先輩職員インタビュー(3)

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ページ番号1005503  更新日 2023年3月15日

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事務職 教育部学校支援課 Sさん(平成30年度入庁)

写真:学校支援課職員1

現在の業務内容

学校支援課では、「就学・転出入の手続き」や「学級編制」、「保健・環境衛生」、「学校給食費管理事務」、「就学援助奨励制度」、「通学路の安全点検」等の面から多摩市の小中学生や教職員が安心・安全、健康に学校生活を送れるようにサポートしています。その名のとおり、「学校」を「支える」ことができるよう多岐にわたって業務しています。
その中でも、私は保健・給食係で学校保健担当として、児童・生徒の健康診断の運営事務(学校と医師の日程調整、健診器具の購入など)や環境衛生(プールの水質検査、理科室の薬品管理検査など)、感染症対策(新型コロナウイルス、インフルエンザ、結核など)に関する事務を行っています。学校に行くことも多いですし、学校の先生方や、医師、薬剤師と関わることが多いのが特徴かなと思います。
今年度(令和2年度)を振り返ると、どこの部署も同じだと思いますが、新型コロナウイルス感染症対策に追われた一年でした。政府からの緊急事態宣言により、多摩市立小・中学校では一時臨時休業があり、年度末から調整、計画していた学校の教育活動が例年通りとはいきませんでした。私自身も児童・生徒の健康診断等の日程や実施方法等を一から見直す必要があり大変でしたが、学校や医師会等のご協力を頂きながら、実施することができました。
また、学校での感染症対策(検温や手洗い、消毒、換気方法等)について、国や都から発出される通知等を基に、保健所や市内の医師、薬剤師といった専門家と学校の先生方の意見を聞きながら、上司に相談、確認のうえ決めていきました。あわせて、学校で発熱者が出た場合、濃厚接触者、陽性者が発生してしまった場合…など想定されるさまざまなケースを考え、学校での対応マニュアルをフロー図にまとめました。

写真:学校支援課職員3

写真:学校支援課職員2

仕事する上で大切にしていること

「最後まで話を聞く」ことです。
新卒で入庁して教育委員会に配属された時は、教育に関する知識は0でした。しかも、担当になった保健分野は、専門的な知識や用語が多いので、聞くこと全て勉強だ、まずは最後まで話を聞いてみよう、と思ったんです。
また、自分は医療機関と学校の間をつなぐ役割を担っているので、いろいろな意見を丁寧に汲み取った上で、それぞれの要望に対してベストな方法を見つけることも大切にしています。難しいと感じることもありますが、節目で、ねぎらいの言葉や助かったと言ってもらえると、「やって良かった」と思えますね。

入庁して感じたギャップ

市役所の仕事はいろいろなものがあるんだな、自治体職員の仕事って本当に幅広いんだな、というのが驚きでした。同期や先輩方の仕事内容を聞いてもそうですし、「どれも市民の生活を支えているんだな」という実感が持てました。
また、健康診断一つとっても、実施前の準備から事後フォローまで、医師会から学校の先生、歯科医、栄養士などさまざまな人が関わっています。市民の生活をより良くするために、さまざまな人が、今まで思いもつかなかった場面で頑張っているんだ、ということが分かりました。

多摩市の魅力

健診や環境衛生検査の関係で、車で学校を回る機会が多いのですが、多摩市の緑がたくさんあって、きれいな街並みを見るのが結構好きだったりします。

また、健幸まちづくりを市政の大きな柱として掲げていますが、学校保健を担当する中で、医師会や薬剤師会などいろいろな関係者から「もっと子どものたちのためにできることはないのか」「できる限りのことをやっていこう」と感じることがあり、この団結力は、多摩市ならではだなと思います。

未来の仲間へメッセージ

市役所には多岐にわたる仕事があって、入るときには、自分が何を担当するかはわからないけれど、必ず、「市民を支えている」というところに繋がっていることを実感できると思います。本当に細かいことにも職員が関わっていて、新しい発見がたくさんあります。それがやりがいにつながっているかな。

写真:学校支援課職員4

このページに関するお問い合わせ

人事課 人事・人財育成係
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