先輩職員インタビュー(4)

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ページ番号1005504  更新日 2023年3月15日

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技術職(建築技術) 企画政策部施設保全課 Hさん(平成29年度入庁)

写真:施設保全課課職員1

現在の業務内容

市で所有している建物の設計や工事、保全業務を行っています。設計は施設保全課内で行いますが、規模によっては業者に委託し、設計内容や工事の進捗状況の確認を行っています。また、建物は建てて終わり、というわけではなく、今後いつ改修工事を行っていくかという「保全計画」の策定も行います。
担当している業務で、特に多く関わっているのは学童クラブの新設です。市で所有している建物は、維持保全がメインで新たに建てるケースは少ないのですが、近年の社会情勢により放課後学童クラブの整備を推進するため、入庁1年目の時からこれまで5回、学童クラブの新設に携わってきました。

学童クラブ新設にあたっての大まかな流れ

  1. 児童青少年課より、施設保全課へ学童クラブ新設の依頼
  2. 児童青少年課から要望を聞いて、基本設計を実施
  3. 詳細な設計を専門業者へ委託、内容を調査
  4. 工事着工、監督業務(現場の進捗やトラブル等への対応)
  5. 新設!

設計業務では、利用者目線と市としての立場の両方を大事にしたいと思っています。限られた財源の中で、いかに利用者が使いやすい施設になるかを考えています。また、工事の際には、周囲の住民の方へ振動や騒音が発生することをお知らせするなど、丁寧な対応を心がけています。

写真:施設保全課職員2

やりがい

一番やりがいがあったと感じたのは、入庁1年目から2年目にかけて担当した東落合小学校の学童クラブです。
入庁1年目の時は、建築職の先輩と2人で担当していましたが、入庁2年目になったタイミングで、1人で担当することになったときが大変でしたね。既に設計業務は終わっていたので、あとは工事を実施する、という段階でしたが、それまで先輩についていって確認していたことを、自分主体で動かなくちゃいけなくて。一から考えて工事を進めていくのがとてもやりがいがありました。

また、当時は、分からないことばかりで大変でしたが、建物が少しずつ建っていく過程を見れたり、工事が終わってオープンして利用者に喜んでもらえた時は本当に嬉しかった。
頑張って考えた間取りを、とても良いね、またこんな風に作ってほしい、と言ってもらえたんですが、これは施設保全課職員の醍醐味ですね。

今は入庁4年目、ということで、経験を積んで、以前よりスムーズに行うことができるようになりましたが、それでも知識が全然足りないな、といつも思っています。設計や工事で起きる工事は毎回毎回違って、いつになっても勉強が必要だなと思います。

写真:施設保全課職員3

写真:施設保全課職員4

入庁して感じたギャップ

規模の大きい、都市計画のような仕事に携わりたいと思って入庁しましたが、もっと市民の生活に近い仕事なんだ、と驚きました。

また、設計だけ、工事だけ、の担当というわけではなく、自分が作って、どのように使われて、さらにどのように建物が変化していくのかを見届けて、どのような修繕や改修が必要なのかというところまで携わることができる。市職員だからこそできる仕事だなと思います。

職場の雰囲気

入庁する前は、技術系は少しだけ怖いイメージだったんですが、和気あいあいとして笑い声が絶えない職場です。比較的、女性も多くて、働きやすいなあと思います。男性職員も育児休業を取られていたり、休みはちゃんととれますね。

写真:施設保全課職員5

多摩市の魅力

多摩市の魅力は、同期の仲がとても良いところです。4月の新任研修が2週間で宿泊研修もあるので、同期は50人くらいいますが、もちろん全員の顔と名前が分かります!仕事で困っている時に気軽に相談できる同期がたくさんいるのは、本当に心強いですね。

また、市役所は駅から遠いところにありますが、お昼は色んなお弁当屋さんのお弁当が選べるのが隠れた魅力です。市役所に食堂は無いんですが、職場のみんなで水曜日の海鮮丼を楽しみにしてます(笑)。

未来の仲間へメッセージ

学生の頃、習っていたことは基礎的な部分としては必要ですが、実務になるとほとんど通用しませんでした…。でも、大学で学んだことよりも、実際に設計をしたり、建物が建っていく姿を見たり、専門的な仕事をすることができて、入ってみたら、こんなに面白いことがあるんだ!と気づけました。

このページに関するお問い合わせ

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