多摩のパパにインタビュー! vol.3

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ページ番号1013615  更新日 2023年11月28日

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パパインタビュー vol.3

今回お話を聞いたのは…

Eさんご夫婦(共に30代)
パパ… 智樹さん(仮名) 会社員(趣味:ゴルフ)
ママ… 洋子さん(仮名) 会社員(趣味:映画鑑賞)
子ども…長女1歳

パパインタビュー vol.3(テキスト版)

家事も育児もきちんと分担。子どもにはちゃんと関わっていたい。

――まず、お2人にワークライフバランスについて伺います。洋子さんの満足度は85%とのことですが。

洋(洋子): 結婚前は仕事に100%注いでいて、たくさん残業もしてっていう働き方だったんですが、出産して育休あけて仕事に復帰してみたら、とてもじゃないけれどそんな働き方できるわけなくて、仕事の出来に満足できていないし、周囲に申し訳ない気持ちもあり。

――なるほど、家事育児ではなく、仕事への満足度が85%というわけですね。

洋: そうですね、家事育児に関しては、仕事場はほんとに理解ある方ばかりで、最初から家庭を優先した方がいいって言ってくれていたので、何かあったらすぐ帰れるし、もう満足しているんですが、仕事が納得いくまでできていないっていう15%です。

――では智樹さん、満足度90%について伺えますか。

智(智樹): 8時に子どもが寝るので、僕が少し残業しちゃうと、もうその日は遊べもしないし会話もできないっていうこととか…あとはもう少し家事をいろいろきちんとしたいけれど、なかなか時間が足りないところとかが、満足できていない10%です。

――子育てや家事の分担に関して、共働きで忙しいお2人なりの工夫などあれば教えて下さい。

洋: なるべく仕事は家に持ち帰らないようにする、かな~。

智: 家事も育児も、どっちか一方に偏らないようにお互い心がけています。子どもが寝た後にドラマとか映画とか観たりする息抜きの時間もとれるように、気づいた方が家事をやる、っていう。
仕事は、帰る時間を決めた上で、何をどこまでやるかを考えるようにしています。

――智樹さんは、現在のこの生活スタイルに至るまでに、育児や家事への意識に変化はありましたか? 

智: 家事は一人暮らしの時代からやっていたし、結婚したからといって洋子に全部任せようとは思いませんでした。全部任せるのは自分としてもしんどいので。

――しんどい?

智: 洋子が家事やっているなら自分も何か責任もってやっていないと…例えばソファで寝てるなんていうのは申し訳ないし、どうしても違和感を感じてしまう。だから家事も育児もやるし、子どもに対してはちゃんと責任もって関わっていたい気持ちもあるので。もともとそんな感覚でいました。

――そういう姿勢が培われてきた背景について何か思い当たりますか?

智: もともと…かもしれないし一人暮らしの経験は大きかったかもしれません。実家にいたころは家事はしていなかったけれど、就職して地方に転勤してから一人暮らしで、料理は面白かったし掃除もむしろ趣味というかわりと好きだったし。

ママの負担は想像以上に重い。だから「自分が代われるもの」を見つける。

――では赤ちゃんが生まれて、初めての育児が想像と違っていたり、困惑することなどはありましたか?

智: やっぱり、どんなに2人で公平に分担しようと努力しても、母親の負担は重いんだな、と実感しました。夜中に授乳で起きるときも、僕はミルク作ることはできるけれど母乳での授乳は代われない。赤ちゃんもママじゃないとイヤな時はママを呼びますし。どうしてもママに代われないところが多くて、単純に2人で半分ずつに負担を分けられないんだ、っていうことには驚きました。

――そういう経験を経て、ご自身の行動はどう変わりましたか?

智: 授乳に関しては代われないし、そこは洋子が寝てていいよと言ってくれたこともあって、割り切って寝ることにしました。その代わり、他をきちっとやろうと思いました。とにかく代われるものを見つけようと思っていました。

――では洋子さんは、このパパの姿勢を見てどう感じていましたか?

洋: 周りの友達と話していると、こんなにも子育てに熱心な旦那さんがいるなんて!っていう反応で(笑)。出産前から、パパママ学級には絶対参加したい!と言って参加していましたし、離乳食教室にも彼が一人で参加していたし、健診もできる限りついてきてくれましたし、他の男性には見られないレベルだなと思ってます。産後も、なにか手伝えないか?って声をかけてくれる気持ちが嬉しかったな。授乳以外の家事はほぼ全部やってくれて、私のご飯もほとんど作ってくれていました。

――帰宅後に洋子さんのご飯を!?それはすごい!

智: ははは、最近できてないんです(笑)

洋: つわりで苦しい時も、やっぱり進んで作ってくれていて本当に助かったので、あの時は感謝しかなかった…。

――智樹さんの印象的な言葉やエピソードはありますか?

洋: 言葉…というよりは、率先して行動してくれていたので、「気づいたらすでにやってくれていた」っていう、その行動が印象に残っています。

――おおぉ…もう100点満点ですね♪

まっすぐなパパ、頑張り屋さんなママ

――話は変わりますが、多摩市のオススメスポットはありますか?

智: 中央公園かなぁ…あと、商業施設だったらココリアにはよく行きます。ご飯食べられて、おむつ替えもできて、歩き回れて親も楽しい。

洋: せいせき(京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター)にも行くことあります。おむつ替えできて、大きくないけれど子どもが遊べるスペースありますし。

――お2人がお互いに改善してもらいたいところについて伺います。まず智樹さんが洋子さんに対して、もっとこうして欲しいところって思うところはありますか?

智: 洋子はほんっとうに真面目なので、完璧を求めがちだし、人にすごく気を遣うんですよ。なので、過剰にいろいろ気にするところとかは、やめた方がいい。

洋: う~ん、時短の中で自分の思うように仕事ができないっていうのも、そこまで気にしなくていいっていうね~。自分でも分かってるんだけど(笑)。

智: そうそう、今はそういう時期なんだから。どっちかっていうと家で娘のためにどこまでできるかを気にすべき時期というか。それでたまにすごく疲れてる時とかあるんで、心配です。

――逆に、洋子さんが考える智樹さんの改善点は?

洋: 寝かしつけをしながら寝落ちしちゃうところですね~、何度起こしてもほんっとに起きなくて(笑)、風邪ひくんじゃないかと心配で。次の日の朝「喉が痛い」とか言ってたりするし、自分の体調管理だけは、そこだけは〜。

――子育てが終わった後の楽しみはありますか?

智: うわ~~、それは楽しみというより寂しさの方が大きい!(笑)

洋: でもやっぱり旅行には行きたいよね。

智: そうだね旅行ね、子ども産まれる前はけっこう行ってたんですよね。…うーん、そうだよなぁ、成人するんだもんなぁ…(寂)

――確実に成人しますよ~(笑)、では最後に、お互いの好きなところを教えて下さい。

洋: もう、見てもお分かりの通り、まっすぐなところ。今までに出会ったことのないくらいのレベルのまっすぐすぎる誠実さとか、自分にはないところばかりなので、そういうところに一番惹かれました。あとは、私とはちがってテキトーさがなくて、スキがなく、計画的にやるところ。そういうところが、本当にすごい。かなわないなぁと。

智: 好きになったところは当初からずっと変わっていないですね。やっぱり、子どもの為にも一生懸命だし、真面目だし、人思いだし、優しいし。

――素晴らしい♪ありがとうございました!

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