデータブックの絶滅危惧種2類に指定されています。写真は左がキンラン、右がギンランですが、開花時期はキンランの方がすこし早いです。
103 5月3日 中沢2丁目 ジャコウアゲハの雌 一昨年うまのすずくさを植えたところ昨年8月~9月にかけてジャコウアゲハの雌が飛来しました。今年は初めて飛来し卵を数個産み付けていきました。
104 5月4日 豊ヶ丘南公園 ヨツボシトンボ 翅の先端と中程に黒い部分があるのが名前の由来。東京近郊では減少傾向にある。
105 5月4日 豊ヶ丘南公園 ホソミイトトンボ 日本で越冬する3種のトンボのなかの1種で、越冬明けの産卵シーンの写真がとれました。オスが上空を警戒し、メスは掴まっている植物の組織内に産卵しています。西日本を中心に分布するので3種の中では低温に弱く、多摩市付近は分布の東端にあたると思われます。写真では大きく見えますが、全長3.5センチぐらいなので見つけにくいです。
106 5月19日 よこやまの道 エコプラザ多摩の裏手付近 クロヒカゲ(オス) 名前のとおり日陰の場所に可成りな数が発生していました。気温が上がってなかなか止まらず、撮影に苦労しました。やっと止まったのは高いところだったので、葉っぱかぶりとなってしまいました。
107 5月19日 よこやまの道 エコプラザ多摩の裏手付近 クロハナムグリ 見かけることの少ないハナムグリの仲間で、私も初めて見ました。特徴的な斑紋がありますが、同定に時間がかかりました。ハルジオンなどの花粉を食べます。
108 5月20日 大栗川 東寺方橋の近く アオスジアゲハ アカツメクサに吸密に来ていました。アゲハ類はなかなか止まらないので撮影が難しいのですが、なんとかシャッターを切ることができました。
109 5月23日 豊ヶ丘南公園 キムネクマバチ 全身が写っていないので残念、ハチのなかでは大型でずんぐりして羽音が大きい。オスは毒針を持たず刺すことはなく、メスは毒針があるが滅多に刺さない。そう判っていても、近くへ飛んでくるとつい避けてしまう。
110 5月24日 桜ヶ丘公園 ちょうの道 フタリシズカ ちょうの道を下って来て、日陰の林床にひっそりと咲いていました。
111 5月25日 よこやまの道 多摩ニュータウン市場の近く ホシハラビロヘリカメムシ 舌を噛みそうな長ったらしい名前で背中に二つの点があるのが特徴。ごく普通種の臭いカメムシで、これから発生の数が多くなる。洗濯物についたり、家の中へ入ってきたりする。
112 5月25日 よこやまの道 国士館大多摩キャンバスの近く アカシジミ 3年ぶりに出会いました。他の場所も含めて3頭見ました。橙色だが平地性のミドリシジミの仲間で、いよいよゼフィルス(ミドリシジミ族の愛称)のシーズンが開幕します。羽化して間がない個体と思われます。
113 5月28日 中沢池公園 ミスジチョウ 普通種ですが見かけることは少なく、久しぶりに見ました。モミジの木の上を飛んでいて、やっと地上に降りてきたところを撮りました。
114 5月28日 中沢池公園 テングチョウ(メス) 尾端を曲げて産卵行動をしています。エノキに産卵しますが、葉が青々として勢いのある木を選んで産卵します。翅の傷んだ母蝶が一所懸命産卵するのを見ると感動します。
115 5月28日 中沢池公園 ツマグロヒョウモン (オス) 毎年北の方へ分布を広げています。羽化したての綺麗な個体です。まもなくメスも出現するでしょう。
116 5月28日 永山3丁目の自宅網戸 ノコギリクワガタ 夜、家の網戸に飛んできました。5月末ですが暖かくもなってきてクワガタも活動しだしたのでしょうか。ちなみに去年はコクワガタのメスが飛んできました。
117 5月30日 一本杉公園 コシアキトンボ 公園の池でたくさん発生していました。なかなか止まってくれないので飛翔写真を撮りましたが、良くとれませんでした。しばらく待って、やっと止まってくれたところを撮りました。
118 5月30日 一本杉公園 ヒカゲチョウ 羽化して間のないきれいな個体です。付近でも数頭飛び回っていました。
119 5月30日 一本杉公園 左はキイロトラカミキリ 右は交尾中 伐採された木を見ていたら、何匹も出てきました。
120 5月30日 一本杉公園 ムサシアブミ 花の形が武蔵野国で作られていた鐙に似ているので、この名がついたらしい。関東以西に分布し、海岸に近いところに多いというので、海から30キロ以上離れた多摩市では珍しいかもしれない。2本の茎に尖った三つ又の葉を付け、茎の間に右の写真のような花が咲き、左の写真のようにトウモロコシ状の実をつけます。有毒植物なので取り扱いは注意を要します。
121 5月31日 よこやまの道 給食センター付近 ダイミョウセセリ ごく普通種だが、今年初めて撮れたので投稿しました。これからいろいろな種類のセセリチョウが現れてくるので楽しみだ。
122 5月31日 よこやまの道 給食センター付近 アカボシゴマダラ(メス) フワフワッと飛んできて、エノキの茂みの中へ入って行きました。良く見ると、赤班のない白化型のメスが産卵行動をしていました。産卵はエノキの幼木にすることが多いので、こんな大木に産卵するのは初めて見ました。1998年に中国から人為的に持ち込まれ、関東地方、山梨、静岡へと分布を拡げ、要注意外来生物に指定されています。
123 5月31日 よこやまの道 エコプラザ多摩付近 ミズイロオナガシジミ 山道の傍らにヒッソリと止まっていました。写真では大きく見えますが今まで見た中では1番小さい個体で、うっかり見過ごすところでした。先日のアカシジミに次いで2番目の平地性ミドリシジミ族になります。
124 5月31日 よこやまの道 エコプラザ多摩付近 スジグロシロ(メス) 左右とも同一個体。左のヒメジオンに止まる姿は翅裏が黄色味を帯び、翅の付け根に橙色のアクセントがきれいでした。右はオスに追われて草むらへ飛び込み、翅を広げ、胴を上げて交尾拒否していたので翅表が撮れました。めったに翅を広げて止まらないので、この写真は貴重です。

