多摩市国民健康保険糖尿病重症化予防事業について

ページ番号1002028　更新日 2023年3月20日

多摩市国民健康保険では、平成25年度より糖尿病重症化予防事業を行っています。

多摩市国民健康保険の医療費分析の結果では、糖尿病および糖尿病性腎症にかかる医療費は、非常に高額となっています。

糖尿病重症化予防事業は、糖尿病がある（または可能性がある）国民健康保険被保険者の皆様に対し、病状の進行を防ぎ、将来にわたって健康で自分らしい生活を維持していただくことを目的としています。

地域の医療職の連携による多摩市糖尿病重症化予防事業

多摩市では、平成30年度より地域の医療職（医師・薬剤師・保健師）が連携して糖尿病または糖尿病性腎症のリスクがある方への生活習慣改善をサポートする取り組みを始めました。

皆様の身近な薬局の薬剤師が、普段服薬しているお薬の相談だけでなく、食事や運動、その方にあった生活習慣の見直しについて一緒に考え、4～6か月間にわたりサポートします。支援は、主治医の指示に基づき行われますので安心です。

糖尿病は早期に適切な治療を受け、生活習慣の見直しを行うことで病気の進行を防ぐことができます。

対象の方には事業案内をお送りします。ぜひご参加ください。（かかりつけの医師や薬剤師から直接お誘いすることがあります）

※多摩市糖尿病重症化予防事業は多摩市医師会、多摩市薬剤師会等の協力で実施しています。

多摩市国民健康保険糖尿病重症化予防事業は、かかりつけの医師、調剤薬局の薬剤師、市の保健師等、皆様の身近な地域の医療職が連携して取り組んでいます。

参加者は、指定の会場まで足を運ぶ必要がなく、自宅近くの薬局で薬の相談だけでなく、食事や運動など生活習慣改善に向けた支援を受けられることが特徴です。

また、支援はかかりつけ医の指示に基づき行われ、参加者の取り組み状況についても随時情報共有されます。

かかりつけの薬局ができることで、4～6か月の支援終了後も、身近な医療機関でいつでも健康に関する相談ができる環境が整います。

特定健康診査等の健康診断の結果、血糖値の値が基準値を超えた場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

高血糖は、自覚症状がほとんどありません。しかし、放置しておくと血管がどんどん傷ついていきます。

眼の血管が傷つき、網膜症へ、腎臓の血管が傷つき、腎不全へ、血管の傷からできた血栓がつまり、心筋梗塞や脳梗塞へ、と高血糖が起こす合併症はとても重篤なものです。どの病気も発症すると皆様の生活全般に及ぼす影響が大きい、非常に怖い病気です。

しかし、早めに適切な治療を受け、生活習慣を見直すことで、これらの合併症の進行を防ぐとことができます。

検査の結果が気になったらまずは医療機関を受診しましょう。

血糖値の目安は以下を参照にしてください。

血糖値の受診判定基準
検査項目	基準値	要注意	要医療
空腹時血糖（mg/dl）	100未満	100以上 125以下	126以上
HbA1c （％）	5.6未満	5.6以上 6.4以下	6.5以上

多摩市内の糖尿病の相談ができるクリニックをご紹介します。

これまで、多摩市国民健康保険糖尿病重症化予防事業に参加いただいた方にお手紙をお送りしています。

食事のポイント、運動のポイントを掲載するとともに、糖尿病の専門医から、患者の皆さんに向けたメッセージや糖尿病に関する最新情報もいただいています。

生活習慣改善は継続することが重要です。皆さんの健康生活にむけた取り組みにお役立てください。

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保険年金課国保担当
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