多摩市自治基本条例施行1周年記念キャンペーン

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア

ページ番号1005176  更新日 2023年3月16日

印刷大きな文字で印刷

自治基本条例の誕生1周年を迎え、多くの方に自治基本条例の存在を知っていただけるよう、パネル展示と買い物や通勤・通学でにぎわう市内4駅でキャンペーンを実施しました。

パネル展示

1.場所・期間

  • 市役所正面ロビー
    平成17年8月1日~31日
  • 駅頭キャンペーン会場
    平成17年8月4日、6日

2.内容

  • 市民案から始まった まちづくりのルール(策定の経緯)
  • あれから1年…(「多摩市市民自治基本条例をつくる会」代表 大津山壽久氏から1周年のコメント)
  • 多摩市はこんなまち(新聞、雑誌記事)
  • 市民の作ったまちの地図

パネル展示の解説

写真:パネル展示の様子1

写真:パネル展示の様子2

市民案から始まった まちづくりのルール(策定の経緯)

市民有志の会「多摩市市民自治基本条例をつくる会」からの提案、行政の検討、議会での修正の経緯を示しました。

あれから1年…(「多摩市市民自治基本条例をつくる会」代表 大津山壽久氏から1周年のコメント)

市民が要望・要求型のレベルから参画・協働の道を示した最高規範条例です。
行政は「市民にとって分りやすい」情報を市民に提供しなければならないし、議会は「私たちのまち」の自治を発展させるため、行政を監視・監査しなければなりません。
市民は主権者として堂々と、臆せず、挫けず、自分たちのまちづくりに努め、さまざまな市民参画の手法を使い、「福祉の充実」や、「豊かな自治社会」を市民自らの手で築きましょう。

多摩市市民自治基本条例をつくる会 代表 大津山壽久

多摩市はこんなまち(新聞、雑誌記事)

平成16年度の多摩市の「市民参加度」全国で1位(日経新聞 平成16年10月4日)、「行政サービス度(総合)」7位、「子育て環境」11位(日経グローカル2004年No.15)など、外から見た多摩市の姿を示しました。

市民の作ったまちの地図

市民が自ら行うまちづくりの例として、地図を展示しました。
街の宝物探検隊:多摩市立鶴牧・落合・南野コミュニティセンター(トムハウス)運営協議会。数種類ある地図の一部で、トムハウスにて見本展示、販売中。
わが街のお宝探検:多摩市立貝取コミュニティセンター(貝取こぶし館)運営協議会。既に在庫のない貴重な1枚。貝取こぶし館で見ることができます。
東西落合地区防犯マップ:東落合小・西落合小・落合中学校のアンケートをもとに、地区委員会が作成。警視庁 防犯地域安全コンクール 安全・安心まちづくり部門最優秀。実物は畳2枚分の大きさのため、展示は縮小写真による。上記3学校及びトムハウスで見ることができる。

駅頭キャンペーン

1.日時・場所

  • 平成17年8月4日(水曜)18時~19時 唐木田駅前
  • 平成17年8月6日(土曜)10時~11時 聖蹟桜ヶ丘駅前
  • 平成17年8月6日(土曜)12時~13時 永山駅前
  • 平成17年8月6日(土曜)13時30分~14時30分 多摩センター駅前

2.内容

  • 市長の呼びかけ
  • 1周年チラシ、うちわの配布
  • パネル展示

駅頭キャンペーンの様子

目標は、「存在を意識してもらう」こと

これまで、会報の全戸配布、たま広報、新聞・テレビ・ラジオでの宣伝、説明会などでお知らせしてきたのは、どのような条例かという「内容」です。
今回目指したのは、条例を知らない方、あまり関心のない方が、「自治基本条例(じちきほんじょうれい)」の「名前」を耳で聞き、目で見て、少しでも意識していただくことです。
はっきりと区切りながら、短い言葉で自治基本条例の説明を繰り返す市長の声をバックに、チラシとうちわを配りました。「うちわちょうだい!」と寄って来る男の子の集団や、「ほら、ピカチューにもらってらっしゃい」と、よちよち歩きのお子さんの背中を押すおかあさんの笑顔に励まされました
キャンペーンを見に来てチラシ配りを手伝ってくださった方、チラシを受け取ってくださった、3000人の大人市民、1500人の子ども市民の皆さん、パネル展示を指して熱心に質問してくださった方、ありがとうございました。

(注) 多摩市市民自治基本条例をつくる会 会報『CITIZING』 6号まで発行。

配布チラシ(チラシ(大人用))

身近なまちづくりへの参画を考える材料として、「あなたの多摩市民参画度チェック!」を活用し、あなたの参画度を測ってみてください。

チラシ(子ども用)

多摩市第四次総合計画更新に当たり、子どもを対象に実施したアンケートから、一部抜粋したものを載せています。

こんな質問がありました

どういう条例ですか?

市民、市議会、市長をはじめとする市の執行機関が、それぞれの役割に応じて連携・協力し、自らの責任で決定し、行動し続けることで、豊かな多摩市を育てていくための、基本事項を定めた条例です。

条例ができて何が変わったのですか?

キャンペーンのチラシにありますように、条例に定められた参画制度の実施や、情報共有の拡大に努めています。まだまだ充分ではありませんので、市民の皆さんの知恵や力が活かせるよう、これからも努力します。

私は多摩市に住んでいないのですけど…

条例第3条に定義する「市民」とは、「市内に居住する者、働く者及び学ぶ者並びに市内で事業を営むものまたは活動する団体等」です。多摩市にご縁があって多摩市を良くしようと努めてくださる方は、誰でも市民です。

どうしてピカチューやパンダを着ているの?

「多摩市には、みんなで多摩市をよくしていこうね、という約束があるんですよ。それは、大人にも子どもにも大切な約束なんです。詳しいことを知るのはもっと大きくなってからでもいいけれど、約束があるということを知ってくれたらうれしいです。」

条例第4条の基本原則に「性別年齢などにかかわらず、市民一人ひとりの人権が保障され、その個性及び能力が十分に発揮されること。」と謳われています。子ども向けのアンケートに答えたり、地域や児童館のお祭りに参加したり、決まりを守ってゴミを持ち帰ったりしていることで、実は子どももまちづくりに参加しています。でもほとんどの子どもは、こんな条例があることどころか、この世に「条例」というものがあることも知りません。大抵の大人にとってすら、堅いイメージの「条例」は、縁の薄いものでしょう。

親しみやすいキャラクターや動物で少しでも印象に残ってほしい、内容はわからなくても自分たち(子どもたち)にメッセージが向けられていると感じてほしい、と考えました。よちよち歩きの子がピカチューからうれしそうにもらったチラシに興味を抱いた方、改札を出たとき子どもにワイワイと囲まれているパンダを見て「何だろう」と思った方もいたかもしれません。

大人は、自分の意志で市長の声に耳を傾けたり、展示に見入ったりできます。それだけではなく、子どもも含めた市民皆さんのための条例だと、お伝えしたかったのです。

写真:条例をアピールする様子
条例をアピール

〇〇はどこにあるの?/〇〇説明会はいつ?/選挙の日程は?/〇〇問題はどうなっているの?

道案内や市の事業についてのお問い合わせが多数寄せられました。情報の共有について課題があると感じました。

(注)多摩市市民自治基本条例をつくる会 会報『CITIZING』 6号まで発行

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

協創推進室 市民自治・コミュニティ担当1
〒206-8666 東京都多摩市関戸六丁目12番地1
電話番号:042-338-6803 ファクシミリ番号:042-337-7660
電話番号のかけ間違いにご注意ください
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。