多摩のパパにインタビュー! vol.2

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ページ番号1013407  更新日 2023年10月27日

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パパインタビュー vol.2

今回お話を聞いたのは…

Mさんご夫婦(共に30代)
パパ… 修一郎さん(仮名) 介護職(趣味:バドミントン)
ママ… 京子さん(仮名) 会社員(趣味:カラオケ)
子ども…長女6歳・長男1歳

パパインタビュー vol.2(テキスト版)

「家事・育児は主にパパ担当」で安定

――まず、お2人にワークライフバランスの満足度と平日のスケジュールを書いて頂きました。修一郎さんの満足度は91%、結構高いですね。朝の保育園から夜の家事まで、主としてパパが担われていますが、91%の理由をざっくりお聞かせ頂けますか。

修(修一郎):平日は家事・育児の8割くらいは自分が担っている感覚で、別にそれを不満に感じていないので、まぁ、感覚的に90%以上満足しているかなと思って。

――この生活スタイルに至るまでいろいろ試行錯誤があったと思われますが…

修: 京子はバリバリ働きたい意思を持っていて、僕はそれを応援したいし、家事はきらいじゃないし、子どもたちと一緒にいられるのは嬉しいから、今の形になりました。ただ、最終的にこの生活スタイルになったのは、第2子が生まれてからです。京子が仕事に復帰して、所長を目指すためにもっと仕事に集中したいということで、僕が今の仕事に転職して、この生活になった感じ。

――残りの9%の不満ないし課題は、具体的には?

修:あと1日仕事を休めたら、もっと家事と育児をしっかりできて、自分も休めるのにな、と。京子は、仕事で頑張ってくれているのでそれはそれでいい。

――では次に、京子さんの満足度も95%、高いですね。

京(京子): おおむね、私の好きなように生活できている、という意味です(笑)。残りの5%は、職場や夫への不満ではなく…会社に仕事時間を拘束される職種ではないので自分でアポをとって予定を入れていくスタイルなわけですが、自分が仕事のスケジュールを入れ過ぎちゃっているということですね。今ちょうど家族がみんな体調不良で、しわ寄せで身体が疲れちゃっているという意味もあって、イレギュラーな疲れがあります(笑) 

――子どもとの時間の過ごし方に工夫などありますか?こういうことにトライさせたい、とか。

修:子どもと遊ぶ時間自体は無理しなくても作れているのですが、最近は長男が自分にくっついていることが多いんです。ママがいなければ、長女は長女なりに遊んでいてくれるんですが、意識的に長女と遊びたいなと思っていますね。2人で出かけたり。

京:夫婦どちらかが料理してどちらかが子どもたちの相手をする、というときには、意識的に、私が子どもたちの相手をする、というか子どもたちに相手をしてもらっています(笑)。長女がママっ子で、長男がパパっ子で、私が最近帰宅が遅い日が続いたから、長女と2人で一泊旅行に行こうかなとか。長男の方もいずれは、って思ってます。

――お2人とも朝から晩まで忙しく生活しておられますが、その中で息抜きタイムやリラックス方法などありますか?

修:長男が、僕の抱っこひもの中で寝ている時の顔がすごくかわいい。長女が寝るときに布団に入ってきてくっついてきたりしてくれるときに可愛いなぁ、リラックスするなぁと思いますね。あとは…子どもたちが寝た後の読書とかゲームの時間とかかな。

京:私は「人と会うこと」ですね。子供の寝顔はかわいいなと思いますけど(笑)。幸い、気楽に会えるママ友が多いので、ちょっと時間があればダメ元で誘ってみて、おしゃべりしながら元気が充電される感じです。

――それぞれが子育て生活を送る上で大事にしていることを教えてください。

修:自分も無理したくないし京子にも子どもにも無理して欲しくない。誰かに全部やってもらうのは気持ち的にラクではないので、あくまでもみんなでラクに生きたいです。後ろめたくないラク。

――京子さんはどうですか?

京:「迷わない」っていう事を最近大事にしています。仕事上、いろんなスタイルのご家庭を見るので、お母さんは家にいて「ご主人」は働いて家族を養わなきゃみたいな固定観念に直面することも多くて。そうすると「お母さんなのに子どもとの時間がとれないってどうなんだろう」と迷いもないわけではなく。でも身体は1つしかないし子どもたちと一緒にいられる時間には精一杯愛情を注いでいるし、私たちの家族のスタイルはこれでいいんだという自信をもっとしっかり持って生活していたいので。迷う時間を極力少なくしたいなぁ、と。

――子どもにとっては自分の育った環境が「常識」になりますものね。

京:私たちから育ったこの子どもたちがどう育つか楽しみだねって話をしているよね。

修:僕が育った環境とはだいぶ違うだろうし、長女と長男とでも違うだろうし、どんな人間になるのか興味深いよね。

子どもがかわいすぎて 「仕事なんかしてる場合じゃない」

――修一郎さんは、育児への積極的な意識は、妊娠・出産の前からありましたか?妊娠•出産を経て変化しましたか? 

