気候非常事態宣言を共同で表明しました
[2020年9月1日]
ID:11305
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世界では、気候変動は避けることのできない緊急事態であり、もはや「気候危機」であると言われています。多摩市と多摩市議会はこの気候危機を防ぐために、気候が危機的な状況にあることを全市民と共有し、地球温暖化対策に積極的に取り組むことを目的として、多摩市気候非常事態を宣言するものです。
1.「気候危機」が迫っている事実を市民全員と共有し、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指します。
2.資源の有効活用を図り、使い捨てプラスチックの削減を推進します。
3.生物多様性の大切さを共有し、その基盤となる水とみどりの保全を積極的に推進します。
「気候非常事態宣言」後、最も重要なことは、気候が危機的な状況にあることを全市民と共有し、一人ひとりがこの気候の危機を「自分のこと」として考え、市民全員で取り組んでいただくことです。市や東京都では地球温暖化対策のためにさまざまな取り組みを行っています。皆さんも自分のできることから取り組んでいきましょう。
江守正多氏
国立環境研究所 地球環境研究センター 副センター長
1970年、神奈川県に生まれる。1997年に東京大学大学院総合文化研究科博士課程にて博士号(学術)を取得後、国立環境研究所に入所。2018年より同地球環境研究センター副センター長。専門は地球温暖化の将来予測とリスク論。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次・第6次評価報告書主執筆者。著書に「異常気象と人類の選択」、「地球温暖化の予測は『正しい』か?-不確かな未来に科学が挑む」。2012年度日本気象学会堀内賞受賞。
令和元年12月講演の動画をYouTube多摩市公式チャンネルにアップロードしました。
気候変動について詳しく解説されています。ぜひご視聴ください。(別ウインドウで開く)
多摩市役所本庁舎の屋上に気象観測装置 POTEKA(ポテカ)(別ウインドウで開く)を設置しました。
気象観測装置 POTEKAでは、多摩市の気温や湿度などの気象情報をリアルタイムで確認することで、ゲリラ豪雨を避ける、熱中症予防を行う、日常生活に役立てることができます。
スマートフォンアプリ「My POTEKA」のダウンロードも行えます。
一般社団法人多摩循環型エネルギー協会が多摩市気候非常事態宣言を受け、令和2年8月22日にオンライン講演会「気候危機への取組みとコロナ禍からのグリーン・リカバリー」を開催しました。講演動画がYouTubeで公開されましたので、ぜひご覧ください。
地球環境戦略研究機関の浜中裕徳氏の講演のほか、多摩市からは浦野卓男副市長と藤原まさのり市議会議長よりメッセージを、また地球温暖化対策担当課長より多摩市気候非常事態宣言についての説明をさせていただきました。
多摩市役所環境部環境政策課環境政策担当
電話番号: 042-338-6831
ファクシミリ番号: 042-338-6857
電話番号のかけ間違いにご注意ください!
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