令和4年3月のいきものギャラリー

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令和5年度の情報

  • ※投稿の修正や削除等により投稿番号に欠番が生じている場合があります
  • ※種名が不明なものや、季節的ではないものは、「多摩の自然ギャラリー」に掲載する場合があります

令和5年3月~5月頃に観測された情報

番号 発見日 発見場所 いきもの(または様子) コメント 写真
161 3月16日 新大栗橋下流部の河原 ビロードツリアブ 体長が8ミリ位の小さなアブです。 名前は、ビロード状の体毛とホバリングする様子が吊ってあるように見えることに由来します。 春先に発生し、突き出たような口吻で花の蜜を吸います。
162 3月20日 一本杉公園 ルリタテハ 越冬明けの個体と思われます。 昨年は見られなかったので、探していました。 出会えてホッとしました。
163 3月16日 大栗橋下流の河原 ツバメシジミ 痛みのない新生チョウ。 後翅に尾状突起があるのが見える。 暖かくてサクラの開花が早く、このチョウも比較的早く発生したと思われます。
164 3月20日 一本杉公園 シュンラン 林の日陰にヒッソリと咲いていました。 下側に蕾が見えます。 昭和30年代、多摩市のこのあたりは本種の多産地でしたが、最近はあまり見かけませんでした
165 4月2日 中沢2丁目 自宅庭 ジャコウアゲハの雄 昨年自宅で保護したジャコウアゲハの越冬蛹が今年初めて羽化しました。大小二頭とも雄でした。羽を動かしながら飛ぶ準備をしています。
167 4月5日 よこやまの道 エコプラザ付近 フデリンドウ 陽当たりの良い原っぱに咲いていました。 遠くから見た時、丈が小さいのでスミレと間違えました。
168 4月19日 中沢2丁目自宅庭 ジャコウアゲハの雌 今年初めてウマノスズクサに卵を産みに来ました。 今年は越冬さなぎが雄雌3頭づつわが家の庭から飛び立っているのでもしかすると里帰り出産かも…
169 4月10日 大栗川 シルバーセンター付近 シマドジョウ カワセミが何かを咥えて飛び上がってきたので、写真を精査したらシマドジョウを咥えていた。 ドジョウ類の棲息環境が悪くなっているのに、こんな身近にシマドジョウがいてビックリした。 獲物が大きかったのか咥えたままいたが、しばらくしてやっと呑み込んだ。 写真の写りが悪いので証拠写真です。
170 4月27日 一の宮公園 ヒラタアオコガネ 体長1cmぐらいで関東地方以西に分布するが、北上して分布を広げている。 体の周囲に淡褐色の長い毛がモジャモジャと生えている珍しい種類だが、この写真ではちょっと見えずらい。
171 5月9日 原峰公園 クロスジギンヤンマ 小さな池の上をぐるぐる回るように飛んでいるのを見つけた。 飛翔中を連写で何とか証拠写真を撮った。 この池は冬季に干上がるので、他で羽化したものが飛んできたのだろう。

 

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