修:僕の父親は、割と仕事人間だったので、育ててもらったことに当然感謝はしているんですが、あまり父親との思い出がないんですよね。だから自分は、そうではない父親になりたいなという気持ちは、なんとなくありました。とはいっても、学生時代は、例えば発達心理学に興味があって本を読んではいたけれど、育児について考えたりとかは、まだしていませんでした。それで大学を卒業して…結婚して転職して、長女が生まれて。かわいすぎて「もっと長女に関わりたい!」って気持ちが強くなって、いろんな巡り合わせも重なって、保育の仕事をするようになって、って感じです。だから転機は長女の誕生かなぁ。

――では、初めて育児をしてみて、想像と違って戸惑ったことなどありますか?

修:想像していたよりずっとかわいくて、仕事なんかしている場合じゃないと思った(笑)。こんなことなら、もっと勉強して短期間でもっと稼いでおけばよかった。在宅ワークの仕事を選んだりとか。

――修一郎さんのこういう姿勢や意識を、京子さんはどう思われますか。

京:尊敬します(笑)。育児については自分の目指したい像をはっきり持っていて、できるだけ近づけるように努力も工夫もしているし、私よりも注意深く子どもをみているし。それでいて、自分の至らない点も冷静に見ていて、決して他の男性に対してマウントをとることもなく、私のことも褒めてくれるし。

「散らかしたいだろうから」片付ける

――修一郎さんの印象的だった言葉やエピソードなどお聞かせください。

京:彼は、子どもが生まれたら、あまりにも子どもが可愛いから、毎日掃除をするようになったんです。でもその片付けの理由がびっくりで。散らかっているから片付ける、ではなくて、「子どもは、キレイになっているところから散らかしたいだろうから」片付けるんだって言われたときに、すごい考え方だなぁ〜って思ったのは覚えています。おかげさまで、今、家がすごくきれい(笑)。

修:仕方ないですよね、散らかしたいんだろうなーって思うので。だったら、散らかすには、片付いてないとできない。だから片付ける。もう長女はお片付けできるし。長男にしても、散らかすから、片付けができるようになるんじゃないか、とも思うし。

――お互いに「もう少しこうしてほしいな」っていう要望はありますか?

京:うーん、例えば、彼はお腹が減ると無口になるんです。「機嫌悪いの?」と尋ねると「別に」とか言いつつもっと無口になる。それは不機嫌ハラスメントだって思いながら、私もイラっとしちゃうことがあって。まぁ空腹ってことなんですけどね(笑)。普段は私がいつもしゃべっているので、私が少し黙ると、彼からいつも通りに振る舞ってくるので、最近は不機嫌に不機嫌で返すようにしています。

――要望ありましたね。じゃあ修一郎さんから京子さんへの要望は…京子さん、なにか思い当たるフシはありますか。

京:最近、パパが子どもたちに「片付けなさい」とか「髪を結びなさい」とか注意した時に、私が一緒になって「ほらパパが言ってるよ」とか注意しちゃうことがあって、それに対して一度「それはやめて。俺が一度注意してもきかなかったときにだけ言って」って言われたことがあって。でも意外に直せない(笑)。そこを直してほしいんじゃないかと。

修:まあそれはそうだね。いっぱいあるうちの1つ(笑)

多摩市は子どもの「大好き」がいっぱい

――多摩市のおすすめの場所を教えてください。

修:長女はロケット公園が好き。長男は多摩センター駅のバスロータリーが好き。バスと鳩が好きだから。先日は長女がスイミングに行っている間に、唐木田まで電車で行って、ちょっと歩いてバスに乗って多摩センター駅に戻ってきました。

京:へー!そんなことしてたんだ(笑)長女をスイミング連れていく担当だから知らなかった!

――京子さんの好きな場所は?

京:中央公園は家からちょっと距離があるけどテントが使えるので行けるときは行きたいと思っています。昔、朝4時に長女にお散歩に行こうって起こされて8時半まで中央公園をお散歩したのはすごく新鮮で良かったです。

修:ココリア5階の「おしごとカフェ キャリア・マム」は1歳の子がうろうろしても受け入れてくれる雰囲気があるから好きです。

――あーそうそう!遊びやすいですね。

京:おむつ交換できるトイレが店内にあるしね。

――では最後に、お互いの大好きなところをいくつでも。

修:出たとこ勝負みたいな行動力ね。彼女は考えたことをすぐに行動に移せたり、社交的だったり、僕にはないものをいっぱい持っているので頼りにしています。

京:まず「余計なことを言わないところ」。あと知的で思慮深いところ。あと見た目がいい。顔が好みで、すごくかっこいい。

――おおぉ…♬ ありがとうございました!
 

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