胃のABC検査
血液検査で、血清ペプシノゲン、血清ヘリコバクターピロリ菌抗体を測定し、2つの値からABCDに分類、胃がんの発生リスクを調べる検査です。胃のABC検査は胃レントゲンに代わるものではなく、胃の健康状態を調べる検査です。
- 血清ペプシノゲン検査
血中に含まれる胃の消化酵素・ペプシノゲンの量を測定する血液検査です。ペプシノゲンが陽性の場合、胃の粘膜の萎縮の程度を知ることが出来ます。萎縮の強い人は胃がん発生の確率が高いといわれています。 - 血清ヘリコバクターピロリ菌抗体検査
血中に含まれるピロリ菌抗体を測定し、胃の中にピロリ菌が存在しているかを調べる血液検査です。抗体が一定量以上ある場合には陽性となり、ピロリ菌の感染があると考えられます。ピロリ菌に感染していると胃がんの発生にかかわりがあるといわれています。
※胃のABC検査で、胃粘膜の萎縮はない健康的な胃粘膜と評価された場合でも、胃の病気にかかる可能性はあるため、胃がん検診(内視鏡)を必ず受けましょう。
対象
令和7年4月1日~令和8年3月31日までの間に40歳から49歳の誕生日を迎え、過去に検査を受けたことがない方
(昭和51年4月1日~昭和61年3月31日生まれの方)
ただし、以下に該当される方は、検査対象外となります。
(多摩市医師会基準)
- 胃全摘出術を実施した方
- 検査前1ヶ月の間に胃酸分泌抑制剤を内服した方
- ピロリ菌除菌治療をうけ、除菌済みの方
期間
令和7年5月1日から令和8年1月31日まで
検診内容
問診・血液検査(血清ペプシノゲン、血清ヘリコバクターピロリ菌抗体の測定)
費用
500円(医療機関でお支払いください)
※生活保護受給世帯の方には、自己負担額の免除制度があります。
持ち物
- 個別通知の封筒
- 費用
- 保険の資格が確認できるもの(保険証・マイナンバーカード・資格確認書等)
※40歳の方は4月末頃に通知を送付。41歳から49歳の方は、過去に検査を受けたことがない旨を医療機関に伝えて受診。
※内服中の薬がある方はご持参ください。胃酸分泌抑制剤を内服中の方は検査はうけられません。
申し込み方法
指定医療機関に直接、受診の予約をしてください。
※視覚障がいのある方やご不明な点がある方は健康推進課(042-376-9139)までご連絡ください。
検診実施医療機関一覧
医療機関一覧については次のリンクからご確認ください。
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多摩市けんしんガイド
※リンク先のPDFファイル「多摩市けんしんガイド」の2ページ目に実施医療機関一覧があります。
このページに関するお問い合わせ
健康推進課(健康センター)成人担当
〒206-0011 東京都多摩市関戸四丁目19番5号
電話番号:042-376-9139 ファクシミリ番号:042-371-1235
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