よこやまの道
- 所在地
- 多摩市諏訪6-1-2
- 駐車場
-
無
地図
- 最寄り駅
唐木田駅から徒歩約10分
多摩センター駅から徒歩約35分
永山駅から徒歩約35分
- 「多摩よこやまの道」パンフレット(表) (PDF 3.6MB)
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「多摩よこやまの道」パンフレット(裏) (PDF 3.3MB)
※パンフレットの配布は市民経済部 経済観光課で配布しています。
詳しくは「観光関係マップの紹介」をご参照ください。 - 観光関係マップの紹介
横たわる美しき尾根のシルエット
多摩丘陵は武蔵の国府(府中)から眺めると横に長く連なる山々でした。
夕暮れ時にシルエットとして浮かぶその美しい姿は、まんようじだいの人々から「多摩の横山」、「眉引き山」などとも呼ばれていました。
はるかな都へ「横山の尾根道」
多摩丘陵の尾根道に当るこの道を「多摩よこやまの道」と名付け、散策路として整備しました。この尾根道は古代より武蔵野と相模野の双方を眺められる高台として、また西国と東国を結ぶ交通の要衝として活用されてきました。
この東西に伸びる尾根筋には鎌倉古道(古街道)が南北に交差し、その痕跡が各所に残され、またさまざまな伝説等も語り継がれています。
古代~中世~江戸時代に渡って政治、軍事、文化、産業、社寺参詣などを目的として、東国西国間の交易を行う商人や武士団、諸国霊場を行脚する巡礼者や都の貴人・官人、また幕末には新選組ゆかりの人々も行き来したと推測され、歴史とロマンを感じることのできる道です。
万葉のロマン 防人・見返りの峠道
万葉集では望郷や別れを惜しむ道筋として「多摩の横山」が詠われています。古代、国防警備の目的で北九州に配置された防人という兵士たちは東国から陸路で都へ、さらに難波津(現在の大阪府の海岸)から船で瀬戸内海を通り九州へ向かいました。再び生きては戻れない覚悟の彼らが、この「多摩よこやまの道」の尾根で故郷を振り返りながら、家族との別れを惜しんだ姿が浮かんできます。
多摩丘陵 里山の自然
「多摩よこやまの道」の尾根道は暮らしの道でもありました。農林業が生活の中心だった時代には、多摩丘陵一帯に田園風景が広がっていました。「多摩よこやまの道」には多摩の農村風景が所々に残されています。多摩丘陵の南側(町田市、川崎市)、北側(多摩市、八王子市)の両岸を眺めながら、尾根沿いに残された里山ともふれあえる道です。
歴史監修 宮田太郎
散策の約束 次の約束を守って楽しく散策しましょう
- ゴミは各自で持ち帰りましょう。
- たばこの投げ捨ては山火事の原因になります。絶対にやめましょう。
- 自然はみんなのものです。植物を採るのはやめましょう。
- 夜間の利用はご遠慮ください。
- 山道や木階段があります。また季節によりマムシやスズメバチが出ることがあります。十分に注意して散策しましょう。
- 散策ルートの近くには私有地があります。むやみに立ち入らないようにしましょう。
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公園緑地課 みどり担当2
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